WINDING ROAD

在宅介護という名の過酷にして壮絶な終わりなき戦いの日々 自分の病気、ジツボとの関係 荒野に俺は一人だけ(笑)


想定外 1

  1. 2011/06/20(月) 22:48:46_
  2. 婆様
  3. _ tb:0
  4. _ comment:2
それは時間を遡る事、1月のこと。

老健のぞみ(仮名)で、婆様を担当して下さっているPT(理学療法士)の岸辺(仮名)さんから、

岸辺(仮名)「POTE村さん、10月退院してから三ヶ月経ちましたから、また入所出来ますよ。POTE村さんなら、スタッフも皆、大歓迎ですから、ひと月でも三月でも、ご希望なら手続きするように相談課に話しますけれど、どうなさいますか?」

とお誘い頂いたものの、

婆様曰く、7~10日のショートステイが最大の譲歩(行きたくないのに、仕方が無いから行ってやる)なのに、

ひと月、三月、またあの監視される不自由な生活に戻るなんて、ふるふる御免 だそうで、

ヨメとしては、真夏の最中だけでも入所してもらえれば、物凄く助かるんだけどな~という淡い希望は、この時点であっさり撃沈。

まー、行って欲しいのはやまやまだけど、行きたくないっつってるのを無理矢理行かせる訳にも参りません。

だけどねー、5月から10月まで老健入所中だった婆様は、全館冷房の環境の中に居たから、去年の、連日熱中症で死者が出てた殺人的猛暑を正しく体感していないんですよ。

うちだって、リビングと和室は冷房してたけど、トイレと廊下と洗面所は外気温同様だったもんだから、そらもー暑いなんてもんじゃない。

爺様のトイレ介助や歯磨きで、毎回発汗でずぶ濡れですた。
(正直思い出したくもない)
(爺様の世話しながら、一日おきに婆様の面会に行ってたなんて)
(よく出来たなー)

しかも、今年は福島の原発事故で、首都圏の夏場の電力不足は確実。

輪番休業、サマータイム導入、スーパークールビズと電力消費を抑えるべく、官民一体でこの難局を乗り切ろうと掛け声は盛んですが、

実際問題、在宅介護に冷房は不可欠です。エアコン使用しなかったら、脱水症状でイチコロですよ。

高齢者はそんなに冷え冷えにしなくても大丈夫だから、設定温度そのものは28℃でも問題ないですけれど、去年みたいな殺人的な猛暑日に、電力逼迫で、最悪首都圏大規模停電なんぞが発生したら、

熱中症で体調不良になる人は続出するわ、モノは腐るわ、犯罪は多発するわで、もー想像しただけで恐ろしい。

都か区で、80才以上の年寄りや未就学児童を、涼しい田舎に疎開させてくれないかと本気で思いました。

まー、国難の今、自治体はやるべき事が山積していて、とても年寄りや幼児の健康管理にまでは手は回らんでしょうから、自己責任でするしかないですけどね。

だけど、そんなヨメの不安と思惑も知らず、うちの年寄りは頑として自宅での生活を譲りません。

自分達が居る事で、役に立っている、POTEの手伝いになっていると、本気で思っておられるようです。
(いえ、アナタ達の存在がワタクシのストレスの発生源でございます)

だから、普通はひと月おきのショートでも良いけれど、
(ひと月おきってのも、ヨメ側にしてみれば譲歩の限界ですが)

夏場7・8・9月は連チャンで、二週間くらいずつショート入れたろかとまで考えておったのですが、

3月の震災直前のショート以来、ぱったり二人揃っての部屋確保が出来なくて、

気が付けば三ヶ月の無休状態。

土日もなく、朝から晩まで家事と介護雑用に追われる毎日に、疲労蓄積、限界寸前のところに持って来て、

爺様の昼夜逆転に、婆様の間違いホームコール、義姉上の善意だけれど有り難くない訪問が続き、

ピリピリイライラも頂点に達し、取るに足らない些末な事で婆様と衝突するに至り、

ついに直接老健相談課に泣きを入れる事態になり、

有り難い事に、早急に調整して頂き、目出度く10日間の休養(ショートステイ)をゲット出来た訳でございます。

で、婆様に付き合って、一向に進まないフラストレーション溜りっ放しの荷作りの最中、老健からの連絡を受けて、急遽サービス利用料を計算し直してくれたケアマネs氏が利用者確認印を求めて来訪。

ハンコ押してると、婆様が車椅子で出て来て、

婆様「この度はまた、ご面倒おかけします」
s氏「いえいえ」
婆様「この子が何もかも一人で背負っちゃてるものですからねえ。少し休ませないと。痩せちゃうんですよ。ご飯食べられないって言うんですよ。ですから、夏場はちょっと長目に入れればと思うんですけどねえ」
s氏「それは、ひと月とかということですか?」

いやいや、まさか、sさん、そんな訳ないじゃないですか。ショートステイが譲歩ギリギリ、家に居た方がヨメの手助けになるって、固く信じているお方でっせ。

と、思ったら、

婆様「そうですね、そのくらいお願いします」

s氏「…お爺ちゃんも一緒に、ですか?」

婆様「はい、お爺ちゃんも一緒に、お願いします」

(゜Д゜) は?

(゜Д゜;≡;゜д゜) えっぇっえっ?!

…お…お義母様、今、何とおっしゃいました?


驚愕のまま、続く






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2011_06_20  [ 編集 ]

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comment

No title

  1. 2011/06/21(火) 13:09:54 |
  2. URL |
  3. 昭子
  4. [ 編集 ]
まじですか、ぬか喜びに終わりませんように。もしほんとだったら私も嬉しいなー。

>昭子さま

  1. 2011/06/22(水) 10:35:03 |
  2. URL |
  3. POTE
  4. [ 編集 ]
そうなんですー。
まーさーかー、御自分から言い出されるとは、これっぽっちも思っていなかったんですけどねー。
実は一時の気の迷いだったんじゃないかと、今でも疑っております(疑心暗鬼)。
だって、爺様だけでなく婆様も最近、かーなーり記憶があやふやになってきてますから。
いざとなって、そんなこと言ってないよ なんて言いかねませんので、書類審査が通って、部屋確保出来て、送迎車に乗り込むまでは、ワタクシ安心出来ません(笑)

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プロフィール

POTE

Author:POTE
家族:
ダンナ(じゃっく・仮名)
子供なし
婆さま(ダンナ母・90才要介護4 脳梗塞で左麻痺の車椅子)
爺さま(ダンナ父・2012.9逝去 享年95才 最後は要介護4の車椅子)

since2009.2.10

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