2017 / 09
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そんなこんなで、ダンナが出張から帰って来ると、爺様はショートステイに行ってて、婆様は週明け火曜に転院決定という、一足飛びの事態の進捗状況ですた。

とにかく転院まで日にちがないので、日曜に車出してもらって、布団とか(病院の布団は重くて寝苦しいというので、自前の薄掛け布団持ち込んでました)未使用のオムツとか(婆様は日中は普通の下着パンツに尿パッドでok)、冬用パジャマとか、着替え、バスタオル等々かさばり物は手当たり次第自宅に引き上げたんだけど、

月曜日にもう一度荷造りに行ったら、ドでかスポーツバッグ(キズありとかで980円ですた)に、ドでかトートバッグ二つがぱんぱんになりました。
あとは食堂で使ってる箸やスプーン、洗面具、パジャマ等、直前まで使っていた物を詰めればいいだけだけど、

流石、4ヶ月も入院してると、色々荷物があるもんだわー。

大体、荷造りしてて、これは要らないだろうとワタシが思っても、婆様は折角だから記念に持って行くとか言うので、手書きの車椅子移乗の際の注意事項(1.左右のブレーキ確認2.足元確認)プレートとか、リハビリ時間割とか、マヒの残る左手も使って折った折り紙とか、お見舞い差し入れで頂いた菓子の包装紙とかリボンとかそーゆー雑多な物が結構ありました。

(そうゆうの捨てないから、和室もあれだけ物が溢れてたんですね)
(不在をいいことに、かなり処分しましたけど)

そして当日。
介護タクシーが10時にリハビリ病院に迎えに来ることになっているので、その前に病院に到着し、入院費の精算と、今朝まで使用していた物を荷作りしないといけないので、朝8時に家を出る。

東武亀◯線と伊勢△線を乗り継ぎながら、窓外にそびえる建設中のスカイツリーを眺めつつ、4ヶ月良く頑張って通ったなーと感慨にふける。
(しかも、4月に至っては、爺婆両方の病院を回るというハードスケジュール)
(爺婆様に捧げた5ヶ月だったなー)

9時に病院に到着。
外来もあるけれど、入院患者がメインの病院なので、今日退院するPOTE村婆ですと申し出ると、すぐに計算書が出され、あっという間に清算完了。

5階の婆様の病室に上がると、婆様と仲良くして下さった同室のT野さんが、ワタシを見るなり、

T野「ああ、連れに来ちゃった…!」
と悲愴な声をお上げになる。

連れにって…、そんな、それじゃーまるでワタシが借金のカタに娘連れて行く、人買い商人みたいじゃないですかー(笑)
ヽ( ̄ ̄∇ ̄ ̄;)ノ

リハビリ用の樹脂装具やら、車椅子の座面に敷いていた低反発クッションやら、残りの荷物を手提げ袋に押し込んでいると、主治医の先生や担当看護師春風ちゃん(仮名)が代わる代わる現れて、書類にサインを求められたり、老健への書類、常用薬を手渡される。

ほどなく義姉上も来て下さって、同室の方々に御挨拶していると、婆様既に感極まって、うるうる状態ですた。

婆様「今まで、何人も退院して行く人を見送ったけど、こんなに切ないなんて思わなかった…」

入院生活が長かった分、色んな人とお友達になったから、お別れするのは辛いよね。

特に、今の同室の方々は良い方ばかりで、とても親しくなれたし、土日リハビリがない日は皆で自主トレと称して、廊下で看護師さんに号令掛けてもらって、廊下の手摺に掴まって車椅子から立ち上がる練習をしたり、連れ立って2階の売店へ出掛けてお買物したり、
ポジティブ車椅子シスターズとして、看護師さんや他の部屋の人からも一目置かれる存在だったから。
(入院してる方の中には言語障害の方もおられるし、性格的に話しかけられるのが苦手で、カーテンでベッドを覆って姿を見せない方もいらっしゃいます)
(当然婆様が一番の年長者だけれど、婆様という人は決して偉ぶったりしないし)
(相手を思いやる優しい、真面目で一途で天然な可愛いお婆ちゃんなので)
(同室の方々にもとても好かれていたようです)

そうこうしてるうちに、介護タクシー山☆さんが車椅子持って迎えに来られる。

POTE「よろしくお願いします。すいません、荷物凄く多くなっちゃったんですけど…」
山☆「あ、大丈夫ですよ、車広いですから、問題ありません。えーと、それじゃ、もう、よろしいですか?」
P「はい、お願いします」

と言うと、山☆さんは持参の車椅子に婆様を乗せ、「それじゃ、参りましょう」ときびすを返した。

…え?あのー、荷物持ってくれないんですかー?
今までの介護タクシーさんは率先して荷物持って下さったんだけどー、あのー、もしもーし?
コラ!( ̄⊿ ̄)o

山☆さん、さっさと廊下に出て行く。

あんだおー、先に荷物車に積んでくれって言えば良かったなー。
ρ(`D´#)もぉぉっ!

しょうがないので、義姉上にトートバッグ二つをお願いし、どでかスポーツバッグはPOTEが背負い、残る手提げバックと、病院からの書類、薬一式を持ち、更に自分のショルダーバッグも掛け、よろめきながら後を追う。

EVホール前の廊下では、同室の車椅子シスターズが泣き腫らした顔で「元気でね」と見送って下さり、婆様は一人一人と握手を交わす。
中でも、ワタシを人買いのように(笑)迎えたT野さんに至っては滂沱の涙で、言葉にならない。
。゚(゚ノД`゚)゚。(゚ノД`゚)゚。(゚ノД`゚)゚。

EVが来て乗り込むと、主治医を始め、看護師の皆さんが一列に並んで手を振って下さった。

当然、婆様も何度もハンカチで目元を拭い、扉が閉まる寸前まで手を振り続ける。

同室の方からここまで名残を惜しんで頂けるというのも希有なことだけど、それはやはり、婆様の人徳の為せる技なのだろう。

そして、名残は尽きねど、1月27日からお世話になったリハビリ病院に別れを告げ、次なる介護老人保健施設のぞみ(仮名)に向かうべく、車はゆるゆると走り出した。


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【NoTitle】
新年早々の義両親様の入院、転院は気が抜けない展開で傍から見ていてどうなることかとはらはらでした。
今回は、「晴れて退院」とまではいえないでしょうが、お爺様と同じ施設、ご対面やら、で期待感があります。
それもこれもPOTEさんが先を見据えて手際よく準備、段取って来られたからですよね。
でも、今日はお爺様のショートステイ最終日、ですね。
自立して帰ってこられると良いのですが。
【>まさひまさま】
振り返って、1月からの記事を読み返すと、次から次へと色々あって、我ながらよくまあ凌いでこれたもんだと思ってしまいます。
でも、これも、まさひさまさや沢山の皆様が応援し、励まして下さり、ワタシに勇気を与えて下さったからです。
本当に有り難うございます。これからもどうぞよろしく。

コメント有り難うございました。
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POTE

Author:POTE
家族:
ダンナ(じゃっく・仮名)
子供なし
婆さま(ダンナ母・90才要介護4 脳梗塞で左麻痺の車椅子)
爺さま(ダンナ父・2012.9逝去 享年95才 最後は要介護4の車椅子)

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