WINDING ROAD

在宅介護という名の過酷にして壮絶な終わりなき戦いの日々 自分の病気、ジツボとの関係 荒野に俺は一人だけ(笑)
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在宅介護は風雲急 5

世の中は、クリスマス三連休ということで、
テンプレもクリスマス仕様にしてみますた。
(ま、在宅介護にクリスマスも盆も正月もありゃしませんが、気分だけでもね)

和室から、只ならぬ爺婆様のやりとりの声が聞こえ、( ̄Д ̄;)

何事かと廊下を覗くと、

和室のフスマが開き、

午後の一幕の再現のように、
パジャマ姿の爺様が、尻ズリで廊下に出て来た。
\(* ̄□\) ̄□\) ̄□\))))オォ~ット!! また、かーい!

爺様「何だ、ここから出られるじゃないか」

こうなると、じゃっくには申し訳ないけれど、夕食の支度は中断。

POTE「お爺ちゃん、どうしました?」

爺様「あんなとこに押し込めやがって、ふざけやがって」

押し込めたぁ?(・・;)
ちょ…、もしもしー?大丈夫ですかー?

すると、和室から、いきり立った様子の婆様が噛み付かんばかりの勢いで、

婆様「もう、頭がどうかしちゃったんだよっ!!」

…ちょ…っ、婆様、落ち着きなされって。
( ̄△ ̄;)

聞けば、さっきまで爆睡してた爺様は、友人のスギさん(仮名・故人)が誘いに来て、一緒に遊びに行く夢を見たらしく、

荷物を詰めてる夢の途中で、目が覚めたものだから、スギさん(仮名)がどこにも見当たらず、荷物を詰めたバッグも見当たらなくなっている事に混乱し、

ベッドから下り、ここはどこだ、出口はどこだと、伝わり歩きで動き回り、

婆様が何とか宥めようとしても、まるで耳を貸さず、結局、尻ズリで和室から出て行ってしまったという。

半マヒの婆様の声は、以前より低く、滑舌も明瞭とは言い難い為、爺様には聞き取れない場合が多い。

POTE「お爺ちゃん、ここ、家ですよ。分かります?」
爺様「…家なの?」
POTE「そうですよ。お爺ちゃん達のお部屋に居るんですよ。安心して、ベッドに戻って下さい」

婆様「もういいから、放っておきなよ。好き勝手ばっかりやって、ホント憎らしい。どうなったって、自業自得だよ!」

婆様~、爺様の不穏に振り回されて、苛立つ気持ちは分かりますが、ちょっと今は黙ってて下さいな。
(`Д´*)q
(とは、言ってませんけどね)

POTE「ここは寒いですから、お爺ちゃん、ベッドに戻りましょう」
爺様「うん、そうだな、戻るか」

と、再び尻ズリで和室に入り、当然POTEも後に続く。

昼間と違って、婆様がベッドに寝てるので、今度は直接爺様のベッドまで近付き、

マットとサイドバー(柵)に掴まらせ、下から尻を押し上げてベッドに上げようと体勢を整えていると、

婆様「じゃっくは?向こうに居るんでしょう?じゃっくを呼んで、やってもらった方がいいよ」

…呼んでって、今、じゃっくは利き腕骨折して、ギプスして、腕吊ってるんですから、
んな怪我人呼んだって、何の役にも立ちゃしませんて。

婆様「あ、そうだった」

もー、いいから、余計な差し出口しないで、そこで、大人しくスッ込んでて下さいっっ。
( ̄曲 ̄)
(とも言ってません)

POTE「はい、お爺ちゃん、行きますよー。いち、にーの、さんっ」
で、見事、爺様をベッドに上げ、

これだけ動き回ったんだから、ゼッタイオムツずれてるだろうと思い、チェックすると、

予想に違わず、オムツ夜セット一式やり直し。
||| \( ̄▽ ̄;)/ |||ワーイ?

その最中も、爺様は驚きの眼差しで部屋の天井を眺め回し、

爺様「あれー、こんな風(内装)にしたんだ~。いつの間にやったの?凄いねえ、綺麗だねえ」
いつの間にって…ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
(どうも、同居以前の、建て直す前の家に居る感覚だったらしい)

このまま大人しく寝てくれるとは思えず、POTEの判断で、婆様のデパス0.5mgを2錠服用。

しかし、その後も、例の「広瀬中佐」を歌い出し、しばらく待っても落ち着く気配が無い為、更にデパス2錠追加。

それで漸く爺様が入眠してくれたので、婆様もドラール半錠追加で安眠態勢に。

POTEも、放ったらかしのじゃっくが待つリビングに戻り、遅い夕食。

じゃっく「それで、爺さんは?」
POTE「躁状態が治まらないので、一服盛った。けど、普段は眠剤飲んでない人だから、どの程度効き目があるか、それとも効き過ぎるかは正直分からない」
じゃっく「効かなかったら、夜中に呼ばれたりするのかな」
POTE「まあ、それも有り得る。デパスは最高3mgまで飲めるから、あと2錠飲んでも大丈夫だけどね」

しかし、その予想は有り難い事に外れ、

深夜コールされる事も無く、爺様は朝まで大人しく眠り続け、

翌朝6時30分に、シャッター開けに行った際、声を掛けても、
10時のお茶も、
お昼ご飯も摂らず、

爺様は爆睡し続けた。

…爆睡って…これって、もしや、昏睡?
ΣΣ( ̄◇ ̄;)!?

すいません、あと1回続きます。





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Comment

NoTitle
編集
あらま!
爺様絶好調と言いますか、絶不調と言いますか・・・。
2011年12月24日(Sat) 04:29
>こらいおんさま
編集
まさしく、受け取る側によっては、絶好調と絶不調は紙一重です。
訳わかんねー理屈に晒されてると、知らぬうちに感化されてしまいそうで、正常な世界に居る自信が揺らぎそうです。あー恐い恐い。

コメント有り難うございました。
2011年12月24日(Sat) 22:44












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