WINDING ROAD

在宅介護という名の過酷にして壮絶な終わりなき戦いの日々 そこに自分の発病という新たな局面が 荒野に俺は一人だけ(笑)
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周知のところとなる筈が

ダンナさん骨折騒動記 4

じゃっくは、男性の割には、指が細く長い(爺様の手とそっくり)のだけれど、

今、ギプスの先から覗いている指先は、別人のようにパンパンに腫れ上がり、肌の色も黒ずんで茶色っぽい。

痛みはあまり無いようだけれど、肘上から掌部分まで、がっちり固められたギプスが重くてしんどいそうな。

この日の、ワタシ達の夕食(爺婆様とは別メニュー)は、幸いな事に、中華の鉄人陳健一の陳さん麻婆豆腐だったので、左手スプーンで完食。

食後、消炎鎮痛剤のソレトン80と胃腸薬のレバミピド100を服用。

一週間分、毎食後服用で処方されているが、頓服だし、

体験記でも、最初は縋るように鎮痛剤飲んで、痛みに耐えていたけれど、日にちが経つにつれ、痛みは気にならなくなって、飲み忘れるくらいになったという人もおられて、必ずしも全部服用しなくても良いらしい。

入浴は出来ないので、ホットタオル数枚で身体を拭いて(爺様の清拭で手慣れてるから、拭いてあげようと思ったら、自分でやるというので放置)、下着を替え、

パジャマはユニ◯ロリラックスウエアだけど、ズボンは問題なく穿けるも、ギプスしてるので丸首トレーナーは着られず、上はフルジップのフリースで寝る事に。

今日のところで分かった事は、上半身の着脱は介助が必要。開衿ボタンの服は不可。
下半身(ズボンとか靴下)の着脱は左手で一人で出来る。

で、就寝。

ギプスが重くて、あまりよく寝られなかったようだけど、左手だけでも洗顔や歯磨きは一人で出来るので、

ワタシは朝食の支度を整え、爺婆様が起きて来る前に朝食を済ませ、

6時30分に婆様がリビングに入って来て、白い三角巾で腕を吊ってる息子とご対面。

婆様「…怪我したの?」
じゃっく「実は、骨折してしまった。全治ニヶ月」
婆様「ええーっ!」

続いて、爺様を着替えさせ、洗顔、歯磨き、入歯装着し、POTEが車椅子でリビングに連れて来ると、

爺様は、息子が三角巾で腕吊ってることに
全く気付かず、出された朝食にがっつきましたとさ。(笑)

続く





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まず、予習

ダンナさん骨折騒動記 3

じゃっく「お前に申し訳なくてさ。車も運転出来ないし、字だって左じゃ満足に書けない。こんな年末の忙しい時期に、俺、お前の手伝いどころか、ウチの年寄り二人に加えて、俺までお前のお荷物になっちゃうなんて」

確かに、社内各人の負担は増加するとは言え、外部代写を手配したりして、何とかじゃっくの穴埋めが可能な会社に対し、

我が家はどう贔屓目に見ても、POTEの負担だけが倍増する訳で、

でも、まー、怪我しちゃったものはしょうがない。
それを責めても、怪我が早く治る訳でもないのだし、

POTE「…いいわよ、治るんだから」

そう言って、ケータイを切り、

失礼しましたと、何くわぬ顔で和室に戻り、途中だった仕事(明日着るものの確認とか洗い物回収とか)を片付け、

それじゃ、お休みなさーいと、和室を出る。

え?婆様に、骨折の件、言わないのかって?

はい、言わないです。
まだ、今のところ、ワタシも詳細がよく分かっていないし、

ただでさえ、入眠障害があって、デパスとドラール服用してる、心配症の婆様に、
可愛い息子が骨折しました、詳細はまだ不明 なんて中途半端な情報与えたら、一層心配して眠れなくなるのは必定。

どうせ、明日の朝には分かる事なんだから、慌てて悪い知らせを耳に入れる事は無いと判断。

で、リビングに戻って、先ずワタシがした事は、

PCで、「骨折 体験」「骨折 困った事」「骨折 あると便利なもの」の検索。

備えあれば憂い無し。
ガンバ!o( ̄へ ̄o)


で、皆さん、共通して、困った事の筆頭に上げておられるのが、ギプスの内側が痒い ということ。
(まー、そりゃ痒かろうけど、こればっかりはどうしようもない)

次に、お風呂。ギプスを濡らさず入浴するというのは、本当に至難の業らしく、ラップで包むわ、炭カルゴミ袋で包むわ、(腕の場合)ずっと腕を上げたまま、充分気を付けて湯に入るものの、結局、ギプスを濡らしてしまい、後でドライヤーで乾かす方が入浴より時間がかかったとか、
(大人に限らず、少年サッカーで、腕骨折しちゃった男の子もいて、お母様は本当に御苦労なさってました)

石けんとフレッサー派だったのだけれど、片手しか使えないので、プッシュポンプのボディソープとボディブラシが重宝したとか、

出勤時に、ネックストラップに、社員証からスイカから免許証までぶら下げておいたので、社員通用口や改札通るのがスムーズだったとか、

介護用のピンセット型箸で食事してたとか、

いやー、皆さん、涙ぐましい努力と工夫をしておいででした。

で、そうこうしているうちに、じゃっくさん帰宅。

白い大判の三角巾で右腕を吊って、申し訳無さそうにリビングに入って来たその姿に、

それでも、無事で帰って来た事に安堵し、同時に、ホントにトリプル介護(介助)が始まるんだと、身が引き締まる思いのPOTEでありました。





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経緯と内容

ダンナさん骨折騒動記 2

ダンナからの電話に、ちょっとスイマセンと、和室から廊下に出て、通話ボタンを押し、

POTE「はい、POTE。どうしたの?何で、メールじゃないの?」

じゃっく(ダンナ・仮名・本人はジャック・バウアーを気取ってるらすい)
「ちょっと、報告する事があって」

POTE「は?」

じゃっく「実は、骨折してしまった」

はい~~~~!?
∑( ̄[] ̄;)!!!

聞けば、納品の途中で転倒し、手を突いたところ、衝撃があり、見ると、右の前腕(下腕 肘から手首までの腕部分)が

への字に曲がっていた。
Σ(=∇=ノノヒィッッー!!


相手先の方(顧客)が驚いて、すぐに救急車を呼んで下さり、そのまま搬送。

最寄りの救急病院の整形外科のドクターに、骨折と診断され(つか、腕がへの字になってんだから骨折以外有り得ませんが)、レントゲン撮影。

前腕は橈骨(とうこつ Radius)と尺骨(Ulna)という二本の長骨で構成されており、
250px-Carpus.png
Illu_upper_extremity.jpg
1が橈骨、2が尺骨

太い方の橈骨が折れていた。

レントゲン撮影前、ドクターが「二本ともやっちゃってるかもしれないなあ」と呟いていたので、橈骨だけの骨折、しかも粉砕骨折でもなく、折れた骨の破片が神経を傷つけている様子もないことから、

この時点で、じゃっくは、最悪の事態は回避出来たと、内心ガッツポーズだったらしい。

まー、そら、足の骨折じゃなくて良かったし、橈骨尺骨もろとも折れて、粉砕破片が神経や筋肉組織に散らばってでも居たら、即手術のうえ、相当の長期治療とリハビリになっていたわけだから、良かったと言えば良かった訳で、

その後、口は悪いが腕は良さそうな整形のドクターが、への字の下腕をめきめきっと矯正し、
∑ヾ(≧□≦*)ノ ウワッ!!

ギプスで、肘の上から掌の指の付け根までの下腕を固定。

全治6週間。

今日受診した救急病院は転倒した学校の最寄りの病院だったので、今後は会社の近所の整形外科病院で経過観察し、腫れの引き具合で、ギプスを短くしていき、リハビリに移行するだろうとのこと。

仕事中だったので、労災扱いになるのだけれど、会計の際、持ち合わせがなく、
(ちょっと足りないだけだったんですけど、労災だと現金扱いだけなので、クレジットもスイカも使えず)
「後日必ず清算に来ます」という誓約書に署名させられ、知らせを聞いて、病院に駆けつけてくれた会社の人と帰社。

それからが大変だった。

以前もちょっと書きましたけど、じゃっくは、卒業アルバム制作会社に勤めているカメラマンでして、

この時期、じゃっくが抱えている担当校の撮影スケジュールはびっしり詰まっており、

早朝から放課後まで撮影、夕方帰社してからは、やってもやっても終わらない、山のような事務処理で、朝は6時出、帰宅は10時過ぎなんてザラで、爺婆様とも殆ど顔を合わす暇がない多忙な時なので、

明日以降、その穴埋めをどう調整していくかで、上層部は大わらわだったらしい。

それに、いきなり、担当のじゃっくが怪我しました。代理の◯◯が撮影しますって言われても、相手先(学校)も困惑するだろうし、ある程度は代理撮影者と同行して、指示を出したり、学校側に対し、事の成り行きとお詫びと今後の撮影スケジュールについて、じゃっく自身が説明する必要もある訳で、

そんなに人員に余裕のある会社じゃないし、夫々が飽和状態で、頭から湯気立てそうな勢いで、自分の担当校の仕事と必死に格闘しているこの時期に、

自分の仕事と平行して、じゃっくの穴埋めに奔走することになってしまった会社の方々には、ワタクシ、家内として誠に申し訳なく、心からお詫び申し上げる次第でございます。

しかし、じゃっくの心配は、会社よりワタシのことであったらしく、

じゃっく「お前に申し訳なくてさ。車も運転出来ないし、字だって左じゃ満足に書けない。こんな年末の忙しい時期に、俺、お前の手伝いどころか、ウチの年寄り二人に加えて、俺までお前のお荷物になっちゃうなんて」

POTE「…いいわよ、治るんだから」

いよっ、太っ腹!と自画自賛しつつ、

続きます。




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その時、電話が鳴った

ダンナさん骨折騒動記 1

ことは、11/21(月)の晩。

爺婆様が夫々の通所からご機嫌良くお帰りになり、夕食、与薬、爺様に目薬点眼して、歯磨きして、パジャマに着替えさせ、

歯磨き・トイレの済んだ婆様のパジャマ着替えを手伝い、ポータブルトイレセット、眠剤の用意、翌日着る洋服の選別と、ベッドサイドのウェットテッシュが終わってしまったので、新しいのを詰替え、

婆様のお喋りに付き合っていたら、

ケータイが「電話です」と割って入った。
(ワタシのケータイの受信音は、音声設定なので、おねーさんの声でコールする)

今や、施設と病院とケアマネと、ダンナの帰るメールしか掛かって来ない、介護専用ケータイに、誰がこんな時間(PM20:00)に掛けて来たのかとモニター見たら、発信者はダンナだった。

ちょっとスイマセンと、和室から廊下に出て、通話ボタンを押し、

POTE「はい、POTE。どうしたの?何で、メールじゃないの?」

じゃっく(ダンナ・仮名・本人はジャック・バウアーを気取ってるらすい)
「ちょっと、報告する事があって」

POTE「は?」

じゃっく「実は、骨折してしまった」

はい~~~~!?
∑( ̄[] ̄;)!!!


無反省に、でか文字使って(笑)
続く



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予告

次回から、新章突入。

タイトルは「ダンナさん骨折騒動記(仮題)」


乞うご期待。

(ワタシは元気です)
(ただ、ちょっと忙しいです)
(お返事、もうしばらくお待ち下さい)





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