2016. 08. 30  
最近視聴率好調な某公共放送の朝ドラですが、

「マッサン」
「朝がきた」
「とと姉ちゃん」

男女雇用機会均等法の成立など遥か未来の、

女性の社会進出、教育の必要性、時代の厳しさと苦境に果敢に立ち向かい、女性ならではの活躍を主題にした作品は

昭和初期の時代背景もどんぴしゃりで、婆さまの食いつきも大変よろしく、うちでは朝と昼、一日2回視聴してます。

婆さまは大正15年生まれなので、今放送中の「とと姉ちゃん」では三女の美子さんと同世代になりますが、


婆さまの母上(生母は病没したので叔母が養母に)は明治の人なので、

女の子が学校なんてとんでもない、高等教育なんか受けたら生意気になって却って嫁の貰い手がなくなる と固く信じておられ、婆さまは女学校には行かず、お裁縫やお花、踊りのお師匠さんに通っていたそうです。

普通なら嫁入りの年頃に太平洋戦争が始まり、

母上は婆さまを連れてI川父と結婚、
keizu2.png

I川父は商才が有り、手広く商売をなさっていた方だったので、その気になれば婆さまの縁談くらい幾らでも持ってこれたのに、

戦後で、無事復員できた人ばかりではなく、女性に比べ圧倒的に男性が少ない、いわゆる買い手市場?だったので、

そういう時代に縁談の条件として学歴がない(女学校卒ではない)というのは致命的に不利だったらしく、

父上が「何故女学校に行かせておかなかったのか」と悔しがっていたそうです。

どこの学校でも構わないから、たとえ成績が優秀でなくとも、女学校卒と経歴に書ければそれで済んだのに と。
(女学校も出ていない程度では…と見下された言い方をされたらしい)

まあ、母上にしてみれば良かれと思い、女の子は愛想が良くて気立てが良くて家事とお茶とお花と踊りの嗜みさえあればそれで充分。
どこに出しても恥ずかしくない、女学校出の高慢ちきになんか足元にも及ばない可愛い素直な良い娘なんですよ くらいのおつもりだったのでしょう。

明治の女性の人にとってはそれがあるべき女性の姿だった。

しかし、時代は変わり、女性の社会進出、女子教育というものが大いに奨励されるようになると、

「朝がきた」で、宮崎あおいちゃんのこわーいお姑さん 山王寺屋の女将が吐き捨ててましたけど、

「琴なんか弾けても、何の役にも立ちませんでしたな」ということになるわけです。


それでも、婆さまは縁あって爺さまに嫁ぎ、可愛い娘と息子を授かり、今はオニヨメに痛ぶられてるわけですが(ん?)

もし、婆さまが女学校に上がっていて、別の人に嫁いでいたかもしれないのかと思うと、そこにもまた運命の不思議さを感じずにはいられません。

おなごは家の奥を守るのが本分と信じる母上がいらしたから、爺さまに嫁いで、じゃっくさんが生まれて、オニヨメが嫁に来て、あっち(ははっ)が同居するんだとばっかり思ってたら、何故かワタシ達が同居し、在宅介護も7年目。

人生は選択と決断の連続です。

その評価は時代やタイミングで大きく変わりますけれど、でも、多分、己の信じるもの、直感に従うことが結果的に良いような気がします。

やらない後悔よりやる後悔。
自分を偽らず、信念に従い、間違っていたら「ごめんなさい」でいいんじゃないでしょうか。




>>8/30 08:24 拍手からコメ下さったPさま
続きでお返事させていただいております。






ランキング参加中
よろしければクリックを
介護ブログ 在宅介護へ

拍手して下さるアナタに感謝


>8/30 08:24 拍手からコメ下さったPさま


何時でも、どんな時でも、誰にでも選択と決断の時は訪れる。
それが正しかったのかどうか知ることができるのはずっと後になってからだし、下手したら次の代にならないと分からないかもしれません。
「完璧とは言えないができることは全てやった」(シン・ゴジラ)
それで手を打ち、次に進まなければ。

拍手からコメントありがとうございました。
Twitter RSSフィード iGoogleに追加 MyYahooに追加 はてなブックマークに追加
NEXT Entry
『Dumb Ways to Die』(訳:おバカな死に方)。
NEW Topics
結果は己に返ってくる
火中の栗は掃除トングで
YellCard
術後半年
距離事情
Comment
改めて思い出しました 
私の時代 女子は短大全盛期

人よりちょっと上が好きな母は 4大OKしたけど
近所のおばさんには
「あんた22になっちゃって どうするの」
と言われましたのう

院進の希望は 母が猛反対でペチャッ 
所詮 すべては母のアクセサリー 
重すぎは厳禁だったんす

今は30位まで 好きに人生を選べていいなあ
>TOMAMAさま
女性の社会進出に対し、世界レベルでは当たり前(女性首長や閣僚が半数占めてる先進国)。
でも、我が国は今でも何処かで、割烹着姿で朝は味噌汁の香りとともに台所に立つ良妻賢母が理想と信じているんでしょうねえ。
サザエさんかよ。

ワタシ、短大で文学科でしたので、図書館司書の資格取りたかったんですが、母親の「そんなもの取って何の役に立つ!」の罵声で断念。
ところが就職活動が始まると「なんで資格の一つも取らなかったんだ」

取ろうとしたけどダメだって言われた と返すと、「そんなこと言ってない」

どうもね、(図書)司書じゃなく、(社長)秘書 資格だと思ってたようで(人の話聞かないっつーか、その頃から耳遠かったっつーか)、このバカ娘はまた何を色気付いたんだか くらいにしか思ってなかったきらいがある。
(その程度の発想と認識だと思うと、自分の親ながらそっちの方が情けないわ)

就職氷河期や売り手市場等時代の変化もありますが、進学就職は家庭の方針で左右されるのは今も同様ではないでしょうか。
経済的なこと、感情的なこと。
それでも諦めず夢を叶えるよう努力するのも大切ですが、全てが理解ある支援に恵まれるわけじゃないですから、現実にあった選択で生きていくのも決して恥ずべきことじゃないですね。

コメントありがとうございました。
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

POTE

Author:POTE
家族:
ダンナ(じゃっく・仮名)
婆さま(ダンナ母・90才要介護3 脳梗塞で左麻痺の車椅子)
爺さま(ダンナ父・2012.9に95才で逝去 要介護4の車椅子)
子供なし
生来のずぼら・てけとー・スーダラ人間オニヨメにつき、こまめなレスや相互訪問を求められましても、お応えできぬ場合がしばしばございます。
基本きまぐれ更新、きまぐれコメレスの大雑把。
ここはそうゆうところなのね…と生温ーく受け入れて下さる方歓迎。

since2009.2.10

来て下さってありがとう
きっといいことありますように にほんブログ村 介護ブログ 在宅介護へ
にほんブログ村 病気ブログ 女性・婦人科の病気へ
ブロとも申請フォーム
最新記事
カレンダー
03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
検索フォーム
月別アーカイブ
カウンター
QRコード
QRコード