WINDING ROAD

在宅介護という名の過酷にして壮絶な終わりなき戦いの日々 自分の病気、ジツボとの関係 荒野に俺は一人だけ(笑)
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北陸浪漫・2

気を取り直し、

広小路から広坂で下車、
市役所近くの柿木畠にある 手打ちそば 更科藤井 さんにて昼食。
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開店1分前に店の外で待ってたら、暖簾を出しに出てきた若いおかみさんが入れてくれました。

かしわそばやら天ぷらそばやら色々心揺れるお品書きはございましたが、
ワタシの注文は一番お安いざる一枚。
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新規の店では店がイチオシのものを頼むか、一番安いものを頼むとその店の実力が分かるというのはワタクシの勝手な持論です。
期待と評判に違わぬ、シンプルだけど丁寧な仕事のお蕎麦は、
香りは仄かなものの、細く喉越し良く、コシもしっかりとした佳き仕上がりでした。

この、クリームと見まごう白濁した蕎麦湯がたまりません。
ただの茹でたお湯と思うなかれ、ルチンやカリウム、ビタミンB1、B2がたくさん溶け出している栄養満点の茹で湯です。うまうま〜。
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さっと食べきって会計してると、その後は続々と常連と思しきビジネスマンや観光客グループが次々入ってきました。
時間帯によっては待つ場合もあるようです。
何せ、夜はイタリアン(オステリア)予約済みなんで、昼はこのくらいカッサリが丁度良い。

食後はひがし茶屋街に回り、キムスコ(木虫籠)と呼ばれる美しい出格子がある古い街並みを散策。
外国人観光客に修学旅行の中学生で賑わってたので、なるべく外れの静かな方をうろうろしましたら、どこかから芸妓さんがお稽古しておられるのか、三味線や太鼓の音が聞こえてきました。
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昔訪ねた泉鏡花記念館へ出向いたところ、館内展示交換中とかで、まさかの休館ウィーク。
事前チェックを怠らないワタシとしたことが珍しくシクったわ〜。
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で、その代わりと言っては何ですが、すぐ近くにあった金沢蓄音器館へ。
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「山蓄」というレコード店の創業者の故八日市屋浩志氏が収集してきた、蓄音器540台、SPレコード約2万枚の「山蓄コレクション」を金沢市が譲り受け、2001年(平成13年)に開場した記念館はアンティークな雰囲気で統一されており、展示室ではエジソンが発明した蝋管式の蓄音器をはじめ、明治、大正、昭和の時代に、メロディーによって人々の心に安らぎをもたらしてきた魔法の機械が数多く展示され、2階の展示室で毎日3回行われている蓄音器の聴き比べ実演があります。

正直、さら〜と館内見たら近江市場でも行こうかと思っていたのですが、館内の説明係のおじさまが大変熱心に蓄音器実演を勧めてくださったので、次回の実演は14時で、まだ45分も先だったのですが、1Fのロビーの椅子でまったり待たせていただき、いざ実演拝聴へ。
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1~2台掛けてくださるのかなと思ってましたら、年代物の10台を順番に掛けて頂くという、真性の聴き比べでした。

いやいや、ダウンロード配信が主流の現代ですが、蓄音器の朝顔型紙製スピーカーから響く「ユーモレスク」や「南国土佐をあとにして」(ペギー葉山さんの歌声をまさかここで聴けるとは)は技術の革新とその時代ごとの技術者や演奏者・歌手の努力と思いが込められ、大変感動的でした。

おそらくワタシと同世代の方は懐かしくも馴染みのある「ビクターの犬」。
レコード屋さんや楽器屋さんに必ずこの人形が置いてありましたね。
今でもHMVのロゴとして目にしますが、この犬ニッパーくんのエピソードをご存知でしょうか?
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ニッパーの最初の飼い主は、イギリスの風景画家マーク・ヘンリー・バロウドでした。
この犬は「ニッパー」という名前の非常に賢いフォックス・テリアで、絵を描いたフランシス・バラウドの兄の飼い犬でした。
しかし、ニッパーの飼い主だったお兄さんが亡くなってしまったため、フランシスがニッパーを引き取って育てることにしました。
あるとき、たまたま家にあった蓄音器で、お兄さんの声を聞かせたところ、ニッパーは蓄音器のラッパ(スピーカー)の前で耳を傾け、まるで懐かしい主人の声に聞き入っているようでした。
そのニッパーの姿に心を打たれたフランシスは早速筆を取って一枚の絵を描き上げました。
そのときの蓄音器は録音・再生ができるシリンダー式でしたが、その後、円盤式に描き替えられています。
そして『His Master's Voice』(彼のご主人の声)とタイトルを付けたのです。


その存在は失われても、音声や画像、動画が残ったものの心を慰め、励ますことが出来るのであれば、そこにこそ技術の意味と意義と価値はあるのでしょう。
残念ながら破壊と脅威に使用されることの方が多いのは誠に遺憾なことです。
技術と革新は相互理解と発展の為に使われるべきなのに。


いしかわ赤レンガミュージアム(石川県立歴史博物館・加賀本多博物館)
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旧陸軍兵器庫の赤レンガ棟を再生した建物は、国の重要文化財となっています。
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県立図書館脇の遊歩道から近道で行けますが、結構な急階段だったので、後日足にきますた(歳はとりたくないねえ 笑)
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それにしても金沢って由緒ある建物と広大な敷地、整備された公園、豊かな緑と水が豊富な街なんですね。
昔来た時は冬だったので、兼六園も雪吊りくらいしか見るものがなくて、色彩的にも寂しい印象だったんですけど、今回初めて5月に来て、こんなに緑が多いところなんだって初めて気づきました。

旭川も箱根も京都も良かったですけど、ここ金沢も女一人旅でも全然怖くないし、皆さん親切で、旅行するにはオススメの土地ですね。
まあ、食べ物に関しては冬の金沢の方が断然美味しいものが揃ってるようですけど、新緑の金沢も観光するには最適だと感じました。

この後、香林坊の先、片町のアパホテルにチェックイン。
そして夕食は念願の一人イタリアン♪

続きます。






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