WINDING ROAD

在宅介護という名の過酷にして壮絶な終わりなき戦いの日々 自分の病気、ジツボとの関係 荒野に俺は一人だけ(笑)
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セカンドステージ 5 完

そして、次なる主役は、まだらボケ能天気自分勝手自己中心じーさんなんです
が。
(その紹介の仕方が既に不穏)

食事介助の後、あまりにヒゲぼうぼうなので、電気シェーバーで剃ったろとしたんですが、痛いだの下手だのと文句たらたら。

爺様「もういいよ」
POTE「良くありませんよ。鏡見て下さい。とんでもない顔になってますよ」

と、手鏡を渡し、約一月ぶりに自分の顔を見て仰天したらしく

爺「なんだこりゃあ、こんなに伸びちまったらどうしようもない。だから、俺が散髪に行きたいって言ってるのに、アンタがすぐ連れて行かないから」

はああああー?( ̄□ ̄;)
をい。ちょっと待て。

何だ、そのでっち上げ捏造架空話は。

婆様が元気でいた頃から、何度も散髪に連れて行こうとしても、「まだいい」だの「長髪にするから伸ばしてる途中」だのとへ理屈捏ねて、抵抗してたのはどこの誰よ。

アンタが連れて行かないから だと?

何だ、その責任転嫁は。

大体、誰のせいでワタシ達がこんな辛い思いしてると思ってるんだか、

そもそもは、ボケて夜昼とっ違えて、夜の10時に酒飲んだりするから、
足元ふらついて、夜中トイレに行こうとして転倒して、
腰椎にヒビ入って、入院。
リハビリはしないわ、
駄々っ子のように帰りたがるわ、
揚げ句、退院間近だった婆様犠牲にして、自分だけちゃっかり帰って来るわけですよ。
このワガママじーさんは。

爺「明日で良いから、散髪連れてってくれ」
POTE「入院中ですよ。そんな勝手に床屋になんか行けませんよ」
爺「ちょっとくらいなら大丈夫だろ。いつものサトウ理髪(仮名)でいいんだから」
P「ここ病院ですよ、家じゃないんですよ」
爺「だから、アンタが連れて行ってくれれば、金は俺が払うんだから、いちいちガタガタ言うなよ」

どっかーーーーん!

(堪忍袋爆発)(▼皿▼#)


金なんか、とーーーっくにワタシが一切合切管理しとるわーっ。

入院費も契約も同意書も手続きも、みーーーんなワタシがやってるんですっ

自分の今の状況が分からないくらいボケちゃったんかい!

もー、面倒見切れん!!

P「行きません」
爺「あ?」
P「行かないって言ってるんです!行くなら一人で勝手に行けば良いでしょう!!」
爺「何だと!(って言える立場か)人が下手に出てりゃツケ上がりやがって、畜生!分かったよ、自分で行ってやるよ!!(一人で起き上がることも出来ないくせに)」
P「結構!楽しみにしてますよ、じゃあね!」

と、捨て台詞を残し、
婆様の病室よりずっと狭い6人部屋の患者さん(50代男性3名 60代80代各1名)達の失笑を浴びながら、それでも部屋を出る前に「お騒がせ致しました。うるさくして申し訳ありません」とお詫びすると、
一様に「いやいや」「大変ですねえ」「お疲れ様です」と返され、はらわた煮え繰り返しながら、階段駆け下り、バスに飛び乗る。

殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺
怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒
憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎
嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌
怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨

言うこと聞けないなら、帰って来んなよー!
婆様の代わりに、アンタが遠くの老人ホームに入れば良いのにー!
自分で出来ることなんか、もー、ウ◯コきばることしかないくせにー!
それすら、コールボタン押して看護師呼ぶこともしないから、時間毎のオムツチェックの時しか綺麗にしてもらえないじゃないー!
きっと、周りの患者さんが臭くて、迷惑かけてることも全っ然気が付かないでー!
エラそうに、誰にもの言ってんだー!

もー、自分の知る限りの罵詈罵倒、ありとあらゆる悪口雑言がもんの凄い勢いで脳内を駆け巡ってました。
人様にエラそうに道理を説いたりしたところで、一皮むけばPOTEもこの程度の狭量な小物でしかありません。

大丈夫か、ワタシ。
こんな気持ちで退院して来た爺様に、手をかけずにいられるのだろうか。

(こんなジーさんのせいで、人生棒に振りたくはないけれど)
山に埋めたるぞ とか 川に沈めるぞ とか バラバラに刻んで燃えるゴミの日に出してやるとか、もー恐ろしく物騒なことばかりが頭に浮かんで来てました)

風雲急を告げる、爺様退院まであと5日。
週間天気予報では曇りのち雨。

ワタシの心は既に土砂降り、つかハリケーン状態。

折角、婆様への残酷な通告と、いじらしい受諾という、ドラマばりのシリアスで感動的な盛り上がりから、一転、激怒の炎に黒焦げになりそうな勢いで、果たしてPOTEは無事に爺様を退院させることが出来るのか。

次回新章突入。

ここまでお付き合い頂き、有り難うございました。
心温まる応援、励まし、共感、慰めに、勇気と元気頂いております。


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Comment

すみません。読んでましたが
編集
コメント、滞りました。

ああ。ワタシのいつもの心情と同じ
落ち着いてる13番さんではあっても
ところどころはフツーではないのであって
こちとら一応フツーの世界の住人としては
やるせないとこ
付き合いきれないとこ
果ては殺意まで←まね
1日のうち、何箇所かはこれらのものが混在しております。

POTEさん、いずれ来る(いつかはわからんが)
我々のばら色の未来のために
耐え忍び、思いとどまりましょう。
2010年05月16日(Sun) 21:19
NoTitle
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介護、ずぶの素人がコメントするの、心底、引けていますが、POTEさんがこの窮状の中ここに書いてくださって、読ませていただけているので
「POTEさん、大丈夫だよね。」
と、少しホッとしています。
理不尽なことが続くと思いますが、転んだり、躓いたりしないでくださいね。
現状は、お爺様在宅なんですよね。
2010年05月17日(Mon) 09:49
NoTitle
編集
うわぁぁぁぁ おんなじだぁ><
日々この繰り返しですよね><
うちは実父なので、また耳が遠いのでついつい声も大きくなってしまうので「なんだその口の利き方は!!」がつきます(すべてが聞き取れていないと思われしw)

どうも年寄りの特権らしいですよ、
自己中・自分勝手は・・・(笑)
大人しく可愛らしいならいいんですがこちらも生身の人間、辛抱にも限界がありますよね。
いいんです、POTEさんもたまには殺怒憎嫌怨で。
自分を押さえ込まないように、ってカウンセリングの方が言ってました。
2010年05月17日(Mon) 11:55
NoTitle
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アハハハ・・・(≧∀≦)
訪問もありますよ!

うちの父も晩酌したのに 一度外行くと忘れて飲んでない!と地団駄を踏みわめく!が日課で
仕舞にはヨロめいて台所で転んで腰にヒビが入ったり・・
自業自得です けど・・本人は何でこうなって入院したのかも解っていませんでした・・汗
2010年05月17日(Mon) 17:51
>山田あしゅらさま
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身近に居る家族だけが知る「奇妙な世界の住人の顔」ですよね。
昔、綾小路き◯まろさんが得意の漫談で「世のお嫁さん方は、いつかコロしてやると思いつつ、舅の世話をしている」というのがありました。
その時は、えええー、うそぉーとか思ってましたけど、アレ、ほんとでしたねえ…(笑)
同志よ。いつか辿り着くバラ色の未来の為に、堪え難きを耐え、忍び難きを忍び、今日もウ◯コと尿臭と立ち向かいませう。

コメント有り難うございました。
2010年05月17日(Mon) 19:38
>まさひまさま
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そもそも人生とは理不尽なものなのかもしれません。
それなりに、つましく真面目に生きていても、病気にはなる、介護役になる。
でも、だからといって、絶望して、何もかも投げ出すには早過ぎるような気もします。
投げ出していいなら、とっとと投げ出したい本音もありますけどね。

コメント有り難うございました。
2010年05月17日(Mon) 19:43
>cocoっくさま
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ワタシ達が見ている現実と、お年寄りの目に映る(記憶している)モノって、全然別モノですよね。
もー、覚えていないとかのレベルじゃないから、まわりは振り回されて大変です。
それでいて、妙なプライドだけは高いんだから。
可愛くないですよねー。

コメント有り難うございました。
2010年05月17日(Mon) 19:48
>黒ごま7さま
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何故か自分の言うことを皆が否定して、訳も分からないうちに身体が痛んだりして、物凄く不安で辛いのに、誰も優しくしてくれない。
それはとても孤独で悲しいことだとは思います。
誰かのせいにしなければ、納得出来ない気持ちも分かります。
でも、やっぱり、いい加減にせいよー!こっちにお鉢回すなよー!と言いたいですよね。

コメント有り難うございました。
2010年05月17日(Mon) 19:53












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