WINDING ROAD

在宅介護という名の過酷にして壮絶な終わりなき戦いの日々 自分の病気、ジツボとの関係 荒野に俺は一人だけ(笑)


大人気ない雑学

  1. 2017/07/01(土) 23:07:45_
  2. 日々のたわ言
  3. _ tb:0
  4. _ comment:2
清涼飲料水のCMで、

ママの怒った顔は〜♪
ジャミラに似ている〜♪

という可愛い歌声を聞くと、微妙になるワタクシです。

ジャミラってご存知ですか。

↓これ。
jamira.jpg
確かにインパクトのある造形です。

初出は1966(昭41).12放送のウルトラマン「故郷は地球」で、

リアルタイムで放送を見ていた当時の子供には、単純な勧善懲悪ではない難しい内容でした。


有人衛星実験の失敗により水のない惑星に不時着した地球人宇宙飛行士ジャミラ。
劣悪な環境の中で救助を待つが、国際批判を恐れた母国は事故を隠避しジャミラ飛行士を見捨てる。

ジャミラ飛行士の身体は変質し怪獣となり、自分を見捨てた母国と地球に復讐する為宇宙船を修理、見えない宇宙船に改造して地球に帰還。

全身が白く乾燥した粘土質の皮膚に覆われたジャミラは炎に耐性を持ち、自らも100万度の火炎を吐くことができるが、水には弱い。

国際平和会議に出席する世界各国の代表の乗った航空機や船舶を見えない宇宙船を用いて一般人を巻き込み爆破、会議の妨害を図った。

会議の開催を目前に控え東京に飛来するが、科学特捜隊の光線攻撃で宇宙船を可視化されると逃亡。

撃墜されて地上に出現した後も積極的に戦おうとせず、森の中に逃げ込むが、翌日国際平和会議上へ進撃。

進路上の村を焼き払い、住民を危機に陥れる。

無関係の一般人を巻き込んだ暴挙に憤ったイデ隊員の「ジャミラ、てめぇ!人間らしい心はもう無くなっちまったのかよー!」という絶叫に一瞬攻撃を停止するが、再び各国の国旗を踏みつぶしながらなおも会議場に迫る。

しかし、科特隊パリ本部のアラン隊員からの情報で弱点が水であることを知った科特隊の人工降雨弾、更にウルトラマンの水流攻撃を受け、大量の水を浴びたジャミラは泥にまみれ、のたうち回りながら国旗を倒し続け、ついに息絶える。

ジャミラの死後、国際平和会議上の前に「人類の夢と発展の為に死んだ戦士に魂、ここに眠る」と書かれた墓が建てられた。

「すまないジャミラ、許してくれ……でもいいだろ?地球の土になれるんだから」

というムラマツキャップからせめてもの手向けの言葉が添えられたが、イデ隊員や皆の胸に去来したものは……。

イデ隊員「為政者はいつもこうだ。文句だけは美しいけれど…」



子供心にも苦い内容だということはおぼろげに理解してましたし、イデ隊員のやるせない怒りには大変共感できました。

その一方で、ムラマツキャップの「あんなに帰りたかった地球に帰れたんだから、もうこれで良かったよな」みたいな一言は今も昔も疑問符。

いいだろ?って何がいいんだよ。いいことなんて一つもないよ。名誉も人権も踏みにじられて、それで地球で死ねたから良かっただろなんて、外野の勝手な理屈だよ。

今も昔も、リアルもフィクションも、国家なんて当てに出来ねえなあ。

ワタシがジャミラだったら到底納得できないよ。
祖国は救助放棄しただけにとどまらず、国際平和会議機関も事故を隠蔽し、それどころか彼を怪獣として殲滅するよう日本科特隊に命令する。
見捨てられ、裏切られたジャミラの憤怒と憎悪は如何ばかりか。

これ、絶対子供向けの番組じゃない。


ジャミラ。

その果てしない絶望と報われない悲しみをワタシは覚えてる。
でも、GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶は好きよ。

明日は30℃超えの予報が出てます。
どなた様も熱中症にはお気をつけください。






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2017_07_01  [ 編集 ]

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comment

ご無沙汰してます

  1. 2017/07/02(日) 00:26:31 |
  2. URL |
  3. 山田あしゅら
  4. [ 編集 ]
当時は醜悪な姿形に怖さしか覚えてませんでしたが
そんな背景があったとは。
(かつての子供番組は怪獣モノといえども
結構高尚なものが多かったですね。)

しかし昨今の政治舞台は与も野も陳腐。
本気でこの国を良くしたいという人はいるのかしら?
保身やパフォーマンスなど要らんとですよ。

国民が総ジャミラにならないことを祈ります。

暑さがドカンとやってきそうですね。
くれぐれもご自愛くださいませ。

>山田あしゅらさま

  1. 2017/07/02(日) 20:52:31 |
  2. URL |
  3. POTE
  4. [ 編集 ]
こちらこそずっとROM専で失礼を致しております。
某国大統領しかり、100年後の世界平和より、今の、この瞬間の俺っちの生活が優先だ と。
大局から俯瞰すべきか、森より木を見るべきか。
判断は難しいところではありますが、誰も彼もが刹那的な結果ばかり追い求めれば、盲走りとなって取り返しのつかない方向に突入するばかりです。

いつの世も子供達の未来は輝いていなければならない。
市井の小人としてはその為に被る恥など、さして問題ではないと思うのですが。

台風も接近しつつあり、いよいよ梅雨明け、夏本番のようです。
介護者にとって命がけの季節到来。
お互い、無理なく切り抜けましょう。

コメントありがとうございました。
 
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POTE

Author:POTE
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ダンナ(じゃっく・仮名)
子供なし
婆さま(ダンナ母・90才要介護4 脳梗塞で左麻痺の車椅子)
爺さま(ダンナ父・2012.9逝去 享年95才 最後は要介護4の車椅子)

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