WINDING ROAD

在宅介護という名の過酷にして壮絶な終わりなき戦いの日々 自分の病気、ジツボとの関係 荒野に俺は一人だけ(笑)
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己を知らず

孫子の兵法とは中国の古代、春秋時代の呉の将軍である孫武が記した兵法書の名である。

中国には古来多くの兵法書が伝えられており、中でも孫子の兵法は非常に評価が高い。

単に戦術の書であるのみならず、処世の書、政治の書、経営の書として、政治家、企業トップの役員が座右の銘として掲げている。

中でも、最も良く知られている言葉が、謀攻篇の「彼を知り己を知れば百戦危うからず。彼を知らずして己を知れば一勝一敗。彼を知らず己を知らざれば戦うごとに必ず危うし」である。

これは、情報というものの重要性を端的に語っている。

「戦うごとに危うし」とは、単に情報が欠落していることを述べているのではなく、情報処理が不適切で中正な判断が行われないことの危険性をも指摘している。

とかく人間は身贔屓である。自分の方が優れていると考える。情報処理に主観が入る。

このようにして、数字は明らかに味方の不利を示しているのに、大和魂だとか武士道精神を持ち出し、神国日本不敗信仰を後付けする。

故に、第二次大戦当時における日本の敗戦は当然の帰結だった。

…と固い話はこのくらいにして、またしてもダンナの会社の話で恐縮なのですが、

社員各自がジョブグレード向上(仕事に対する意識と勤務内容におけるレベルアップ)を図るべく、折りにふれ、自己診断と分析、対策を考えるプログラムというのがあるそうで、

その分析結果と今後の目標は、社長以下全員社内に公表されるのだけれど、

この本人による自己分析が、周囲の、その人に対する認識と、真っ向反対であることが珍しくないらしい。

仮にCさんという社員がいたとして、

電話業務という項目について、Cさん本人は自分を苦手・普通・得意のうち、得意としている。

が、しかし、

Cさんという人はそもそも電話に出ない。
電話が鳴って、部署内で手が空いているのがCさんだけだとしても、絶対に外線を取ろうとはしない。
で、どうするかというと、他の人が仕事を中断し受話器を取る。
Cさん宛だということで内線で回してくれる。

この時点で初めてCさんは電話に出るわけです。
( ̄∩ ̄#

忙しい仕事をわざわざ中断し、問い合わせ、苦情、怒鳴り込み等々、言葉の足りない顧客からの不明瞭な電話を、真摯に誠実に丁寧な言葉遣いで応対し、短い時間のやり取りの中で相手の要望を汲み取り、適当にあしらうか、担当者に繋ぐか、上長の判断を仰ぐべきかの判断を的確に下す電話業務を日常的に行っている人からすれば、

自分宛の、自分のお客さん相手の場合でしか電話に出ない人が、電話業務 得意 という評価を自分に付けているというのは、驚きを通り越して呆れるしかないわけで、
 
一応、うちのダンナさんは役職で、当該プログラムの担当上長でもあるので、電話業務評価については、その内容について審査基準を細かく 明確にして欲しいと直接要望があったそうです。

いや、全くその通りですわ。

で、その話聞いてて、思い出したのは、人から聞いた話なんですけど、

公共施設でお稽古サークルとか、町会婦人部とかで集まりがあって、最近は自販機が揃ってるので、各自好きなものを買って飲むことが多いのだけれど、

年輩者が多かったりすると、湯呑みで日本茶の方が喜ばれるので、施設の茶器借りて給湯室で人数分のお茶入れることになります。

そんなにどでかサイズの急須じゃないので、10人以上だと何回も注がなければなりません。それでも、漸く人数分のお茶が入ると、どこからともなく給湯室にひょっこり顔出して、

「あら、お茶入れてくれたの?じゃ、先に持って行くわね」
と、他人の入れたお茶をさっさと運んで行って、

なおかつ、◯◯さん達が入れてくれたお茶ですとは一言も言わず、

「お茶入りました、どうぞ~」と済ました顔で配って回って、

「あら、お茶入れてくれたの、ありがとう」
気が利くわね~

何て言われて、嬉々としてるちゃっかりさんがいらっさったとか。∑( ̄皿 ̄;

その方は、会がお開きになった後、空の湯呑みを集めて回り、年長者の姐さん方から「悪いわねえ」「ありがとうねえ」と言われ、「あら、いいんですよお、別に」とか言っておきながら、

飲み終わった湯呑み、急須、お盆を洗い、所定の棚にしまう役は、お茶を入れてくれた◯◯さん達にやらせて、自分はさっさと引き上げて行かれたという…

その後の給湯室が、誰の、どんな話題で大盛り上がりになったのかは想像に難くありません…
ρ(`D´#)もぉぉっ!信ジランナァイ!!

(いや、私の話じゃないですよ。ホントに、よその人から聞いた話ですよ)
(だけど、そのちゃっかりさんも、案外、自分のこと、気が利く働き者だと信じているんだろうなと思うと)

「貴方の思っている貴方が、皆の思っている貴方とは限らない」
うわー、怖い。

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