WINDING ROAD

在宅介護という名の過酷にして壮絶な終わりなき戦いの日々 自分の病気、ジツボとの関係 荒野に俺は一人だけ(笑)


墨◯徒然3

  1. 2010/01/30(土) 23:23:02_
  2. 日々のたわ言
  3. _ tb:0
  4. _ comment:2
三つある面談室の一室に案内され、テーブルを挟んで温水係長(仮名)と向き合って坐る。

温水「…この度は大変でしたね…」
POTE「いえいえ、こちらこそ御厄介になります」
温水「…転院の病院のお話をする前に、患者さんの家族構成や生活に付いてお伺いしたいんですが…」
POTE「はい、どうぞ」

尋ねられたのは、同居している家族構成、持ち家か、借家か、戸建てか、集合住宅か、入院費は患者本人(婆様)の年金から支払い可能か、病院との連絡役は誰になるのか、介護の中心人物は誰になるのか、現在認知症の症状はあるのか、差額ベッドを希望するか等々。

差額ベッド?いや、別に大部屋で構わないんですけど。寂しがり屋さんなので、個室とかに入るよりお友達になれそうな方が居るお部屋の方が良いと思います。

温水「…それがですね…病院によっては、最初のひと月は個室に入ってくれと言われる場合がありまして…その後、4人部屋にお移り頂くようになるんですが…」

はあ、そうすか。それが病院側の慣習でしたら、それでも構いませんけれど、うちはそんなにお金が有り余ってるわけじゃありませんから、幾らかかっても構わないから、最高の部屋に入れてくれとは言えません。まあ、普通レベルでお願いしたいんですけど、例えば4人部屋に入れて頂いたけれど、色々あって、やっぱり個室に変えてくれとか、ホテルじゃないからそういう訳にはいかないんですよね。

温水「…そうですね…途中変更というのは難しいと思います…どちらの病院も予めきっちり部屋のローテーションを決めていますから…いずれにしろ、御家族の意向があるのなら、最初に担当者とよくお話しされた方が良いと思います…」

はあ、分かりました。そうします。

温水「…それで、転院先として紹介させて頂く病院ですが…残念ながら、都心には殆ど無いというのが現状です…」

ああ、そうでしょうねえ。

温水「…一つは鐘ケ◯にある東京R病院です…東武線利用になりますが…」

ああ、聞いたことあります。近所の方もそちらでお世話になってました。

温水「…あとは津田沼の病院です…」

主人の姉が千葉在住です。うちには要介護4、93のお爺ちゃんも居ますし、私が動きが取れない時は義姉に病院に行って貰うようになると思いますから、千葉寄りなのは助かります。

温水「…でしたら、谷津にも新しく出来た療養型の病院があります…第三希望まで決めて頂けますか…」

では、第一希望に東京R病院、次に津田沼、谷津の病院ということでお願いします。パンフレットは頂けますか。

温水「…それが、谷津の病院のパンフはたくさんあるんですが、他のはこれしかないので…」

でしたら、病院名だけメモさせて頂きます。

温水「…コピーでよろしければ…」

あ、コピーしてもらえます?

温水「…どこまでコピーしましょうか…」

地図のページだけで結構です。
(知りたきゃ家に帰ってネットで調べてプリントすれば良いだけだもの)

で、温水係長(仮名)がコピー資料を持って来てくれて、面談はこれにて終了。

にしても、穏やかというか、テンポがスローと言うか、病棟の看護師や事務クラークが皆恐ろしいくらいテキパキした対応なのに比べ、暫時緩やかな温水係長(仮名)には、正直イラッときたことも。

だって、話し始めに必ず沈黙の一時があるんだもん。あれって、何か戸惑うんですよね。いや、単にワタクシがせっかちなだけだとも思うのですが。

温水「…主治医のウォンビン先生(仮名)に紹介状を書いて頂いてから、受け入れ先候補の病院に連絡を取ります…来週末までには受け入れ先が決定したという連絡を差し上げられると思います…」

はい、よろしくお願い致します。

それにしても、取り敢えず話を聞くだけかと思ったら、何だかどんどこ話が進んでしまい、ダンナや義姉上に諮る間もなく、POTEの独断で決めてしまったけれど、いつまでも保留にしてもその分手続きが遅れるだけだし、これはこれで良かったと思う。

帰宅し、ダンナと義姉上に報告したところ、二人ともそれで良いんじゃないかという意見だった。

病室の婆様に、新しい病院の手配を始めたと言うと、まだしばらくここに居たいと心細そうに訴えられる。

大丈夫ですよ。今すぐ放り出されるわけじゃないんですから。

ただ、準備は早めにしておかないと、急に転院したいと言っても、受け入れ先の都合もあるから、皆が慌てないように、早め早めに手を打って置かないとね。

そうは言っても、同室者の異動は頻繁で、入院当初同室だった人達は皆退院するか、転院するか、病室が変更になり、今居る同室の方達は認知症だったり、耳が遠くて、挙動不審だったり、一日中奇声を上げたり、唸ったりしてるので、POTEとしてはさっさと新しい病院に移したいという本音もある。

さて、受け入れ病院はどこになるのか。

続く。
2010_01_30  [ 編集 ]

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comment

  1. 2010/01/31(日) 19:32:37 |
  2. URL |
  3. [ 編集 ]
>持ち家か、借家か、戸建てか、借家か

『借家か』がだぶってますね・・・

>31日19時の方

  1. 2010/01/31(日) 19:43:42 |
  2. URL |
  3. POTE
  4. [ 編集 ]
御指摘有り難うございます。
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プロフィール

POTE

Author:POTE
家族:
ダンナ(じゃっく・仮名)
子供なし
婆さま(ダンナ母・90才要介護4 脳梗塞で左麻痺の車椅子)
爺さま(ダンナ父・2012.9逝去 享年95才 最後は要介護4の車椅子)

since2009.2.10

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