WINDING ROAD

在宅介護という名の過酷にして壮絶な終わりなき戦いの日々 自分の病気、ジツボとの関係 荒野に俺は一人だけ(笑)


後ろめたさと迷いと葛藤

  1. 2010/05/18(火) 20:12:41_
  2. 日々のたわ言
  3. _ tb:0
  4. _ comment:6
無事退院して、早速爺様はベッドで爆睡状態だけれど、嫁はのんべんだらりとひっくり返ってる訳にも行かず、

◯田中央病院退院の際、爺様は今後、入院前から訪問診療して下さっていたN医師に再び返されるということで、N医院宛紹介状(診療情報提供書)、老人保健施設での通所リハビリ(デイケア)の為の情報提供書、訪問看護師導入の為の看護指示書、看護サマリー(要約書)を預かって来たので、ケアマネs氏に無事退院してきたこと、色々書類を預かっていたことを告げると、午後こちらに来てくれるとのこと。

昼食を何も支度していなかったので、まずN医院に行き、◯田中央から預かって来たN先生あての手紙を届けてから、通りのほか弁でも買って来ようと、雨の中出掛ける。

N医院の午前中受付は12時30分で、その寸前に滑り込み、お陰様で先程退院しましたと看護師さんに文書を渡すと、先生と直にあって話をして行くよう勧められる。

待合いの患者さん達は10人くらい居たけれど、途中で呼んで頂き、いつもと変わらぬ元気な笑顔で、

N医師「お爺ちゃん、帰って来たの。良かったねえ。それで、お婆ちゃんはどうした?」

えー、それが、骨折は良くなって来たんですが、お爺ちゃん本体は寝たきりで帰されましたので、お婆ちゃんはそのあおりで、もう3ヶ月老健でリハビリすることになりました…

N医師「そっかー、お爺ちゃん、悪くなっちゃったかー。1ヶ月も入院してたんだし、年も年だしなー。でも、お婆ちゃんが老健に行ってくれるなら、良かったんじゃない?」

いやーん、Nせんせーまでそう仰るんですかー。
ワタシ出来ることなら頑張って、二人に家に帰って来てもらいたかったんですけど、ケアマネさんが絶対ダメだって。
・゚゚・o(iДi)o・゚゚・。うぇぇん(泣)。

N医師「それが正しい判断だと僕も思うよ。ケアマネさんは同じような人を何人も見て来てる筈だから、その意見は聞いた方が良い」

他にも相談した人達は全員、ケアマネさんと同じ意見でした。
ワタシも自分が逆の立場で相談されたら、絶対施設入りを勧めたと思います。
でも、いざ自分のこととなると、引き受けないのは卑怯者みたいな気がして。
(。´Д⊂)

N医師「なーに言ってるんだよ、無理してアナタが倒れたら、それこそ大変だよ。えーと、娘さんだったっけ?」

嫁です。

N医師「じゃー、尚更だ、娘さんでも大変だけどさー、お嫁さんはねー、色々板挟みになり易いからねー。言いたいことも言えなかったりするし。良いんだよ、これで良かったの。いい?誰もアナタのこと責めたりしないって、まー、中にはなんか言う人も居るだろうけどさ、そんなのは勝手に言わせときゃいいんだから」

で、往診再開の日時を決め、今後ともよろしくお願いしますと辞去しようとすると、

N医師「何かあったら、すぐ連絡してよ。お爺ちゃんのことじゃなくて、アナタのことでも、すぐ来てよ。ちゃんと眠れてる?眠れなくなったりしたら、すぐ薬出すから、我慢しないで、いつでも相談に来てよ」

寝付きは良いです。気絶するように眠ってます。夢見はあんまり良くないけれど。

N医師「何でも完璧にやろうとしちゃダメだよ。頑張り過ぎないで、適当でいいから。どんどん手ぇ抜いて構わないんだから」

ありがとうございます。そう心掛けます。

診察室を出ると、話筒抜けで聞こえていたらしく(N先生って地声大きいから)会計カウンターの看護師さん達が一様に、励ますように優しく微笑んで見送ってくれました。

ありがとう。
言葉でなくとも、皆さんの応援と励ましは確かに受け取りました。
感謝しています。


追記 続きで拍手のお返事させて頂いております。


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拍手して下さるアナタに感謝

 
18日14時nさま
いっぱぁーーーーーつ!!!(笑)

え?違います?
でも、とってもとっても嬉しかったから、
頑張りますの気持ちを込めて、

あの呼びかけに呼応するのは、やっぱりこの台詞しかないと思って。
2010_05_18  [ 編集 ]

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comment

NoTitle

  1. 2010/05/18(火) 22:22:01 |
  2. URL |
  3. まさひま
  4. [ 編集 ]
退院したら矢継ぎ早にいろいろあるのですね。
N医師のお言葉全部かぎ『』、太字、アンダーラインにしたいです。
ぜ~んぶ「あなたのみかた」「守ってあげます」と聞こえました。
さすが~、江戸っ子先生!

NoTitle

  1. 2010/05/18(火) 23:20:19 |
  2. URL |
  3. 黒ゴマ7
  4. [ 編集 ]
父も何か悟ったかの様に施設入所2~3週間前
かなり大人しくなり・・ベットで過ごしたり食事もしない日々が続きました!
これなら家で看れるんじゃない?って程
入所日が近づくにつれ可愛そうとか罪悪感でいっぱいでした!
今までと同じ様に振舞ってくれたら罪悪感も無かったのに!!と思いましたが
母も同時だったので私達も限界でした!
うちで怒られて嫌な顔されるより施設もとても良いところで父も幸せそうですよ(^。^)
お婆様は痴呆ではないので辛いとこですよね!

NoTitle

  1. 2010/05/19(水) 16:42:46 |
  2. URL |
  3. pegi
  4. [ 編集 ]
POTEさんって本当にやさしい方なんですね。リハビリに励んでいるお婆さまを見て家に連れて帰りたい気持ちは重々わかりました。

でも残酷なことに家族の状況は加齢病気とともに変わってきます。
こらは私の個人的な考えですが、基本は夫婦同士が面倒みるもので、病気や死亡したりしとどちらか面倒を見れない時は、あくまで嫁はサポート役。妻や夫の代わりは出来ません。ですから嫁として卑怯だとか逃げているなど考える必要は無いと思いますし、割り切ることも大切。

家に一緒に住むことだけが幸せではありません。家族の一人一人が相手をやさしく思いやれて楽しい状況が作れること。
偉そうに言ってますが私もやっとそう思えるようになりました。

>まさひまさま

  1. 2010/05/19(水) 20:18:22 |
  2. URL |
  3. POTE
  4. [ 編集 ]
当人が高齢で、事務処理能力皆無ということもありますが、とにかく手続き、同意書、契約書、申し送り、関係各位方面へ伝達と、仕事は山積です。
自分の入院の時の方が楽だったような…(笑)

コメント有り難うございました。

>黒ごま7さま

  1. 2010/05/19(水) 20:23:25 |
  2. URL |
  3. POTE
  4. [ 編集 ]
きっと老健のスタッフの方達も良くして下さるでしょうし、家で過ごすより快適で安全な筈と、頭では分かっているのですが、申請作業が進む毎に、これで本当に良かったのかと益々迷うばかりです。

コメント有り難うございました。

>pegiさま

  1. 2010/05/19(水) 21:08:25 |
  2. URL |
  3. POTE
  4. [ 編集 ]
優しいのではなく、単に割り切って、一歩下がる勇気がなく、物事の本質より周囲の評価を気にして、わざと最前線に立っているような気もします。

ワタシがやらなければ、ワタシが踏ん張らなければ。
一見滅私の献身のようでいて、実はワタシの意地が、結果、ダンナや義姉上の行動を阻害していることもあると思います。

過剰な責任感は、確かにかえって迷惑な場合もありますね。

もっと、引いて傍観していた方が良いのかなあ。

でも、放置しておくと、ホントに誰も何にもしようとせず、収拾がつかなくなってから後処理に担ぎ出されることが多いので、そうなる前に手を打っておきたいというのもあります。

そうですね、年月と共に家族の状況は激変します。
幸せの定義は無限にある。

ただ、夫婦として連れ添って60余年、一つ屋根の下で喧嘩もしたけど、それなりに仲睦まじく過ごして来た老夫婦が、ある日突然別れ別れになってしまった。
言葉には出さないけれど、互いを恋しがる気持ちが痛いほど分かるから(その感度良過ぎが問題)、他に何の楽しみがある訳でもない、ただ「おい」と呼び「はい」と答える距離に互いの身を置けることが最後の望みであるならば、その実現に及ばずながら尽力したいと身の程知らずに考えた迄です。

意地っ張りで強情ですみませんー。
でも、pegiさんの仰りたいこと、ワタシを心配して下さってること、心配で放っちゃ置けないお気持ちは痛いほど分かっております。
(だったら、素直に聞き分けなさい?)
(でへへ、そこがですねー、何とも難しいところでしてー)
(あんまり心配かけないようにしなければ、とは思うておるのですがー)
(英雄は自分に出来ることを為し、凡人は出来ることはせず、出来もしないことをしようとするそうです)
凡人どころか、DQNで、どーもすいません。

コメント有り難うございました。
 
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プロフィール

POTE

Author:POTE
家族:
ダンナ(じゃっく・仮名)
子供なし
婆さま(ダンナ母・90才要介護4 脳梗塞で左麻痺の車椅子)
爺さま(ダンナ父・2012.9逝去 享年95才 最後は要介護4の車椅子)

since2009.2.10

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