WINDING ROAD

在宅介護という名の過酷にして壮絶な終わりなき戦いの日々 自分の病気、ジツボとの関係 荒野に俺は一人だけ(笑)
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頑張れ

福島原発における緊急非常事態に、あまりにも浮き足立った情報が多いので、心配しています。

一つ間違えば、東北がチェルノブイリになるかもしれない などと受け取りかねないくらい、

「爆発」だ
「被爆」だ
「避難」だ
「メルトダウン(溶融)」だ

と連呼されていますが、同じ原発施設というだけで、そもそもチェルノブイリと福島は、その構造も非常事態に陥った経緯も全く異なります。

以下は、川口マーン恵美女史の緊急寄稿ですが、非常に分かり易かったので転載させて頂きました。

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「福島原発事故とチェルノブイリを同一視するな 」川口マーン恵美

原発の話です。ドイツでは、福島原発の事故について、日本全体がまもなくチェルノブイリになるかのような、エキセントリックな報道をしています。

SPDと緑の党が、30年来の原発賛否論に決着を付けられると思い、福島の事故を利用しているのはわかりますが、なぜ、すべてのマスコミが、それに乗ってしまうのか。ドラマティックな話は、人々をひきつけるのでしょうか。

ドイツは、今年、大きな州選挙を三つも抱えているので、それに原発が利用されているのは、大変遺憾です。ちなみに、原発容認派(CDUなど)は、原発がベストだといっているわけではありません。ただ、いっぺんに廃止することは現実として無理なので、代替エネルギーの供給と価格が現実的になるための努力をしながら、段階的に廃止していくべきだといっているのです。いっぺんに原発を廃止したらどうなるかは、東京の住民が、今、身に染みて感じているところです。

中国でも、一昨日の日曜日、福島の原発事故についての対策を練るため議会を開き、テレビは一日中、自分たちが大いなる危険に晒されているということを報道していたそうですね。

常日頃、黄砂に乗せて、有害物質を送り込んでいるというのに、今では、政府は、国民の健康が、日本によって損なわれることを深く憂慮しているのです。出演していたコメンテーターの中国人学者が、かつて日本の大学に留学していたということで、東北の惨状を見て泣き出すという感動的なシーンもあったそうです。

それを聞いて、昔読んだ、文化大革命の光景を思い出しました。いずれにしても、今の状況では、福島から放射性物質が何千キロも飛んで、隣国の国民の健康に悪影響を及ぼす可能性のないことは、物理学者なら、誰でもわかるはずです。一般市民は騙されますが。

私の知り合いのご主人が、 日本の原子力の父ともいえる人物で、その人の話では、福島で起こっていることが、チェルノブイリになる可能性はないとのこと。

チェルノブイリのとき、放射性物質が遠くまで飛んだのは、大火災があったからで、福島は、最悪のシナリオでも火災はない。だから、局地汚染は起こりうるが、それでも20キロも離れれば、被爆はないそうです。日本政府が発表していることに、嘘はないということです。ドイツや中国が報道していることは、嘘ではないが、起こる可能性としては非常に小さいので、政府がそれを発表しなくても当然だというのが、彼の意見です。

なお、水素の爆発で放出される放射能は、微量で、今のところ一切問題がないということです。

服についた少々のチリも、あまりにも性能のよい検査器が見つけてしまい、その人は被爆とされてしまうらしい。ただ、テレビには、宇宙服のような装備の隊員が、動かなくなった被爆者を担架で運んでいるようなショッキングな映像がでますから、それを見た人は、日本は大変なことになっていると思うわけです。

日本にいるドイツ人たちはパニックになって、怒涛のごとく、日本を逃げ出しました。私の元にも、ドイツの友人たちから、すぐに帰って来いというメールがひっきりなしです。今、飛行機のチケットは、すべて向こう7日ぐらい、売り切れています。今日、残っていたのは、カタール経由の南回りだけでした。

今朝の報道では、フジテレビのコメンテーターで、初めて、「海外では、日本全体が放射線に汚染されたような報道がなされている。官房長官は、海外に向かって、真実を発表すべきだ」と述べた人がいました。まったく同感です。

いずれにしても、ドイツの40年来の原発論議にも、これで終止符が打たれる模様。地震の翌日の土曜日には、わが州バーデン・ヴュルテンベルク州の州都シュトュットガルトから、ネッカー川のほとりの原発までの24キロを、原発反対派の人たちが手に手を取って、人間チェーンを作ったのです。SPDの党首ガブリエルは、しめしめと思っているのでしょうが、「この悲惨な事故を、今、政治の論議にするのはやめたい」などと、余裕の発言をしています。

前述の知り合いの原子力の父は、自分たちが築き上げた、日本の原子力発電所の世界一の技術を誇りに思っていた人で、今回のことでは、ショックを受けています。なぜかというと、耐震技術というのは、非常に高度で、お金も掛かる。そして、それは完璧だった。

ところが、今回の事故は、揺れによるものではなく、単に、注水に関わる部分に、たくさん海水が被ってしまったことによって起こったものだった。要は、まさか5m以上の津波が来ることを考えていなかったというだけのことなのです。これを防ぐことなど、たいした技術もいらず、お金も掛からなかったはずです。

でも、これで原発の未来はなくなるだろうし、では、自分が一生熱中してやってきたことは何だったのだろうと思うと、とにかく無念だということです。

長くなって、申し訳ありませんでしたが、ドイツ人が全員、逃げ出す様子を目の当たりにしたので、先生に、このドイツの報道の横暴さをお伝えしたくて。チケットが買えなかったドイツ人は、九州や関西に逃げています。(在独作家)

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日本の原子力発電の技術は世界に誇れるものであり、

その恩恵で、ワタシ達首都圏に住む者は、不遜にも不夜城と自ら名乗り、無尽蔵に電力を浪費していたことを恥じるべきなのかもしれません。

あの東北大地震がなければ、
せめて、5mを超す大津波がなければ、

そう思いたい気持ちもありますが、それよりも、今は目の前の難局を乗り越えることに専念するべきなのでしょう。

被災された皆様は勿論ですが、
関係各方面の現場の最前線で、不眠不休で、この難局に立ち向かっているであろう東京電力技術陣、系列会社作業専門員、自衛隊、警察、病院関係者の皆さんに、心からの感謝と応援を送ります。




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