2016. 04. 28  
熊本地震発生から2週間。

数ヶ月かかるんじゃないかと思っていた九州自動車道は全線開通、
脱線していた九州新幹線も全線復旧、

水道、ガス、電気も順次使用可能となり、
乳幼児や病人のいる家庭を優先的に施設に入れるよう手配を進め、
授業再開した学校もあるものの、

熊本県内では28(木)午後1時半現在で、なお3万3600人が避難生活を続けている。

ライフラインの復旧が進みつつあるものの、完全復旧は遠い。
断水が続く益城町では一部の地域で通水が始まったばかりで、熊本市では水道管破損の影響などによる水不足で、
夜間の計画断水も。

コインランドリーや公衆浴場は不便な生活を強いられる被災者で混雑しているという。

罹災証明書発行も担当者の手が足りず、滞っていると聞きますし、
姉妹都市の自治体から応援が現地入りしていますが、いかんせん混乱と停滞が解消されるのはまだ時間が掛かることでしょう。

阪神・淡路の時も、東日本の時も、気持ちとは裏腹に、やることが多すぎて遅々として進まなかったですし、
災害後はそういうジレンマとの戦いでもありますから。

くまモンツイートも止まったままで、中の人が多忙を極めているのだろうと心配しています。
(自治体責任者や担当者、病院ドクターたちが取材に応対してる様子が疲労困憊で見てらんなかった)
(1日も早く、皆さんがゆっくり休めるようになれますように)

そして、

これが首都圏、それもあらゆるものが一極集中している東京で発生したらと想像するだけで背筋が寒くなるんですが、

まあ、

うちの場合、家屋が無事で、負傷もしてない状態なら、
婆さま連れて避難所入りするより、自宅でどうにか凌ぐ方を選ぶかな、と。

ワタシ一人ならどこだって着の身着のままで寝られますけど、半身マヒ、車椅子の要介護3の89才ですよ。
毛布もらったところで避難所の床に直か寝もさせられませんし、毛布だってもらえるかわかったもんじゃない。
トイレに並ぶのも、バリアフリートイレが使えなければ普通トイレ使用になるわけで、その介助だって並大抵じゃありません。

熊本の災害弱者の現状を伝える記事→
自治体側も一生懸命やってるんでしょうけど、これが現実。

自宅なら、ベッドがあって、トイレ排水が使えなくても申し訳程度ながら土の庭があるんで、底に穴掘って排泄を新聞紙で包んで埋めることはできますし、

飲料水は多少の冷蔵庫内ストック以外は給水車頼みだけど、生活用水なら徒歩数分の川から汲んでくることもできる。
(ワタシなら川の水飲んでも平気な気も)
(じゃっくさんはダメだろなー)
(あの人は日常が失われた時点で凄ーく弱っちゃうと思う)

カセットコンロも懐中電灯も介護おむつ、パッドも余剰分のストックがあるから、
4日目以降は食料配給に頼らないといけないかもしれないけれど、混雑する避難所よりははるかに気を使わずに済む…気がします。

5~7日凌れば、どっかから支援や救助がくるやろ。
もう、衛生管理二の次のサバイバルスピリットだよなー。

寧ろ、避難指示や避難命令が発令されたら、その時はもう決死の覚悟で行くことになると思う(悪寒)。
(避難移動や避難先で、婆さま耐えられるんかな)


何てことをつらつら考えていたら、

婆さま「もしもの時は私を置いて逃げていいからね」






確かに、

我が家があるのは、

高度成長期に地下水汲み上げまくった結果、
海抜よりも地盤が低く沈下してしまった、ハザードマップで真っ赤に表記される恐怖の江東デルタ地帯。
+choi_convert_20130510191734.png
堅固で頑丈な堤防が守ってくれている安全の上に暮らしている我々ですが、

想定を超える巨大津波や堤防決壊が発生した場合、完全水没が予測され、正直生き残るのが難しい土地です。


POTE「そんなこと言ってー、いざとなったら『助けて、助けて』って言うんじゃないんですかー?」

婆さま「それは言うだろうね。言うけど、それに耳を貸さないで。先のない年寄りのために若い人が一緒に死ぬなんていけないよ。いざとなったら、アンタだけでも逃げて生き残って欲しいんだよ」








まあ、それは、有難いお言葉ではありますが。

「助けて、助けて」って言ってる婆さま見捨てて生き残るって…
(それほどの事態なら、一人だから逃げ切れるとも思えないんだけど)

仮に、生き残れたとしても、

助けを求めてる婆さま見捨てて逃げたという、そんな重い十字架背負ってその後の人生生きていくのかー?
(でも、死んだらそこでおしまいだし)
(でも、母親を見捨てたヨメをじゃっくさんや国賓がどう思うかってねえ)
(そういうのに耐えられるんかな、ワタシ。いや、他人がどうこうより、婆さま捨てた自分が許せるのかな)
(うーん)


その場になってみないとわからないですけどね。





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いやーいくら御婆様が逃げてと言っても

実子さん達が何を言うかなんて明白です

怖い怖い

でも確かに災害弱者を抱えての避難は苛酷です
私も迷わず家に残ります
どうしても逃げろと言われたら使ってないベッドマットを持って逃げます
じゃないと一晩で背面に蓐瘡が出来る事は判りきった事
でもそれよりも大変なのは義父のおしもの世話
赤ちゃんのお襁褓を換えるのも大変でしょうが
避難所で義父のお襁褓を換える

えっ?どうするの?出来る?やれる?

となれば掘建て小屋を庭に建てる、若しくは車中にての避難しか無い

義父の在宅の時には市の地域包括で避難弱者家庭と認められてましたが、
どんな支援体勢になるのかは判らず仕舞でした

本当に一日も早く熊本に日常が戻ります様にと願ってます

>ツンデレさま
有事の時、特に直後は救急や支援のシステムがまるで機能しなくなるというのは神戸・東北の震災でも明らかです。
それが混乱というものですから、それでも若干の窃盗はあるものの、暴動も放火もない我が国はましな方だと思うべきでしょう。
たった半月で新幹線と道路が使える土木力って凄いことです。
それでも、日常でも生活弱者である人たちが災害下でどれだけ過酷な状態になるかというと、これはもう不自由を超えて生き死にに直結するわけですから、それをなすすべもなく手をこまねいて見守るだけという無力感罪悪感に耐えなくてはならない。
自然には抗えませんが、人間に出来ることなんて微々たるものでしかないんですね。
出来れば、災害に遭うことなく送り出したいものです。

コメントありがとうございました。
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婆さま(ダンナ母・90才要介護3 脳梗塞で左麻痺の車椅子)
爺さま(ダンナ父・2012.9に95才で逝去 要介護4の車椅子)
子供なし
生来のずぼら・てけとー・スーダラ人間オニヨメにつき、こまめなレスや相互訪問を求められましても、お応えできぬ場合がしばしばございます。
基本きまぐれ更新、きまぐれコメレスの大雑把。
ここはそうゆうところなのね…と生温ーく受け入れて下さる方歓迎。

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