箱根旅行二日目の朝、

朝食後、部屋で時計代わりにTV見てたんですよ。

丁度、N*Kの情報番組(イノッチと有働が司会してる奴ね)放送してて、特集は「育児と介護のダブルケアの問題」。

乳幼児を抱えながら在宅介護している人に焦点を当て、ダブルケアが抱える問題点と深刻な実例を挙げていました。


Y市に住むIさんは、夫と3人の子供と母親の6人暮らし。

一番下の娘は1歳8か月で手がかかり、母親のT子さん(72)は車椅子生活。
朝、長男と次男が学校・保育園に行き、母親がデイサービスに出かけた9時半からコマネズミ状態になる。

朝食の洗い物から掃除、洗濯、長女の育児、昼食とおやつの準備、午後3時半には長男が戻り、4時半はデイから母が戻る。
おやつを食べている間にIさんは母の薬の整理をする。
目が不自由な母の薬は1回づつ小分けしなくてはならない。
母が戻るとすぐ長女の手を引いて家を飛び出す。
次男の保育園に4時45分までに迎えに行く。

夕方5時半、母の介護についてケアーマネージャーと母を交えた打ち合わせをしている間に、子供が喧嘩をして泣き叫ぶ。
打ち合わせを中断してお守をして、6時には夕食の準備。
夜7時に家族で夕食。
片付けと子供のお風呂の後に着せ替えで就寝は12時を回っていた。

「子供に親にともう手一杯ですし、私が倒れる訳にはゆかない。誰か少しでも見ている人がいれば助かるんですけれど」とIさんは溜息をついた。

近藤アナ「一番大変だったのは、おばあちゃんが倒れて入院した時でした。
インフルエンザも流行していた頃だったので、病院からは小さな子供は連れて来ないようにと言われ、保育園も急の頼みに対応できない。
介護関係の施設にも電話しましたが、やはり急には対応できず。
仕事中のご主人にも連絡しましたが、急なことだったのでこちらも仕事を抜けることができない。
結局、おばあちゃんは救急車に一人で乗って、Iさんが病院に駆けつけられたのは午後だったそうです」

Y市ではダブルケアの経験者の話を聞く場を設けるなど対応を進めているが、まったく行政が追い付いていないのが実情だ。










そうなんですよねー。||||||||||||||(_ _。)ブルー||||||||||||||||

自治体の助成も、介護施設も、身内のスケジュール調整ですら、

突然の事態には対応できない。
o><)oモォォォォ〜ッ!!



ワタシも似たような(うちの場合は要介護者が二人というケースでしたが)状況で、
どっちに付いて行って、どっちに留守番させるか究極の選択を何度も繰り返したものですが、

正直、いざという時、他の誰も当てにならないのが現実です。


まあ、主介護者が急病、それもかなりの重篤な状態にでもなれば、ケアマネや自治体担当者が本気出して入所施設探してくれるようですが、

そこまで緊急でなければ、基本「空いていたら入れる…かもしれないですねぇ」なんてカモ貝社員(なんでも答えがあやふや 笑)みたいな返答しか寄こさず、

「確実に抑えるなら、ふた月前の予約をしないと」と平然と言いやがる。(;・∀・)ハッ?









乳幼児や高齢者の発熱がふた月前に予測できるかっつーの!!!ヾ(*`Д´*)ノ"彡


色々お世話になっていながら、こういう言い方は無礼千万だとは思いますが、


使えねえ介護サービス 大杉。
((ヾ(≧皿≦;)ノ_))きぃぃぃぃっ!




でも、Iさんのあまりにヘビーな環境に、ゲストのお笑いのクワバタさんとか、「これは大変、本当にどうにかしないと」と同情頻りだったんですが、

番組解説担当の柳澤秀夫N*K解説委員が一言、

「男性は男性で、会社という決まったシステムの中で働いてるから、そのシステムを崩して協力するというのは難しいよね」って仰って、
 (´・ω・`)ガッカリ…

柳澤さんは日本の報道ジャーナリストとしても一流の人だけれども、

やっぱり男性社会の中で生きてきた人だから、自分達の領域を変容させてまで介護や育児に協力する気はないんだなあと
感じました。

これが、自分の親が要介護になって、でも自分の妻は妻の両親を介護してるから、自分の親を看るには自分が仕事を辞めなくてはならない という決断をせざるを得なかった人だとまた違った考え方なんじゃないかと思うんですけどね。

戦後の復興を支えた、エコノミックアニマルとまで揶揄されたモーレツ社員のお父さん達が、家庭も顧みず、ひたすら仕事に没頭できたのは専業主婦の奥様の支えがあったからこそだと思うんですよ。

それを当然と甘受し、育児介護を女性だけに丸投げというのは如何にもイイトコ取りの、些か卑怯なやり様ではありますまいか。

時代は変わり、今は女性も高学歴で、職業意識も高く、フルタイムで働く時代。

将来の夢は?と聞かれ「お嫁さん♪」なんて答えてた時代は過去の話です。

仕事して、子供産んで、育てて、親の面倒見て、今のお母さん達って本当にすごく頑張ってらっしゃると思います。

夫は外で稼いでくればいいだけのATMではなく、
子育てが妻だけの務めではなく、
夫婦の共同作業であるならば、

夫婦双方の親の介護看取りもまた夫婦が力を合わせ、協力して乗り切っていくべき試練なんじゃないでしょうか。

そして企業側も、
親の介護のために離職していくのが女性にとどまらず、中堅世代として社を支えるべき人たちもまた早期退職していき、
結果、社内世代の空洞化が一層進行しつつある現状を、
介護=社員の私的事情と軽視せず、もっと危機感を持って改善を図っていかないと、

介護経験は豊富で摘Benも入浴介助も出来るけれど、社会人としての就業経験がなく定職に付けない若年世代とか、
資格も幾つもあって凄く有能なのに、預金を切り崩して認知症老人の世話をしている壮年世代とか、

働くべきなのに働けない人たちの経済損失は計り知れないんじゃないかと、
東京下町の隅っこで、ちんちくりん専業介護主婦は危惧しております。





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Posted byPOTE

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