2017 / 09
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はい。

例のバニラ・エアの一件ですが、

最初、ニュースを耳にした時は、

「車椅子乗客から危険を理由に車椅子を取り上げ、あろうことか肘だけで匍匐前進みたいに自力で這ってタラップを上げさせた」という内容に、

マヂか?

「手も貸さず見守ってただけ」だったって、今時そんな冷血な空港職員が居るの?

と、仰天したんですが、
実際には匍匐前進じゃなくて、着座姿勢で後ろ向きに一段ずつ上がっていったらしい。








色々読み込んでたら、

勿論、バニラ・エア側も車椅子ユーザー搭乗は想定外だったり、当該マニュアルが無かったという不利もあった訳ですが、

どうもこの車椅子乗客、事前にバニラ・エアに対し、車椅子使用者である申告も搭乗方法の相談もしていなかったようで、

「手助けしてもらえれば、問題なく搭乗できる」
「他の航空会社では、友人複数の介助で車椅子ごと自分を運んでタラップを上がった」
「前例が無いからといって、搭乗の機会を奪うのはやめてほしい」
「事前申告すると、診断書提出しろとか言われ、済し崩し的に搭乗を断られるので、この方法しかなかった」

という車椅子乗客氏の言い分は、江戸時代の、自らの極刑も厭わずお上に直訴する受難者の叫びにも似た弱者の叫びとして正当な部分もあるとは思いますが、

航空・鉄道・船舶会社の使命はお客様の楽しい旅のお手伝いであると同時に、

出発から到着までの安全に責任を負うものでもある訳で、

A社では友人に担いでもらって大丈夫だったから、B社でもそれでオケ と乗客が主張しても、はい、さいで と軽々には承服できない部分もあるんじゃないでしょうか。

マニュアル通りに仕事するより、もっと人間的な対応を〜というご意見もあるようですが、

個人で、路上で立ち往生している人を助けるのと、会社の看板背負って車椅子ユーザーに対応するのとを同列には語れますまい。


ワタシは婆さま連れて外出する際は必ず事前に下見に行き、動線やバリアフリートイレの位置、協力を頼めそうなスタッフの配置、必要とあれば観光デスクや案内担当部署に車椅子の高齢者を連れてきた場合の対応等を相談して、初めて実行に移ります。

事前に情報を共有しておくというのが、対施設、対店舗、対交通機関をスムーズに利用する為の礼儀であり、当然の下準備だと思うんですが違うんですかね。 

で、外出した先々ではコメツキバッタよろしく、必要以上にあっちに頭下げ、こっちに申し訳ございません、ありがとうございますと言いっ放しになります。

ちょっと卑屈に過ぎるかもしれませんが、車椅子って、やはり占有面積も大きいですし、健常者にとっては邪魔だったり、待って頂いたり、譲っていただくことも多いので、それぐらい平身低頭しまくったほうが先方も親切にしてくださることが多い…ような気がする。


車椅子ユーザーの外出や旅行はもっと広まってほしいし、健常者や社会全般にも車椅子使用者への手伝いと親切が啓蒙されるのはもちろん望ましいことですが、

周囲にご迷惑をお掛けするのだという自覚と遠慮、ヘルプしてくださる方への感謝は絶対忘れてはならないし、フォローしてもらうことを当然と思うのは傲慢な気がします。

仮に、大人5名でチケット取っておいて、当日現れたのが健常者4名に車椅子使用者1名だったら、空港カウンターや職員、航空会社側はそら驚くでしょう。

ネットやニュースでこれだけ書き立てられた今、事前に連絡、相談してくれれば と言いたくても言えない航空会社側の歯噛みが聞こえてきそうなのは気のせいでしょうか。

繰り返しますが、マニュアルもなく対応不備だったのは航空会社の失策だったかもしれません。

しかし、そうだとしても、この車椅子乗客氏にももっと他のやりようもあったのでは無いかと思うのです。

突発的なアクシデントではなく、あらかじめ準備できることだったんですから。

まあ、ネットで炎上した方が世論を味方につけ、主張は通しやすいし(流石、電通出身者は抜かり無い)、車椅子ユーザーの行動範囲を広げていくという可能性には大いに影響を及ぼしたことにはなるんでしょうが。

この方、昔ANAでも同様の騒動で主張を通した「実績」のある方で、

…言い方悪いけど、主義主張を通す為の当たり屋ぽいんだよな〜…


言ったもん勝ちな この風潮ってどうなの?







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【】
初めに聞いた時はなんちゅうマニュアル職員達じゃあと思いましたが
その後伝わった後報はアチャーと言いたくなる情報
判ります我が家の姑も車椅子利用者でしたし、行動範囲の狭さには何度も苦労しました
お店で食事するのも断られたり
お寺の法要に出掛ける時も外用室内用と車椅子を持参したり
やっと旅行に行けても宿泊先が無かったり
世間の人達にもっと知って欲しいと思ってましたが
うん、今回はどっちもどっち
(いやー事前告知しなきゃ、今時アポ取りは常識
そりゃ車椅子利用者だって思い立って行動する時もあるし
それでも飛行機利用は前もって判ってる事)

それでもこれからはタラップに車椅子でも利用出来る対策をしてくれるとの事
(いやそれでも人手はいるからやっぱり事前告知はして欲しい)
いやはやなんとも考えさせられる報道でした
流石POTEさん反応早しと脱帽です
【NoTitle】
多分、この方は、事前に十分に調べた(別の意味で)のでしょう。そして、航空会社のスキを狙って、突撃して騒ぎ立てたのです。
タラップさえ、安全に昇れれば、それで安心なのでしょうか。
緊急着陸、緊急脱出の際の安全性は、確保できるのでしょうか。
タラップが昇れるようになったからとて、車いす利用者を無制限に受け入れるわけにはいかないでしょう。

私は、姑(車いす・おしめ)と外出する時は、POTEさんと同じように、事前に下調べしました。何かあった時、困るのは、私たちだからです。当たり前のことです。

車椅子利用者の活動範囲を広げる事とは、また、別の問題です。
【NoTitle】
いろいろとっても同感です!
私もいっぱい下見するし、コメツキバッタになります。そのほうが気持ちよく旅ができるから。助けてもらって当然とかありえないです。
どれだけバリアフリーが進もうと、設備を動かすのは人間なので、互いに謙虚な心と思いやりが必要ですよね。
【>ツンデレさま】
低価格チケットである分、サービスには目を瞑ろう というのがLCCのセールスポイントだと思っていましたので、正直この件は最初から???なことばかりでした。
大筋では理解出来る車椅子乗客氏の主張ですが、この逆襲方法は本当に障害者の為になるんでしょうか。

コメントありがとうございました。
【>JUNKOさま】
同感です。なんでわざわざLCC?って思いました。
今時、わざわざタラップ搭乗するなんて皇室の方とアベそーりくらいじゃないでしょうか。

車椅子利用者の安全と外出範囲の拡大は必ずしもリンクしませんね。
関心を持ってもらうという点ではかなりの注目案件になりましたが、車椅子利用者が単なるサービス強制モンクレのように思われたら残念です。

コメントありがとうございました。
【>だださま】
>だださま

理想はお互い気持ちよくスマートに協力し感謝できる関係なんですけどね。
疲れていたので折角奮発してグリーン車とったのに、怪獣幼児の大騒ぎで休むどころじゃなかったとかいう話を聞くと、休みたい、大人のいい雰囲気の中で食事したい、旅行したいと思っている人の気持ちに水を差すような行為は障害者といっても慎まなければならないでしょう。
そこへもってきて、「お騒がせして申し訳ありません」でもなく「しょうがないでしょ、子供なんだから、障害者なんだから、あんたが我慢すればいいだけでしょ。それが差別のない社会なんじゃないの」というのはやはり問題のすり替えだろうなあと。
やはり先手必勝、フォロー忘れずが全ての場面で大切な人との関わりの基本ですね。

コメントありがとうございました。
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POTE

Author:POTE
家族:
ダンナ(じゃっく・仮名)
子供なし
婆さま(ダンナ母・90才要介護4 脳梗塞で左麻痺の車椅子)
爺さま(ダンナ父・2012.9逝去 享年95才 最後は要介護4の車椅子)

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