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爺様入院騒動2010 その6・完

婆様の病院から、東△伊勢崎線と亀☆線を乗り継いで、最寄り駅から徒歩5分の、◯田中央病院へ。

3階に上がり、ナースステーションの入口近くに居る男性看護士に声を掛ける。

POTE「昨日、ICUに入れて頂きましたPOTE村爺(仮名)の家の者ですが」
ちょっとお待ち下さいと言われ、廊下で待っていると、別の看護師が出て来て、どうぞと招き入れてくれた。

一番奥のベッドですと言われ、ごつい医療機器を避けながら、呼吸器装着され横たわっておられる何人かの患者さんのベッド横を通り(本来、こういう重篤な方が置かれる場所だから)

昨日同様、窓際のベッドの爺様に近付き、声を掛ける。
POTE「お爺ちゃん、大丈夫?」

うっすら目を開け、POTEを認めると、爺様は小さく頷いた。

そこへ、足早に一人のDr.が近付いて来られ、

Dr.「どうも、S藤です」
POTE「ああ、今朝ほどはお電話有り難うございました。色々御迷惑お掛けしましたようで、本当に申し訳ございません」
と、平身低頭するのに対し、S藤Dr.はいやいやと明るく笑って、
S藤Dr.「お食事も食べておられますし、看護婦によるとその度事に表情が変わって来ているということですし、落ち着かれているんだと思います。
まあ、まだ痛みは強いようなので、そこだけですね、問題は。
今日、整形の先生が来ておられるんですけどね。まだ午後の外来の方が終わらないものですから、そちらの診察が一段落したら、こちらに来て診て頂けることになっています。もう少し時間かかっちゃうかもしれませんが、お時間の方は大丈夫ですか」
POTE「はい、お爺ちゃんがこちらに居る以上、私が急いで帰宅する必要もありませんので」
S藤Dr.「じゃ、すみません、そういうことで、もう少しお待ち下さい。よろしくお願いします」
POTE「はい、こちらこそ、よろしくお願い致します」

S藤Dr.が颯爽と去られた後、所在なげにベッドの脇に立ち尽くしていたら、看護師さんが丸椅子持って来てくれたので、腰を下ろす。

他の患者さん方の、呼吸器から漏れるひゅうひゅういう呼吸音を聞きながら、待つことしばし、サンダルの音も高らかに、長髪眼鏡の、一見秋葉系の白衣を来たDr.が息を弾ませながら駆け込んで来る。

「(ぜいぜい)整形の(ぜいぜい)真々◯です(ぜいぜい)」
外来診察室は1階なのだけれど、外来の合間を縫って、階段で三階まで駆け上がって来て下さったらしい。
POTE「あ、はい、POTE村でございます。よろしくお願い致します」
真々◯Dr.「ちょっと、痛む箇所を確認したいんですが」
POTE「と言いますと、どうすれば」
真々◯Dr.「一度起き上がってもらえますかね」
POTE「無理です。それが出来なくなったので、救急搬送してもらったんです」
真々◯Dr.「じゃ、横になるだけでいいから、ちょっと手伝ってもらえますか。POTE村さーん、ちょっと、右を下にして私の方に向いて下さいー」
爺様「痛い、痛い」
POTE「お爺ちゃん、頑張って、ベッドの柵に掴まって、そーっと押すから」
と爺様の身体を捻らないよう、反対側から肩と背中をPOTEが支える。
真々◯Dr.「POTE村さーん、どこが痛いー?」
爺様「このあたり」
と尻に近い腰のあたりを左手で示すと、
真々◯Dr.「そこー?いや、そこじゃない筈なんだけど」
爺様「じゃ、このあたり」
と今度は脇腹のあたりを示し、
真々◯Dr.「えー、そこだったら、私の診たて違いってことになるんだけど」
POTE「あの、多分、手が届かないんだと思うんですけど、年寄りなんで関節硬いから」
真々◯Dr.「そっか、じゃ、ちょっと失礼」
と真々◯Dr.は拳で軽く爺様の腰を押し、
真々◯Dr.「ここは?ここは?ここは痛くない?」
と、探っていくと、
爺様「うう~、痛い」
と呻く場所が判明。
真々◯Dr.「やっぱりここだ(嬉しそうに)。ここねー、ここが痛いのねー?」
爺様「痛い、痛いです」
POTE「そこが、本ボシですか」
真々◯Dr.「そうです、第1と第5腰椎にひびが入ってるんです。骨折です

あっらー\(* ̄□\) ̄□\) ̄□\))))オォ~ット!!。
打撲じゃなかったのねー。ひび、骨折、そーりゃあ、痛くて起き上がれなくなる訳だわ。

真々◯Dr.「転んだんですか」
POTE「現場は見ていないんです。前日まで普通で、翌朝起こしにいったら、もう起き上がれなくなってました。夜中、何度もトイレに行ったようですので、その途中、廊下で転んだことは充分考えられます」
真々◯Dr.「なるほど、とにかく1週間じゃ無理です。しばらく入院してもらうようになりますねー。それと、コルセット作りましょう。腰椎圧迫骨折にはコルセットが要ります。今日ならまだ業者さんが居ますから、今日を逃すとまた1週間先になっちゃいますから、今から寸法測ってもらいます。コルセットが出来たら、順次リハビリに入りたいと思いますが、それまでは保存的治療で安静にして頂くようになります。お年もお年なので、あまり寝かせ過ぎると、筋力も低下しますし、認知症の心配もあるので、そのあたりは様子を見ながらやっていくようになると思います。じゃ、そういうことで」

そう言って、真々◯Dr.は来た時と同じように足早にICUを飛び出していき、

骨折、骨折、しばらく入院と、状況を整理しようと務めるも、すぐに若い別のDr.と装具業者さんが現れ、挨拶もそこそこに採寸に取り掛かる。

とはいえ、起き上がれますかの問いに、無理ですと答えると、どうにか寝たままでメジャーを背中に回したり、親指と人差し指で計測したりして数値を記入していき、間もなく採寸完了。

装具業者「来週月曜には出来上がります。料金は29,162円となりますが、お支払い頂いた後、私どもが発行します領収書と、真々◯先生のお名前の入った診断書(有料で3,000円かかりますが)があれば、お住まいの区の保健課に申請を行い、後から9割戻って来ますので、銀行口座と認め印を持参して手続きなさって下さい」

それでは我々はこれでと、若いDr.と装具業者も立ち去り、何だかばたばたばたばた、一気に事態が動いたなーと呆然としているPOTEと爺様だけが後に残された。
ε-(;ーωーA フゥ…

と、そこへ、今度は「お食事でーす」と看護助手さんが夕飯を運んで来た。
看護助手「はい、POTE村さん、起きましょうー」
と、ベッドの足元にハンドル回して、ベッドを起き上がらせる。

POTE「お爺ちゃん、一人で食べられます?」と聞くと、ダメダメと顔を横に振るので
(ノ_-;)ハア…、しょーがねーなと箸を取り、はい、アーンして下さいと食事介助。

途中、看護助手さんが様子を見に来てくれたけれど、家族が付き添って食べさせているので、安心してすぐ出て行った
ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ。

で、この日から、毎夕食時の食事介助が決定。( ̄  ̄;) うーん

まーでも、朝と昼は来れないけれど、せめて夕食くらいは行かないとなー。
婆様は食堂で皆さんと食べるし、同室やリハビリ先でのお友達も居るけれど、爺様はコルセットが出来てリハビリが始まるまでは、このICUの隅っこに寝かされっ放しなんだもの。

そんな訳で、ダブルの病院付き添いの日々が始まりました。ε~( ̄、 ̄;)ゞフー

【うわぁ、大変なことになりましたね】
う~ん、でも、お二人とも入院されてるからましなのかも・・・
実家の父も、2月初めにあばらを折りました。
母が「夕べお父さんがお風呂で転んで、わき腹が痛いといってる」と電話してきたので、慌ててすっとんでいって強引に病院に連れて行ったら、2本折れてました。
湿布と痛み止めとコルセット(というかベルト?)をもらっただけですみましたが、足折ったとか、頭打ったとかでなくてホントよかったですよ。
1ヶ月は咳どころか欠伸しても痛いといってました。
御爺様も腰椎では、さぞ痛かったことでしょうね。
骨折は時間がたち、自然に治るのを待つしかないとか・・・少しでも早く良くなることをお祈りしてます。
POTEさんも、ご自分に無理がかからないようお気をつけくださいね。
【>しーさま】
お久しぶりでーす。

お訪ね頂く度に、どんどん状況がシビアというか、ヘビーになっていってしまい、申し訳ないです。

もうちょっと、明るく大らかに介護を語りたかったんですが、どうも、事態がそれを許してくれません。

それでも、不利な状況に負けず、頑張っていきたいです。

コメント有り難うございました。
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POTE

Author:POTE
家族:
ダンナ(じゃっく・仮名)
子供なし
婆さま(ダンナ母・90才要介護4 脳梗塞で左麻痺の車椅子)
爺さま(ダンナ父・2012.9逝去 享年95才 最後は要介護4の車椅子)

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