去年9月に亡くなった爺様は、

元気だった頃の、俺さまキャラ、太陽が自分の回りを回ってる、取るに足らないことで激怒って相手を罵倒する瞬間湯沸かし器気質もすっかり影をひそめ(本人比)、

いつも謙虚で、丁寧で、いまだそれなりに自己中ではあるけれど、

時折、昼夜逆転、ご機嫌暴走もあったけれど、

平常時は、鬼嫁のすることにはいつも感謝してくれて、労ってくれた、

可愛い爺様でした。
( ̄ーÅ)ホロリ

が、



自分も何か役に立とう、という気持ちからなんですが、


油断すると、車椅子のブレーキを

自分で外してしまうものだから、
ε≡≡≡ヘ(l|i゜囗゜*)ノ゙ ぎゃぁぁぁ!


何度、肝を冷やしたことか。
ρ(`D´#)もぉぉっ!

車椅子停止中のブレーキは、安全上、基本中の基本で、

ショート中のリハビリでも、デイでも、勿論自宅でも、

何度となく、ベッドやトイレに乗り移る時は、必ずブレーキかけてから動いて下さいって言ってるのに、

認知症老人の悲しさか、その場は「はい、わかりました」といいお返事をしてくれますが、

本人、まーーーーーったく、わかってません。

で、ブレーキしないまま、ベッド移乗しようとして、毎回スタッフや嫁を慌てさせ、ブレーキして下さいと言い聞かせるのを繰り返し、

(デイの送迎で、車椅子用リフトでリフトアップしてる最中に、何を思ったか、いきなりブレーキ外して、その場に居た全員を恐慌に陥れることもしばしば)

(一応、固定フックとベルトは掛かってますが、それでも車椅子のブレーキはしょっぱなの大前提)

(自分の為に皆が色々してくれるから、これくらいは自分でやろうという、けなげな気持ちからなのですが)

(善意である分、始末に悪いというか、とにかく、誰がどう言おうと、何度言おうと、修正出来ませんでした)

(よりによって、ブレーキ外さんでも…)

(自分で危険リスク上げてるのって、どーなのよ)

デイやショートの担当スタッフが変わる度(異動も多いし、離職率も高いから)、
どうしても自分でブレーキを外してしまう、
何度注意しても理解出来ない、
ブレーキ掛けないのを前提で、周囲の者が先にうまく立ち回るしか無いと、

何度も連絡帳やショートの申し送りに書いたものです。
il||li _| ̄|○ il||l

で、

うちの玄関前のエントランスなんですが、

そんな大層なシロモンじゃ無いすけど、要するに玄関ドア〜4段階段〜舗装レンガ地面〜車道となってまして、

爺様の体力低下が顕著だった最後の頃は、理髪店のご主人が帰りを心配して下さって、

その頃は爺様名義で段スロープもレンタルしてたから、散髪終わったと電話を頂いて、支払いに走り、

次にトンボ帰りで自宅に戻り、スロープ(確か、2Mサイズだった)敷いて、

それを使って、理髪店ご主人が玄関前まで車椅子を上げて下さったので、
(*´∀人)ありがとうございます♪

後は玄関廊下にセットしてある室内用車椅子に乗せるだけだったので、凄く助かりました。
(しかし、改めて書いてみると、凄い重労働だったわ)

で、4段階段と車道の間の、レンガ舗装されてる部分なんですけど、

駐車スペースでもあるので、5M位あるんだけど、雨水が溜らないように車道に向かって低くなるよう、微妙に傾斜がつけてあるんですよ。
( ̄∇ ̄;)

はい、勘のいい方はお気づきですね。

ブレーキしないで車椅子置いておくと、緩やか〜〜〜〜に一人で後退して行って、

しかも、車道に近付くにつれ、加速するという恐るべき隠れトラップ。
(ノ゚ο゚)ノ オオオオォォォォォォ-(違います)


爺様がまだ外来受診出来てた頃、

4段階段下で、ブレーキかけて、

「鍵開けてきますから、待ってて下さいね」と声をかけ、

「はい、わかりました」と答えたのに、

(またよりによって、うちはダブルロック)上の鍵外して、さあ下も…と姿勢を屈めた耳に飛び込んで来る、

ガチャッという、ブレーキ解除の音。

∑( ̄[] ̄;)!ホエー!!



…ああ、思い出してもぞっとする。
(ノ_-;)ハア…

振り返ると、
ツツツ…とゆーーーーっくり後退してる車椅子に、総毛立って、

持ってる荷物全部放り出して階段飛び降りて、血相変えて車椅子にかじりついたのは、一度や二度じゃございません。

もー、かんかんに怒って、

車が来たら、跳ね飛ばされて死んじゃうんですよー!
わかってんですかーーーっっっ!!!!

とは言わず(多分)、必死にトーンダウンして(してたつもり)、

危ないからブレーキ外しちゃダメです!と説教垂れても、御本人は(何となくマズかったらしいということはわかっているものの、本当の意味は通じてないので)へらへら笑って誤摩化してるだけだったという…



…そんなこともあったなあ…と、
(すいません、漸く、婆様の床屋が終わった、現在時間に戻ります)

床屋さんを終え、爺様同様送って下さろうという有り難いお申し出を辞退し、
(婆様は4点杖と介助で階段昇降出来る)

車椅子の婆様をレンガ舗装の、4段階段の手前で待たせ、
(当然、ブレーキ済み)

鍵を開けていたワタシの耳に、





ガチャッという、

忌まわしくも聞き慣れた音が。
Σ( ̄ロ ̄lll) げ!

まさか?と振り返った目に映ったのは、


ツツツ…とゆーーーーっくり後退していく車椅子と、

自分で解除していながら、

動き出した車椅子に

え?なに?あわわ〜〜?っと

慌てふためいている婆様。

ε≡≡≡ヘ(l|i゜囗゜*)ノ゙ ぎゃぁぁぁ!


ただ、婆様は爺様より遥かに(ホントか?)脳内クリアだし、反応も早く、

総毛立った鬼嫁が、荷物全部放り出して、血相変えて階段飛び降りるより早く、

即座にブレーキレバーを両方戻し、車椅子は無事停止。
ε-(;ーωーA フゥ…


で、そのあと、多分、近所中が聞いてたと思われるような大声で、鬼嫁が喚き散らしたという…
((ヾ(≧皿≦;)ノ_))きぃぃぃぃっ!


だって、十字路手前の一方通行道路ですよ。

車だけじゃなくて、チャリだって通るのに、十字路手前だから、まださほど減速もしてないし、

車両側だって、そんなの予測不可能だから、ほぼ出会い頭の激突で、

婆様だって、車椅子だって、車両の方だってえらいこっちゃですよ。


車両だけじゃなくて、杖ついて歩いてるお年寄りだとか、バギー押してる若いママにぶち当たることだって有り得るんですから、

こちらが加害者になったら、どーするんですかっっ。
(高齢者だからって免責されんだろ)
(この場合、ワタシの過失も問われるのかしら)
(ブレーキ外したのは本人だけど、介護者として、リスク予想して、車椅子を横向きにして停車させておくべきだったとか)
(´Д`;)/ヽァ・・・


車椅子のブレーキ外しちゃうなんて、今まで滅多に無かった人なのに。
(結局、何故解除してしまったか、本人もわからず)
(つい、うっかり、やってしまったらしいのだけれど)

前夜の、ベッド下ずり落ちといい、大正15年生まれの86才、要介護3。

レクの脳トレ算数は毎回トップで記入終了、内容も100点で、お洒落で、周囲の気配りも出来て、世話好きのお喋り好きの元気な婆様だけど、



凄いですねえー、若々しいですねーと持ち上げながら、口で言う程、信用してません。
(施設関係者だってそう思ってんじゃないの?)


「出来る」
「大丈夫」
「たまたま」
「初めての失敗」と言い出したら、逆に要注意。


頂いたコメにもありましたが、「初めて」ではなく「始まり」であるという意識を密かに持って、

主介護者たる者、警戒怠り無く というところでしょうか。
ガンバ!o( ̄へ ̄o)





ランキング参加中
よろしければクリックを
にほんブログ村 介護ブログ 在宅介護へ
拍手して下さるアナタに感謝
POTE
Posted byPOTE

Comments 14

There are no comments yet.
かたくり  
我が家も同じ

はじめまして。私も同じ立場の同居ヨメです。去年義父を看取り、ようやく目の前が晴れた気分でしたが、義父の一周忌を4月に控えた今、義母がほぼ寝たきりになってしまいました。。。骨折とか肺炎とかならば、病院も受け入れるのでしょうが、いきなり動かない、食べない姑にどう対応していいのやら、またまた手探りの介護が始まりました。夫は直腸癌ステージⅣで闘病中です。ブログを読んで元気をいただきます。

2013/02/24 (Sun) 16:06 | EDIT | REPLY |   
ぽんぽこママ  

>「初めて」ではなく「始まり」である
本当にそうですね
勉強になります

嫁に世話をしてもらいたい舅、嫁のすべてが嫌いな姑

でも、ご近所や義妹には
「寂しい、寂しい、嫁は何にもしてくれない。
なんて冷たい嫁なのかしら。」
と言ってるらしく、皆々様から嫌味やら説教を頂戴しています。

それを指摘しようものなら逆ギレして、喚き散らされてしまいます。

これから先、どうすることがベストなんだろう?とため息まじりで考えています。

2013/02/24 (Sun) 17:05 | EDIT | REPLY |   
ツンデレ  

本当にあの自信は一体どこから来るの?と思います

高齢者が多くいるこの地域
義父と同じ様な事例がとても多いです

大丈夫だと思った

凄い過信です。骨折やら事故やら私も一度高齢者に車を釜掘られた時も
相手の高齢者さんは心臓病を抱え車の運転を止められていたのに係わらず
なんと30㌔離れた自宅からひとりで通院の為に運転中意識が薄くなり私の車に衝突
焦ってブレーキとアクセルを間違えて私の車をボコボコに廃車にしてくれました

当の御本人ショックから発作を起こして救急車で搬送
笑い話で今は済みますがあれがサイドから衝突されてたら…と考えたら怖い物が有ります

でも決定的な事がない限り懲りてないんですよね~結局そのあとも車を運転してますものその方
なんとかは死ななきゃ治らない
てことは我が家の義父もきっとまたやらかしてくれますわ
POTE さんもお気をつけ下さいませ、絶対懲りてないですよ

2013/02/25 (Mon) 07:50 | EDIT | REPLY |   
みかん  
歩ける

父親は杖と介助があれば歩けるので助かってます。

歩きやすくを願ってした、外溝工事がやっと終わり
父親に「歩きやすくなったでしょ」と言ったら全く無関心で
「酒が飲めるか」ばかり心配してます。
酒瓶で殴った事件が新聞に乗ったらきっと私です。

2013/02/25 (Mon) 09:53 | EDIT | REPLY |   
POTE  
>かたくりさま

はじめまして POTEと申します。
お義母、はっきりした病気という訳ではないのですね。
年齢的なことも含め、配偶者の逝去による喪失感は相当大きい痛手であるようです。
いずれ、時間が解決してくれるものでもありますが、ご主人も闘病中とのことで、
それもお義母様が気鬱になられている一因かもしれません。
ワタクシのへっぽこブログが人様を励ませるとは恐れ多いことですが、いつでもまた遊びにおいで下さい。

コメント有り難うございました。

2013/02/25 (Mon) 20:12 | EDIT | REPLY |   
POTE  
>ぽんぽこママさま

まあ、大なり小なり、人なんてものは他人に話す時、無意識のうちに自分に有利なように脚色し、スポーツ新聞の見出しのようにセンセーショナルな表現に偏るものですが、それを鵜呑みにされるのは迷惑ですね。

残念ながら、世のお姑さまにとって、ヨメなんてのはどうしても相容れない存在、イビリ倒す相手、便利な家政婦でしか無い場合が多いようです。

とはいえ、お舅さまには宛てにされているご様子ですし、出来るおヨメたるもの、無用な喧噪は引き起こさず、適性距離を保ちつつ、ラスボスが弱り衰え、いずれ政権交替する時期を待つという感じでしょうか。
(何たる腹黒)

良いお嫁さんでありつづけようとすると疲れますから、てけとーに、しなやかに、したたかに。
よほど腹に据えかねる時は、是非当ブログでガス抜きを。

コメント有り難うございました。

2013/02/25 (Mon) 20:14 | EDIT | REPLY |   
POTE  
>ツンデレさま

カマ掘りで廃車?
ぶ…無事でよろしうございました(冷汗)
高齢者の運転ミスによる事故も頻発してますし、怖いなーとは思いますが、ワタシの実家も車がないと生活出来ない田舎でしたので、免許返納に応じられない高齢者の方の実状も理解出来ます。

とはいえ、のど元過ぎれば熱さ忘れるの喩え通り、故爺様も、そりゃー幾度もやらかしてくれましたので、婆様もどの程度自戒自警してくれるか、注視してます。
まあ、今のところ、クリア8:およよ:2程度ですけどね。

コメント有り難うございました。

2013/02/25 (Mon) 20:16 | EDIT | REPLY |   
POTE  
>みかんさま

実行しちゃいけませんよー(笑)
脳内暴行してる分には、事件にもなりませんし、何度も出来ますから。
(何度もやりました 笑)
ここまで頑張られたんですから、短気を起こして人生棒に振ることだけは何卒。

コメント有り難うございました。

2013/02/25 (Mon) 20:20 | EDIT | REPLY |   
山田あしゅら  
信用しちゃあいけないとは思いながら

まだまだあきまへんなぁ。
未だしっかりしていた爺サマがアタマに残っているのかしらん。
当時からソリが合わなかったのは変わりないのですけど( ̄∇ ̄;)
それとも、あわよくば協力してもらおうという淡い期待(下心?)
が働いているのかもしれません。
POTEさんのおっしゃるとおり
警戒怠りなく・・・ですわねぇ。

2013/02/25 (Mon) 22:15 | EDIT | REPLY |   
こらいおん  

いずれにしても事故を未然に防げて良かったです。(´▽`) ホッ

「人を見たら泥棒と思え」って言いますが、「高齢者を見たらこけると思え」ってくらいの気持ちがないと、いかんのでしょうなぁ。

2013/02/26 (Tue) 07:38 | EDIT | REPLY |   
POTE  
>山田あしゅらさま

悲しいことに、期待したことはしてもらえないのに、頼みもせんことは大いに実行されます。
で、事後処理に追われながら、信用した自分がバカだったわいと自戒しながらも、だからといってどうせボケてんだし…と油断すると、ちゃんと聞いてたりわかってたりするので、このあたりの虚々実々の攻防が実に難しいところです。

コメント有り難うございました。

2013/02/26 (Tue) 19:32 | EDIT | REPLY |   
POTE  
>こらいおんさま

自損にも加害事故にもならなくて、ホント良かったです。

デイのお友達の◯◯さんはとってもお洒落さんで、一人でも動けるし、何処が悪いか全然わからないのよ と婆様は言いますが、
どんなに身綺麗にしていても、デイに来てるような方が完全クリアである筈も無く、身だしなみが整っているのだって、おそらくは同居の家族がよくお世話されているからだろうと推察されますし、外見はマトモに見えても実は認知で…ということなのだろうと思っていたら、
案の定、他人の持ち物を自分のバッグに入れてしまう方でした。
「老眼鏡が無い」と探しまわる人と一緒に、あちらこちら一生懸命探して下さって、結局、送迎車に乗り込む前、スタッフがその方のバッグから、探していた人の老眼鏡を偶然発見。
(婆様はそういう言い方してたけど、ヨメ的にはおおよそ目星付いてたんだと思われ)
(盗癖とかじゃなく、目についたものを手当たり次第しまい込む症状かと)

高齢者見たら、何かやりかねないと「こっそり」警戒。

コメント有り難うございました。

2013/02/26 (Tue) 19:48 | EDIT | REPLY |   
かたくり  
脱水症状でした

POTE様。
義母の症状は、風邪でした!高齢者の風邪は命取りと聞きますが、いやあビックリ!脱水症状だったんです。今まで風邪を引いてもこんなことはなかったので焦りました。
さいわい主治医が往診してくださり、点滴治療をうけています。まだ熱は上がったり下がったりしていますが、看護師さんやケアマネからのサポートを得て、なんとか明るくくじけずに介護できるようになりました。
去年の今頃は、ダンナが癌の手術後に敗血症を併発し、義父はボケが進んで深夜にトイレに行こうとして転倒、その場で失禁、もうもう大変大変でしたから、ここで投げ出すわけにはいきません!!
ここでの皆様のコメントも貴重なサポートになっています。ありがとうがざいました。

2013/02/26 (Tue) 20:56 | EDIT | REPLY |   
POTE  
>かたくりさま

お風邪でしたか。

高齢者は検温では平熱でも、実は体内では炎症が起きてる場合もあります。
このところの寒さもお身体に障りましたでしょうし、暖房乾燥による脱水もあるようですから、家族としては気が抜けませんね。

うちも、深夜コールされて階段駆け下りたら、手のひら血だらけにした爺様が廊下にうずくまっていましたっけ。
(バランス崩して倒れ込んだ際、勢い良く手を付いた衝撃で親指付け根部分が裂傷)
(翌朝、壁や柱、トイレ手すりとあちこちに、少量ですが血でなすった跡が)

季節の変わり目は体調を崩し易い頃ですので、かたくりさまもお身体お大切になさって下さい。

コメント有り難うございました。

2013/02/27 (Wed) 09:37 | EDIT | REPLY |   

Leave a reply