2017 / 09
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タイトルは米国作家オグ・マンディーノの言葉です。


クローズアップ現代「どうする介護離職~職場を襲う“大介護時代”~」→

皆様ご覧になられましたでしょうか。
(HPで、7分ほどの動画も見られるようです)

遅まきながら、企業も介護が会社とは無縁の問題ではない事実に気が付き、
貴重な人材が無為に失われかねない事態に対策を講じるべく慌てて動き始めたようですが。

まず、今一度確認しておきたいことは、
在宅介護は特別偉いことでも何でもなく、
勤労の一形態に過ぎないが、
家事労働(子育て含む)同様、価値も意義も有るけれど無償であるという現実。

番組内で紹介された主介護者はいずれも男性で、一流企業で勤務する方や、
かつて運送会社で真面目な勤務姿勢を表彰され、しかし今では新聞配達のバイトで申し訳程度の日銭を稼ぐ境遇の方、
施設入所でも、病院受診や治療方針、介護内容変更等ことあるごとに実子として同席、同意署名を求められ頻繁に呼び出される方もおられましたが、

どなたもご自身が主介護者になって初めて「介護」の過酷な実態、サポート体制の薄さに直面し、愕然としておられました。

…うーん…
でも、気の毒だなー、大変だなーと思いましたが、
(特に、仕事辞めて在宅してた方)
(自分しか居ないんだからとか、親を恨んじゃいない、そんなこと思ったら介護出来ないと言っておられましたが)
(そんな涙目で唇ブルブル震わせて、そんな強がり言ったって…)
(あの方が一番心配ですけど、それに触れるとどんどん脱線してしまうので、また後日)

正直、それはワタシを含め、今そして我が国の高齢問題の歴史の中で、嫁であり娘であり姉妹だった人達がある日突然渦中に投げ込まれ、

覚悟も熟慮もないうちに否応無く押し付けられて来たことでもあるからなあ…

介護はオンナの仕事 だの、
順番だの、
お役目だの ぬかして、

対処すべき問題から目を背けていたツケが来た というだけの気もします。


まあ、だから、昔なら俺は稼いでるんだぞと威張って、長男の嫁に「順番」「嫁の務め」「お役目」だと丸投げ出来たことが、

寿命が延びたことで、高齢者が増加し、夫の親も妻の親も同時に要介護者になる。
しかも、介護者世代も戦中戦後のように分担出来る兄弟が大勢居るわけではない。
年金問題同様、一人の高齢者を支える若い世代が、二けたから1~2人、
中には複数の高齢者を一人の介護者が見ている場合もあり、
それにより嫁・娘への丸投げが不可能となり、必然的に男性介護者が増加。
当然、会社と介護の両立など簡単に出来る筈もなく、離職。(←今ここ)

会社の中核となる40~50代の働き盛りが親の介護の為に無職になって、稼ぐどころか年金や生保を食い潰すって実態に気付いて、
企業も国も慌てたんだろうなあ。

「介護は愛ある家族の手で」って抜かしてた政治家は、このことをどう思ってるんだろう。

育児と違って、幾月経ったらこれが出来る、何年経ったらどんどん手が掛からなくなるって、介護じゃ有り得ないから。

同じようにスプーンでご飯を食べさせて、オムツを替えて、だけど子育てと介護は全く違うのだと、きっと今奮闘しておられる男性介護者の人は痛切に実感して苦しんでいるんだろうと思いますが、

でも、これで企業や経済界、自治体、国全体が漸く対策に重い腰を上げてくれるのであれば、
その労苦も無駄ではないと言いますか…

だって、結局ワタシら女性介護者があーだこーだ言ったところで、
女のヒステリー程度にしか聞いちゃ貰えないんですから。
(中にはうまうまと介護からばっくれただけのくせに、上から四の五の口挟む女性外野も居るしな)

番組中、「介護の為の両立支援制度」の内容がフリップで紹介されてましたが、

介護休業 1回93日
介護休暇 年5回
短時間勤務など

まあ、これは国の指導を元に本社本部が採用してる基本の大まかな制度で、
実際の現場では支社支店、部署の責任者と同僚の理解と協力の下、色々融通を利かせて下さったりしてると期待したいですが、
(それで揉めてるケースも相談広場等で散見しますし)
(○○さんだけ狡いとか、部署の人に申し訳ないとか)

この内容見ても、如何にも「お手伝い」的な日数の定め方ですよね。
奥さん(娘・姉妹)が大変だから、僕も出来るだけお手伝いします みたいな。

み月の休業と、年5回の休暇で何せーっちゅーんですか。


そういや、15年前、同居する時、うちのじゃっくさんも呑気に言ってたっけ。
「大丈夫、そんなに長生きしないから」

…~~┗─y( ̄◇ ̄[]ゝモシモーシ





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【高齢社会は】
長生きするって、なんなのでしょうね。
きんさんぎんさんの時代は100歳なんて珍しかったですが、今では驚くほどいらっしゃいます。

お元気な高齢者なら周囲も明るく接していられますが、介護者のほうが病気になって、苦しみながらも介護せざるを得ない事例も増えていると思います。

我が家も夫を癌で亡くし、要介護4の義母が残りました。
今は様々な介護サービスを利用できる時代ですが、POTEさんのおっしゃるとおり要介護者を支える人口が減少していて、医療はどんどん発達して寿命は延びるばかりです。
これって、幸せなことなんでしょうか?

ワタシが年をとったら、いったい誰が介護してくれるのでしょう?
自分なりに楽しみを見つけて前向きに生きたいと努力していますが、長生きはしたくないと痛切に感じています。
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【長生きがね~】
98歳でもまだ死にたくない父親。
お世話してても感じないみたい。

子供が親の世話をするのは当たり前だと思ってる
世代だからしょうがないわね。
自分が年をとったらホント、誰が見てくれるんだろう。
子供には全然期待なんかしてませんし、したくもない。

そう思うと不安だけが先走るのですが、長生きはしたくないですね。親を見てて長生きは罪、のように思えますよ。
【10/26 Tさま】
ダンナ(息子)さんなんてものは、嫁は殺しても死なない、親はいつまでも変わらない と本気で信じてますからね。
敵は老親じゃなくて自分の配偶者だったかも、だけど、そんな相手を選んだのは自分なんだよな〜という微妙などうどう巡り。
ともあれ、健康なくして幸せ無し。
どのような決断も選択も尊重されるべきとは思いますが、ご自身の健康を損なってまで守らなければならないものがあるのか、疑問です。
お大事になさって下さい。

コメント有り難うございました。
【>かたくりさま】
先の戦争で、本来巻き込むべきではなかった数万の学徒を無惨に死地に追いやった反省から、命は何よりも尊い、生きることは素晴らしい、命有る限り人は生きるべきだ という考えに傾いたことは当然のことでしたが、その結果、自由に動けなくなっても、薬漬けになっても、脳が壊れ、殆ど動物と化したような有様に成り果てても、「生きるべき」大義を振りかざし、国費とマンパワーを消費して「死なせない」努力を虚しく愚かしく重ねて来た、その結果が今日です。

全てに「時」がある。
生まれ出ずる時
戦う時 愛する時
やすらう時
永久に眠る時
死は非情で、悲しくて、忌むべきものでは有るけれど、その自然の摂理に逆らうことで、一層不幸や苦痛苦悩が助長されているような気がしてなりません。

コメント有り難うございました。
【>10/26 Kさま】
はじめまして ようこそいらっしゃいました。
POTEと申します。
お疲れさまです。通われての介護もご苦労が多いことと存じます。
今は婆様専属介護人に昇格?しましたが、去年まで要介護4、寝たきりではないけれどほぼ全介助、おシモ失敗頻発の爺様の介護もしておりましたので、当時は「暗渠の底の泥濘でもがいている」ような思いで居ました。
明けない夜は無い とか、冬来りなば春遠からじ と励まされる度、表面上は礼儀正しく同意しながら、腹の底では永遠の氷河期の真っ最中に居るみたいだよっっと毒づいていました(笑)。
親孝行、お役目、順番という麗しい称号を頂いたところで、腹の底にどす黒く渦巻く殺気を和らげることは出来ないですね。

しかし、親を送るという大仕事は、やりがいのある大きな務めだとも思うのですが、容易に心の闇に足下を掬われ易いのが難点です。
介護に真摯に向き合えば向き合うほど、自分の心の鬼や非道さとも直面することになります。
それは誰もが苦闘し、それでも乗り越えて来た壁のようです。

思うほどに迷い、進むべき道を見失いがちな介護ですし、まだまだワタシも真っ最中の身では有りますが、Kさまもいつの日か振り返った時、資格を得られた時と等しく、或はそれ以上のかけがえのない経験と人生における豊かな引き出しを得られておられることを願っております。

コメント有り難うございました。
【>みかんさま】
同感です。長生きしたって、そんな良いことないですよねえ(笑)。

思うんですけど、お客の側が「客は神だ」と言ったり、親が「子は親孝行して当然」と言ったりするのは、無粋に過ぎますね。
まあ、年を取って、虚勢を張るくらいしか出来ない人に、殊更底意地悪くすることもないかなと思いますが、やっぱり黒ーく呟いちゃいますね。
「何様だ」って。

コメント有り難うございました。
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POTE

Author:POTE
家族:
ダンナ(じゃっく・仮名)
子供なし
婆さま(ダンナ母・90才要介護4 脳梗塞で左麻痺の車椅子)
爺さま(ダンナ父・2012.9逝去 享年95才 最後は要介護4の車椅子)

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