2016. 06. 21  
曼殊院(まんしゅいん)は8世紀比叡山西塔北谷にあり東尾坊と称し、
平安後期、学僧忠尋座主が当院住持であった時東尾坊を改め曼殊院と称した。

明暦2年に御所の北から修学院離宮に近い現在の地に移り、桂宮智仁親王の次男良尚法親王は造営に苦心。
庭園、建築共に親王の識見、相違による所が多い江戸初期の代表的書院建築で、その様式は桂離宮との関連が深い。
歴代、学徳優れた僧の多かった名刹である。

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国宝、重要文化財も多く、特に名勝庭園指定を受けた庭園は遠州好みの枯山水であり、禅的なものと王朝風のものが融合し日本的に発展した庭園として定評がある。
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昔じゃっくさんが観光タクシーの運転手さんから勧められた庭園美ですが、最も素晴らしいのは紅葉の時期。
それでも緑あふれる初夏は初夏の良さがありました。
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但し、写真撮影NGの箇所多く、庭園撮影も室内からはダメで、回り廊下の緋毛氈の上からのみOKとか、
襖や手すり、柱も年代物の貴重な健在なので、リュックやバッグを引っ掛けて傷つけたりしないよう、そこここに注意書きがあるのが若干興醒め。

正直、他の観光スポットに比べアクセスもあまり良くなく、30分近く京都市バスに揺られ、
一乗寺清水町停留所下車で、リアルな案山子が立つ小ぶりな稲田や竹林、用水路が通る長閑な急坂を登る事徒歩20分。

中学の長距離以来じゃないかというくらいのきつい坂を登って、もー汗だくだく。
4年前は住宅の植え込みから出てきたヒバカリ(茶色の蛇)がワタシに仰天して大慌てて逃げて行きましたが、
今回は道の真ん中で車に轢かれたムカデの無残なご遺体と対面。
(つまりそれだけ田舎だってことですが)

曼殊院拝観を終えて登ってきた坂を下り始めたところ、観光タクシー4台に分乗したグループが入れ違いに入ってきました。
(タクシー観光かー。いいなぁ〜〜〜)
(つじやランチで大盤振る舞いしちゃった小市民なので観光タクシーなんて無縁)

その後、徒歩5分ほどの圓光寺さんへ。


こちらは徳川家康が国内教学の発展を図るために下野足利学校第九代学頭三要元佶禅師を招き、伏見に圓光寺を建立し学校とする。
その後圓光寺は相国寺山内から寛文16年に現在の地に移転。

山門を入ると枯山水「奔龍庭」が広がり、
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龍がいます。お分かりでしょうか、この庭そのものが龍です。

さらに中門を抜けると苔と紅葉の美しい「十牛之庭」があり、洛北で最も古い池といわれる栖龍池、澄んだ音色が響く水琴窟が洛北の静寂を醸し出している。
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綺麗な音色でした。

曼殊院さんと違ってこちらは撮影自由で大らか。
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また、裏山には徳川家康の歯を埋葬した東照宮、船橋聖一著「花の生涯」のヒロインで、井伊直弼の愛妾とも言われる村山たか女の墓、

そして、もう一つ。
マレーシア留学生サイド・オマール氏のお墓も。

祇園つじやの食事と、前回拝観できなかった曼殊院と、もう一つ、今回の重要な目的の一つはオマールさんの墓所を訪ねることでした。

サイド・オマールさんはマレーシア王族の出身で広島留学中に原爆投下により被曝。
一時は持ち直したものの、その後容体が悪化し18年の短い生涯を終えました。
その遺骸は祖国に帰ることなく、京都の圓光寺に葬られ、武者小路実篤が追悼碑文を寄せています。

「オマールさんの旅」は昔、じゃっくさんが学校の文化祭?寸劇だか戦争エピソードの一つとして生徒が作った小冊子に掲載されていたか。
何れにしてもワタシがオマールさんのことを知ってから、既に20年近い年月が経っていました。

異国の地に眠るオマールさんにようやく会いに来られましたと語りかけながら、オマールさんのような未来の希望に溢れていたであろう若い命が無下に奪われるようなことがなく、平和な時代が続くよう祈らずにはいられません。
(写真は無し 実際にこの下にオマールさんが眠っていらっしゃるので撮影は憚られました)

「十牛之庭」にて愛らしく微笑んでらしたお地蔵さんにほっこり。
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この墓所に行く道がわからず、水琴窟の庭をぐるぐる回って、結局拝観受付まで戻って尋ねましたら、詰所の住職に新規の拝観希望者だと思われ、拝観料2回払わされるところでした。
(いえいえ、先ほど拝観受付(500円)致しました〜 汗)

無事初日の予定を全クリアし、今夜の宿へ。
三井ガーデンホテル京都四条の部屋から望む京都タワー。
喫煙室でしたが、それほどタバコの臭いも気にならず、快適なシングルルームでした。
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夕食は徒歩で烏丸四条のベトナム料理屋さんまで出かけ生春巻きとコムガー(鶏肉のっけご飯)1200円。
(カウンターで隣の女子2名が介護職の人だったんだけど、その会話の内容がスゴーーーーク興味深かったので、それはまた後ほど 笑)

朝になると東寺の五重塔も見えました。
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2日目は朝から雨で、地下鉄(Suica使えるから便利)で烏丸御池から京都万華鏡ミュージアムと、カフェバスティーユでランチ。
限定15食のブロッコリーとしらすの自家製ニョッキランチ、サラダ、パン、コーヒー付き。
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、午後は京都国際マンガミュージアムで和田慎二「大逃亡」「スケバン刑事」や永井豪「デビルマン」、聖悠紀「超人ロック」読破して、
(ここはもっと時間を取って来た方がいいと思います)
(国籍問わずマンガ好きな老若男女が大勢集ってました)

15:18ののぞみで京都出発。

17:33東京着。

18時過ぎには自宅到着。
じゃっくさんの帰宅に備え、夕飯の支度。
何事もなく、主婦の日常が再開しました。

ここまでお付き合い頂き有難うございました。
次回はもそっとのんびりまったりしたいのう…。





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婆さま(ダンナ母・90才要介護3 脳梗塞で左麻痺の車椅子)
爺さま(ダンナ父・2012.9に95才で逝去 要介護4の車椅子)
子供なし
生来のずぼら・てけとー・スーダラ人間オニヨメにつき、こまめなレスや相互訪問を求められましても、お応えできぬ場合がしばしばございます。
基本きまぐれ更新、きまぐれコメレスの大雑把。
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