WINDING ROAD

在宅介護という名の過酷にして壮絶な終わりなき戦いの日々 自分の病気、ジツボとの関係 荒野に俺は一人だけ(笑)

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主治医

そして、

婆さま以外の大凡に周知済みとなり、

何食わぬ顔で淡々と日々を送り、

8/1(月)に有休取ったじゃっくさんの強い希望で、
(土日出勤が続いていたので、休暇消化)

婆さまが老健デイケアに出かけた後、TOHO日本橋にて夫婦50割で「シン・ゴジラ」鑑賞。

「無人新幹線爆弾」と「無人在来線爆弾」と働く車による東京総力戦に大興奮の我々でしたが、
(特にワタシが 笑)
(眠っていたオタクの血が一気に沸騰)

こと、二日後に梅ノ花大学病院(仮名)の初診を控えているワタシにとっては、

クライマックス戦闘シーンに流れる「宇宙大戦争」の華々しいマーチが延々脳内リフレインされ、

ともすれば怯み、弱気に陥りそうな己を奮い立たせる強い味方となりました。

シン・ゴジ観に行こうと、熱心に誘ってくれたおとーちゃんに感謝。
(ワタシの予想外の熱の入れように、じゃっくは若干引いてたけどな)


そして、8/3(水)

婆さまを地元デイに送り出し(まだ婆さまには秘匿中)、10年ぶりの御茶ノ水の梅ノ花大学病院(仮名)へ。

1F初診受付で診察券と保険証と紹介状(医療情報提供書)を提出すると、
書類一式と受付票を挟んだファイルを渡され、
3Fの周産・女性科へ案内される。

3Fの周産・女性科の受付にて初診を申し出る。

ファイルを渡す際、地元婦人科の紹介状とダブる箇所もあるかもしれないが、予めワタシ自身がタイプした、経緯説明と家族構成、一番心配なのは在宅介護中の義母の処遇で、手術日程が一番重要である旨を記した書面も合わせて提出する。

検尿し、自動測定器で体重と血圧を測り、指定された診察室前で呼ばれるのを待つ。

診察室にかかっているネームプレートは女性医師の名前。

密かに(やった!)と安堵。
女性医師でと特に希望したわけではないが、腫瘍専門医は男性医師と女性医師一人ずつだったので、どちらになるか心配だった。

乳腺の主治医も男性だったし、相手はドクターなんだから男性医師でも構わないといえば構わないのだが、やはり婦人科の内診台に乗ることを思うと、できれば女性医師の方が抵抗が少ない。
(まー、慣れちゃえば男性医師でも全然構わないんですが)

30分程度で、女性ドクターの涼やかな声で「POTE村POTEさん、3番にお入りください」とコールされる。

診察室でワタシを迎えてくださったのは、女優の満島ひかりさんがもう10年経ったらこんな感じという雰囲気のDr.ミツシマ(仮名)。

Dr.ミツシマ(仮名)「初めまして」ときびきびした挨拶の後、

PCモニタに映し出されたワタシのカルテに目を走らせ、
(地元婦人科医の細胞診結果欄には予想どおり「クラスV」と明記)

Dr.ミツシマ(仮名)「先ずは診察させてくださいね」と隣接の内診台に案内される。

Dr.ミツシマ(仮名)「細胞診でも子宮の奥に悪いものがあるとのことですが、よりはっきりとした結果の為に、もう少し中を取って、さらに詳しく調べたいと思います」

で、ここで言う診察とは実際に子宮内部をエコーで見るのと組織診のことで、

細胞診は子宮頸部の細胞をごく少量こすりとって診断する検査。
組織診は子宮の病変部の細胞を採取して行う検査だが、それぞれの検査が一致する確率は70%前後といわれている。

そのため、細胞診で異常があると診断されていても、組織診で異常なしと再診断されることもある。

細胞診は子宮の表面細胞を調べる検査なので「がんの発生している可能性」を見つけるものとなっており、検査としては簡易的な物とも言える。

それに対し、組織診では、細胞内の核の様子、細胞質の状態、異形成、初期のがん、がんの進行度といった
詳細な部分まで検査が可能。

ワタシのようにほぼガン確実な患者にとって、治療方針や手術方法を決定する為にも組織診は外すのことのできない大変重要な検査だと言える。

ただ、細胞診が小さな細胞が取れれば良い為、綿棒先で擦る程度のほとんど痛みの無い検査なのに対し、
組織診はとにかく病変部位を確実に採取する必要がある為、細胞の塊をある程度取らなければならない。

その為、多少の痛みを伴ったり、少し出血する場合ある。

この日までに(よせば良いのに 笑)体験ブログに病気質問サイトを読みまくり、
痛くて泣き叫んだとか、手を握って励ましてくれる看護師さんの手にアザが残るくらいの苦痛だったとか、
壮絶な感想が多くて(そんな痛いのかー?)と内心震え上がってたんですが、
(臆病者)
(ビクビクしながら、それでも泣かずに内診台に乗ったワタシを誰か褒めてやってください〜)

結論から申し上げますと、

痛くなかった です。

Dr.ミツシマ(仮名)の腕が良いのか、最近の組織診ってそういうものなのかは分かりませんが、

何か長い棒状のもので、ぐいーんと押し突かれているような感覚はありましたが、痛いということもなく、うーん、突かれてるー、ゆっくり突かれてるーと思っていたら、検査器具が抜かれて終了。

一応、出血に備えて看護師さんがティッシュを出してくださいましたが、1枚畳んで下着に挟んだだけで済んだ。

その後、採血室に回され採血し、レントゲン室で肺と腸の撮影をし、

一通り終えて再度Dr.ミツシマ(仮名)の診察室に戻ると、

既に血液検査とレントゲンの写真が届いており、
(さすが大学病院、仕事が早い)

血液に関しては、白血球も赤血球もヘモグロビンも主要項目はいずれも正常値。
唯一、腫瘍マーカーのうち、CA-125だけが基準値35以下のところ、38という数値が出ていた。

肺も肝臓もレントゲン初見では異常無し。

ということで、

Dr.ミツシマ(仮名)「病名は子宮体ガン。先ほどの組織診の結果が出てからの方がもっとはっきりお話しできるんですが、肺も肝臓も綺麗ですから、今のところ早期で発見できたと思います。

そして、子宮体ガンの場合、最も有効で確実な治療方法は子宮切除ですので、まず子宮全摘、卵管も卵巣も全部取ります。あとリンパ節も郭清して転移がないかどうかよく調べる必要があります。

お婆様のショートステイの日程調整にご苦労がお有りだということですから、先に手術日程を決めてしまいましょう。手術室のスケジュールを聞きましたら9月最終週なら大丈夫とのことでしたが月末とか如何ですか」

POTE「それは大変助かりますが、ケアマネさんにお願いしておりますのは10月前半2週間でして」

Dr.ミツシマ(仮名)「10月ですね。構いませんよ。一週間後ろにズラせばいいだけですから、では10月の最初の週にしましょう」

POTE「手術日って曜日が決まってますよね」

Dr.ミツシマ(仮名)「婦人科の手術日は火か金ですね。その前日に入院していただきますので、3(月)の午前10時までに入院、4(火)手術という日程になります」

その場合、婆さまのステイ入所迎えは、デイ送迎が終わってからの10時台になるため、3(月)に婆さま入所とワタシの入院を同時にすると、間違いなくワタシの入院手続きは大幅遅刻になる。

その前日に婆さまをステイさせようにも日曜入所はないので、さらに2日前の1(土)入所となるが、土日ステイは平素から希望者殺到の争奪戦なので倍率は相当厳しい。

そういった種々諸々の事情を普段使わない脳みそフル稼働で出した結論は、

POTE「6(木)入院、7(金)手術でお願いできますでしょうか」

3(月)4(火)5(水)の平日のいずれかだったら、婆さまのショート入所日も取り易い筈と読む。

Dr.ミツシマ(仮名)「7(金)ですね。わかりました。ではその日で手術室を抑えます。それまでにCTとMRI検査を済ませておきたいんですが、先ずCT、一番早い検査日で空いているのが8/15(月)の14時です」

POTE「大丈夫です。その日時でお願いします」

Dr.ミツシマ(仮名)「それと、MRIなんですが、こちらはちょっと混んでまして、普通のMRIだと3週間先になるんですが、今、当病院では新型の3DMRIを導入したばかりでして、検査を受けられる患者さまには従来型となんら違いは無いんですが、この新型検査に参加していただける場合、来週検査できます」

POTE「参加します。来週でお願いします」

Dr.ミツシマ(仮名)「では8/8(月)の11時に」

というわけで、

検査を受ける同意書と説明を受けた同意書と、当日持参する問診項目票を受け取り本日は終了。

いやー、一番懸案なのは日程調整だ介護している婆さまのショートステイの都合だと、ことある毎に言い続けてきたけれど、まさか

8/3(水)初診で、
8/8(月)MRI(新型参加でも何でも受けますー)、
8/15(月)CT、
10/6(木)入院、
10/7(金)手術日 まで一気に決めて頂けるとは思わんかった。

おかげでかなりこちらもはっきりとした予定の目星がついた。
(有難や有難や)
(後で速攻ケアマネクラリッサ(仮名)にも報告せねば)


10年前、半泣きで、治療しても手遅れで、抗がん剤でもうゴラムみたいにつるっぱげになって弱ってすぐに死んじゃうんじゃ無いかと混乱し悲壮な思いで足を踏み入れ、

検査で一つ一つ明らかになる毎に、自分の状況を正確に把握でき、冷静さを取り戻し、先輩や戦友、同志と出会い、勇気を持って手術に臨めた時のように、

今回も行けるところまで行ってやろうと、
行く先がどんなゴールになるのか見当もつかないけれど、
一歩だけ前に進むことはできそうだ。

今はそれでいいと思う。



When life puts you in a situation,
don't say, "Why me,"
say, "Try me."

人生で辛い状況に
置かれたとしても、
「なんでわたしなの?」なんていわないで、
「かかってきなさいよ」っていうのよ。
by マイリー・サイラス





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Comment

嘆くより闘うですね 

お久しぶりです。
POTEさん、手術が上手く行ってなによりです。
ただ、ちょっとご自身の体を酷使しすぎじゃないかと心配しています。
どうぞ、ご自身の体をご自愛ください。
ところで、子宮体がんの検診で、擬陽性のまま放っている自分を反省しました。
被介護者を抱えていては、自分のメンテナンスが一番おろそかになってしまいがちです。
幸い、介護は始まっていませんが、
そろそろどうなんだろう?という様子見のうちに、再度検査を受けておこうと思いました。

自分の境遇を嘆いていた時期もありましたが、現在は淡々と受け止めています。
もう少し前向きに、かかってこんかい!と頑張っていこうと思えました。
ありがとうございます
  • posted by ぽんぽこママ 
  • URL 
  • 2016.11/26 11:27分 
  • [Edit]
  • [Res]

>ぽんぽこママさま 

おおお、お久しぶりです。
やっぱり「酷使」してますかね。
何しろ、そのあたり家族は全然気に留めてないので(笑)
婆さまの介護関係くらいしか、あまり外では言っていないのですが、よその人達の方がよーーーーーっぽど心配して労ってくれてます。
(着替えのバッグくらいしか持ってないのに、送迎の運転手さんにも気遣って頂いてます)
(家族とは雲泥の厚遇です 大笑)

年齢とともに病気も身近になってきます。
気になることはあまり放置せず、ご自身に対する責任として定期的な診察、健康診断はお受けになることをお勧めします。
(血液検査 尿検査 検便だけでも色々わかります)

コメントありがとうございました。
  • posted by POTE 
  • URL 
  • 2016.11/27 09:06分 
  • [Edit]
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プロフィール

POTE

Author:POTE
家族:
ダンナ(じゃっく・仮名)
子供なし
婆さま(ダンナ母・90才要介護3 脳梗塞で左麻痺の車椅子)
爺さま(ダンナ父・2012.9逝去 享年95才 最後は要介護4の車椅子)

since2009.2.10

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