WINDING ROAD

在宅介護という名の過酷にして壮絶な終わりなき戦いの日々 自分の病気、ジツボとの関係 荒野に俺は一人だけ(笑)

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人品

RKB毎日放送の東京報道部長、神戸金史さん

ご長男が障害を持っておられます。

Facebookに投稿され、ネットで共感の声が広がっています。

ニュ※ス23でも放送されたようで、ご覧になられた方もおられたでしょうか。




「障害者の息子へ」

私は、思うのです。
長男が、もし障害をもっていなければ。
あなたはもっと、普通の生活を送れていたかもしれないと。

私は、考えてしまうのです。
長男が、もし障害をもっていなければ。
私たちはもっと楽に暮らしていけたかもしれないと。

何度も夢を見ました。

「お父さん、朝だよ、起きてよ」
長男が私を揺り起こしに来るのです。
「ほら、障害なんてなかったろ。心配しすぎなんだよ」
夢の中で、私は妻に話しかけます。

そして目が覚めると、
いつもの通りの朝なのです。
言葉のしゃべれない長男が、騒いでいます。
何と言っているのか、私には分かりません。

ああ。
またこんな夢を見てしまった。
ああ。
ごめんね。

幼い次男は、「お兄ちゃんはしゃべれないんだよ」と言います。
いずれ「お前の兄ちゃんは馬鹿だ」と言われ、泣くんだろう。
想像すると、私は朝食が喉を通らなくなります。

そんな朝を何度も過ごして、
突然気が付いたのです。

弟よ、お前は人にいじめられるかもしれないが、
人をいじめる人にはならないだろう。
生まれた時から、障害のある兄ちゃんがいた。

お前の人格は、
この兄ちゃんがいた環境で形作られたのだ。
お前は優しい、いい男に育つだろう。

それから、私ははたと気付いたのです。

あなたが生まれたことで、
私たち夫婦は悩み考え、
それまでとは違う人生を生きてきた。

親である私たちでさえ、
あなたが生まれなかったら、
今の私たちではないのだね。

ああ、息子よ。
誰もが、健常で生きることはできない。
誰かが、障害を持って生きていかなければならない。

なぜ、今まで気づかなかったのだろう。

私の周りにだって、
生まれる前に息絶えた子が、いたはずだ。
生まれた時から重い障害のある子が、いたはずだ。
交通事故に遭って、車いすで暮らす小学生が、
雷に遭って、寝たきりになった中学生が、
おかしなワクチン注射を受け、普通に暮らせなくなった高校生が、
嘱望されていたのに突然の病に倒れた大人が、
実は私の周りには、いたはずだ。

私は、運よく生きてきただけだった。
それは、誰かが背負ってくれたからだったのだ。

息子よ。
君は、弟の代わりに、
同級生の代わりに、
私の代わりに、
障害を持って生まれてきた。

老いて寝たきりになる人は、たくさんいる。
事故で、唐突に人生を終わる人もいる。
人生の最後は誰も動けなくなる。
誰もが、次第に障害を負いながら
生きていくのだね。

息子よ。
あなたが指し示していたのは、
私自身のことだった。

息子よ。
そのままで、いい。
それで、うちの子。
それが、うちの子。
あなたが生まれてきてくれてよかった。

私はそう思っている。

父より





ワタシは自分に障害があるわけでも、家族が障害者でもないのですが、
(ああ、でも、婆さまは左半身マヒだから、障害者手帳とかは貰っていませんが、実情は認知症老人介護というより障害者介護(助)に近いか)

それでも、ある日降って沸いたように義親との同居、実父のガン告知、自分の罹患、介護突入と、全部夢だったら と思った時は幾度もありました。

爺さまの在宅介護が本格突入し、それなのに頼みの婆さまが脳梗塞で入院して、より一層厳しい今後を覚悟しなくてはならなかった時、

2階の窓から外の通りを、かつての婆さまとよく似た背格好のお婆ちゃんが歩いてくる姿を見た瞬間、

「あ、婆さま帰ってきた!良かった、じゃあ脳梗塞もマヒも全部間違いだったんだ」と虚しい歓喜が湧き上がり、

次の瞬間、
「違う、あれはうちの婆さまじゃなくてよその人。婆さまは脳梗塞でもう二度とあんな風に踊るように軽やかに通りを歩いて来ることは無いのだ」
と、苦く残酷な現実を噛み締めたのを思い出します。


夢なら、間違いだったらどんなに良かっただろう。
だけど、夢じゃない。

これが現実で、ワタシ達はその中で使えるもの 人 制度 をフル活用し、時折毒吐き散らしながら切り抜けていくしか手立ては他にないんです。
(毒吐き散らさず淡々と悠然とできるなら、その方がずっといいです)
(でも、ワタシの場合はそれやってたら絶対保たなかった)



90の認知症超高齢者、緊急性は無さそうだけど、妙に不穏が続くし、時間も夜遅く、運転できる家族は晩酌してしまった為、救急搬送した という例に対し、

「その程度でタクシー代わりに気軽く救急車使わせる為に、若い者は税金納めてるんじゃない」との批判があったり、
(もっとも、この件は後で緊急手術の大騒動の案件でしたが)

EV乗ってたら、車椅子(松葉杖だったか?)と乳母車優先と言われ下ろされた健常者が

「自力歩行できないなら外出すんな」と吠えてたり、
(賛同コメ期待してたみたいだけど予想通り全方位からフルボッコ)
(荷物が多かったとか具合が悪いとか色々事情はあるだろうけれど、車椅子と乳母車が居たら健常者はエスカレーターか階段だろ)


無知 無理解 想像力の欠如 無意識の差別意識(親切のつもりだけど物凄迷惑) は何よりも暴力的だし、本人的には善意だからより始末が悪い。

高齢者の救急車利用やエレベーターの批判投稿者さんはいつか立場が入れ替わり、自分や家族が周囲の親切や協力に助けられ、かつての発言を恥じ反省する日が来るのかな〜。
(最終的には助かっても、途中はすっごく困ればいいのにと密かに思っている黒いワタシ)






勝ち組とか負け犬とか

自認としてはあっていいけど、それを軽々に他者に用いるのは結局己の浅はかさを露呈しているだけのような気がします。

パフォーマンスって、何?

人としての好き嫌いを全面に晒して、就任挨拶に来た新知事に子供じみた塩対応で踏ん反り返ってるおっさんとかってなー。
(長野の時もそうだった)
(受け取った名刺折り曲げたら、まだネット全盛時代じゃなかったけど、それでもあまりに子供じみた恥ずべき対応と総叩き喰らってた)
(都議連のおじさん達も偉そうよねー)
(次の都議選が楽しみですわ おほほ)




そして、相模原の事件に戻りますが。
思い通りにいかないからって、世を呪い、人を妬み、理屈をすり替え、弱い人間を踏みにじって勝ち誇ってんじゃねーよ。

ただ、あの男にも家族(親)がいるんですよね。
或る日突然身内が被害者になるのも耐え難いけれど、子供が加害者になるって…
教職にある方らしく、学校長が本人(父親)の謝罪文を発表してらしたけど、嫌がらせとか中傷に晒されて大変なんだろうなあとも思います。







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ダンナ(じゃっく・仮名)
子供なし
婆さま(ダンナ母・90才要介護3 脳梗塞で左麻痺の車椅子)
爺さま(ダンナ父・2012.9逝去 享年95才 最後は要介護4の車椅子)

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