在宅介護という名の過酷にして壮絶な終わりなき戦いの日々 自分の病気、ジツボとの関係 荒野に俺は一人だけ(笑)

背と行かむ 山の窪なるひとつ路に・1

婆さまの発熱騒動で写真整理と推敲に手間取ってたら、
東京下町は夏から一足飛びに10月の気温になったりするわ、
某国が中距離弾道ミサイルを発射するわ、
黒革の手帖女優が黒革の母子手帳手にすることになるわ で、

何が起きるかわかりませんので、急ぎ夏の旅行記を書き上げました。

タイトルは、わが行くは山の窪なるひとつ路冬日ひかりて氷たる道 若山牧水 の改変です(笑)


8/22火
前日、婆さまをショートに送り出し、じゃっくさんと1年ぶりの旅行へ。

お盆休み明けの関越自動車道はさほど混雑することもなく、一路群馬を目指す。

夜は旅館のご馳走だから昼は軽く蕎麦かうどんでもと狙っていた幾つかのお店や観光施設が定休だったトラブルはあったものの、
じゃっくさんがオススメの店に出向くと毎回定休なのはもうお約束。
下調べが足りないつーか、不運とゆーか。
にしても、群馬って夏休みなのに定休するんですねー。
ワタシの勝手な思い込みですが、個人店舗はまだしも、観光スポットは盆暮れのハイシーズンは無休なのかと思ってたけど、そうでもないようで。


焼きカレー食べたり、楽しみにしてた道の駅併設の淡水魚水族館は休館日だったので、

利根川でラフティング体験してる学生さんや、ますのつかみ取り体験の子供さん団体の様子を眺めつつ、川沿いを散策。

あとはもう宿に行くしかなくなり、ちょっと早めに今夜の宿泊地 谷川温泉へ。

途中、立ち寄った 天一美術館 →は規模はこじんまりとした美術館でしたが、

ワタシ達以外他にお客さんがおらず、貸切状態だったので、小一時間のんびりさせてもらいました。

銀座の老舗「天一」の創業者矢吹勇雄は、一代で天一を高級料理店にのし上げた傑物であり、同店は政官産の高官や芸術家・作家など文化人のサロンと化していき、矢吹は多くの知遇を得た。
その中にいた吉田茂は多くの絵画・陶磁器が海外に流失していくのを目の当たりにして、矢吹に「天一君、日本美術の逸品を守れ」と厳命。
矢吹は吉田の命に従い、人脈を生かしコレクションを蒐集していったという。

内部は撮影不可でしたのでうろ覚えですが、美術館評議員の名前を列挙したプレートがあって、鳩山一郎、土井たか子、原文兵衛、小渕恵三等々政財界の錚々たる人物が名前を連ねていました。

見学終了してエントランスロビーに降りると、女性スタッフがハーブティーとチョコレートを振舞って下さるという嬉しいサービス付き。
でもチョコはダースだったの。
ドイツの「Ritter」とかイギリスの「Daily Milk」だったら完璧だったのに、惜しい。

水上方面も8月はずっと雨続きだそうで、水量多かったです。
tani1.png

石段を上がって行くと富士浅間神社があるそうですが、もう足腰弱い中高年夫婦は早々に断念。
tani2.png

今夜のお宿はじゃっくさんセレクトで、個人客メインでリピーター率70%という
金盛館せせらぎ → 。

ここではフロントロビーの奥に何種類もの枕が見本で出してあって、高いタイプ、低いタイプ、柔らかいタイプ、硬いタイプ、低反発、そばがら、プラスチックチップ等々から好みの枕が選べます。

また、部屋へ案内してくれる係の人が来るまで、湧き水で冷やしたキュウリも用意してあり、自由に齧っていいと言われましたが、案内係さんがすぐ来てくださったので、キュウリは齧れず。
(唯一の心残り 笑)

IMG_0422.jpg
お部屋に案内され、館内や非常口の説明、食事時間を決めながら、お茶とわらび餅のプリンを頂きます。

tani3.png
夕食時の飲み物も、食事処に着席する前にフロントに申し出て下さるとありがたいとのことでしたので、じゃっくさんは生ビール、ワタシは黒烏龍茶をお願いしたんですが、

フロント9番を呼び出したところ、応対の第一声が

「お待たせいたしました、POTE村さま、フロントでございます」

いや、ワタシ達随分いろんなところに泊まって来ましたけど、フロントに電話して名前で呼んで頂いたのは初めてです。
なるほど、こういう接客姿勢がリピート率70%の秘訣なんですね。

お茶請け菓子も、売店で売っている土産菓子は珍しくありませんが、
kasi1.png kasi2.png

何か仰々しくお重があるよーっと蓋開けてみたら、
IMG_0423.jpg
チョコレートにごぼうせんべいにごぼうの佃煮というラインナップ。
いやはや参りました。

IMG_0425.jpg
食事はお食事処で。

osinagaki.jpg
食前酒 桃のリキュール
前菜 焼き枝豆、胡麻豆腐、もずくトマト、川エビの唐揚げ、大根のゼリー寄せ胡椒味、トウモロコシの唐揚げ
お造り 奥利根鱒花造り、鯛、ボタン海老、ホッキ貝
肉料理 上州牛食べ比べ ロース、ヒレ、肩ロース、ズッキーニ、カリフラワー、人参
自分たちで鉄板で焼いて頂きます。うまうま。

IMG_0428.jpg
煮物 射込み茄子、人参、ジュンサイ、冬瓜、ミニオクラ、海老

IMG_0429.jpg
一品 小田巻蒸し 百合根、天豆、銀杏、三つ葉、海老あん

IMG_0430.jpg
焼き物 若鮎の塩焼き

IMG_0432.jpg
揚げ物 蓮根挟み揚げ 雪の下の天ぷら
酢の物 山女魚の南蛮漬け、胡瓜、晒しクジラ、水前寺海苔、蛸

IMG_0435.jpg
ご飯、味噌汁、香の物、料理長お手製ふりかけ

IMG_0436.jpg
メロンとマンゴスチンのジェラート

至福の晩餐でございました。

温泉も、単純アルカリ泉だそうですが、手がすごくスベスベサラサラになったので、硫黄泉や強塩泉でなくとも温泉効果ってすごいんだと改めて実感。

夜食には可愛い一口サイズのおいなりさんが二つ用意され、どうにかじゃっくさんが一つ食べましたが、ワタシは遠慮申し上げました。
(お腹パンパンで食えねー)

IMG_0437.jpg
翌日の朝食
中央手前が箸休め色々。
右上からごぼうのきんぴら、卯の花、昆布の佃煮、ひじきの煮物、白菜とたくあんの漬物、花豆の甘煮。
右側緑の器が柚子だしの冷奴、その下が納豆、薬味。
柚子だしの冷奴はおかずとしては微妙ですが、単独の一品としてはフルーティーで酸味がとても新鮮でワタシは大変気に入りました。
奥の笹型皿が卵焼き。
ご飯の更に左にあるのが生ハムのサラダとドレッッシング。
その上がデザートのフルーツ盛り。

IMG_0438.jpg
卓上の鉄鍋で、ほっこりじゃがいもとわかめと玉葱のお味噌汁がグツグツと。

いやもう、朝からお腹いっぱいで、じゃがいもは断腸の思いで残しました。

IMG_0439.jpg
昨夜は塩焼きだったお鮎さまが今朝は開きに。

食後はロビーでセルフの珈琲を堪能。

チェックアウト時は生憎の雨になってしまいましたが、和服姿の女将と若女将が番傘差してワタシたちの車を見送ってくださいました。


続きます。






ランキング参加中
よろしければクリックを
介護ブログ 在宅介護へ

拍手して下さるアナタに感謝

コメント

オー!旅行記忘れてました
背と?
もう、さりげに惚気が入ってるのが憎いです
記事からも素敵な場所な様で羨ましい限り
(先月の祭りに旦那と行ったのですが、なんせ気遣い出来ない人で、旦那とは絶対旅行には行かないと私は決めております)
素敵な宿の手配、美術館貸し切り状態
お昼お目当ての場所が定休日なんてじゃっくさんなかなかの業をもってらっしゃる(笑)
でも観光地であっても人手不足は酷いので繁忙期でも、いえ反対に繁忙期だから定休日を作らないと人手が確保されないんでしょう(此方もよく有る話です)

避暑にはうってつけな旅行後半戦はどんな旅行になるのか
わくわくと楽しみに待ってます
婆さまの発熱、デイサービス夏祭り、段スロープ追加レンタル、内科往診による長寿検診に、まだこれから書くんですけど血液検査の結果、ワーファリンの減量指示と立て続けに仕事が続き、ワタシも旅行記を忘れそうでした。
爺さま逝去と被った年は翌年のupになりましたから(笑)、モタモタしてると機を逃します。
人手不足は地味に各方面に影響を及ぼしてますね。
マクドナルドが女性と高齢者の採用を推進するそうです。
学生バイトに頼っていた業種は苦しいでしょうね。

コメントありがとうございました。

コメントの投稿

URL
コメント

パスワード
秘密
管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL : http://pote1130.blog23.fc2.com/tb.php/1869-909181a0
<< 背と行かむ 山の窪なるひとつ路に・2 | TOP | 現在気温18℃ >>