昨日のお客様 八重さん(仮名)は

じゃっくさんの従姉であり、
故爺様の妹の長女(つまり姪)、
婆様にとっては義妹の娘さまで、現在67才。

新潟在住で、母親(じゃっくさん叔母、故爺様妹)を引き取っておられます。
母上は要介護3、下着はうちの婆様同様普通下着で念のためパッド使用、室内は歩行器。
平日毎日デイに通っておられるそうです。

実家は新宿区にありましたが、父上は更に遡ること10数年前に他界されており、
お墓は当方の住む区内(車で30分位)にあるので、

八重さん(仮名)母上がショートステイに行かれたこの機に、新幹線で上京して、
実家の墓参りと、当家の爺様の墓参り(うちの菩提寺は家から徒歩2分)にお立ち寄り頂けることになりました。
(ショート先で何かあった場合に備えて、ご夫君はお留守番)

八重さん(仮名)父上の葬儀や法事は都内だったので、当時まだ何とか爺様もお連れ出来ましたし、
最後の法要の頃は爺様は無理でしたが、婆様だけ参加したりもしてましたが、

その後、婆様も車椅子になってしまわれたり、
あちらも老母抱えた在宅介護の家なので、うちの爺様の葬儀にわざわざ新潟からお越し頂くのは心苦しく、こちらからご遠慮申し上げたので、

八重さん(仮名)と婆様の再会はほぼ10年ぶり。

婆様におかれましては、まさか生きてるうちに可愛い姪に再会出来るなんてと、もー、涙涙の感動でございました。
(なにぶん、八重さん(仮名)母上のショートが無事入るかどうか心配だったので)
(年寄りって当日いきなり発熱して、こっちの予定パーにされるのも想定内)
(事故や災害で新幹線が動かないというケースもあるし)
(訪問のお話は少し前に頂いておりましたが、予め婆様に伝えておいたら当日諸般の事情でキャンセル、訪問無し なんてことになったら、どんだけがっかりするかと思うと)
(正月宴会パーの前例もあることだし)
(だったらいっそサプライズにしたるわと画策し、水面下であれこれ段取り組んでたのはこのオニヨメです)

昨日は土曜デイでしたので、八重さん(仮名)は15時頃当家に到着、

17時の婆様帰宅まで、じゃっくさんと共に、子世代の歓談で盛り上がっていましたが、

八重さん(仮名)は現在は実母の介護中の方なので、
実子介護の難しさもさることながら、
姑、大姑も世話してこられた方でもあるので(最期は病院)、
嫁の立場の苦しさ難しさ微妙さも骨身に沁みておられるようで、

八重さん(仮名)「じゃっくさん、うちもね、私が出掛けて帰って来ると、義姉が遊びに来てたりするのよ、おばあちゃんの部屋に。
別にいいのよ、遊びに来たって、義姉さんには実家なんだしさ。誰に遠慮する必要なんかないのよ。
でも、お婆ちゃんは実の娘が来てくれて嬉しいもんだから、普段聞かないような大盛り上がりの賑やかな声が聞こえるわけ、ふすまの向こうから。
そういう時にね、私、ふすまが開けられないのよ。
別に、開けたっていいのよ、おばあちゃん達が私の悪口で盛り上がってるとか、そういうことじゃないのよ。それはわかってるし、別の話題で盛り上がってるのは聞こえてるから。
でもね、開けて、『あら、義姉さん、いらっしゃい』って一言愛想よく言って、そのまま閉めちゃえばそれで済むことなんだって分かってても、嫁はね、そのふすまが開けられないのよー」








ワタシ、思わずテーブルから身を乗り出して、八重さん(仮名)の両手をとって握りしめてしまいますた(大笑)
(/ T ∇T)/ ナカーマ!


いや、今はね、今は平気でふすま開けて「いらっしゃいませ〜」とか「おつかい行ってきまーす」とか「只今戻りました〜」って堂々と声かけてますけど、

同居したばっかりの頃は、心理的ハードルが高くて大変だったなー…
( = =)トオイメ... ...

誰の家なんだよー とか こっちがイソーローみたいな気がするのは卑屈になり過ぎ?とか
(でも、昔も今も娘マジックで、義姉上が来訪の前後て、随分態度が変わる)
(どこの家でも母親ってそういうものなんでしょうけれど)
(娘可愛ヤホーヤレホー、嫁は便利だホーヤレホーって感じ?)

戸を開けて一言挨拶するだけなのに、なんでそこまでややこしく考える必要があるんだ とか、
そんな風に勘ぐる方が理解出来ない という方も多いでしょう。
それが何のためらいもなく、普通に自然に出来る人はそれでいいと思います。
人として、そっちが正常だというのは百も承知です。

でも、そこでためらいがあったり、スルーしたい気持ちが湧いてきたり、ストレス感じたりするのは、やはりアウェー立場だからなんだろうなとも思うし、
かなりの勇気と決意と勢いを胸に一声かけて、ふすま閉めた後やれやれと安堵のため息ついていてらっしゃるお嫁さまも世には結構おられるんじゃないでしょうか。


八重さん(仮名)「でもPOTEさん、うちも色々あったけどね、おばあちゃん(姑さま)は最後、家族のことも分からなくなって、息子(八重さん夫)のことも忘れちゃったんだけれど、私のことは、名前は出なかったけれど、
『うちで一番大切な人』
って言ってくれたの。
その一言だけでもう恨みつらみ苦労がぜーんぶパーーーーーッて消えて無くなっちゃった。
だからきっとおばさんも、じゃっくさんのことは忘れちゃっても、POTEさんのことは最後まで忘れないわよ」



いやいや…それは、それだけ八重さん(仮名)が誠実なお世話をなさってこられたという紛れもない証であって、このオニヨメの所業がどのように評価されるかっつーたら、もう、ねえ(大笑い)

大体、故爺様の告別式、出棺の喪主挨拶で、じゃっくさんから大変身にあまる感謝の言葉を頂きながら、
残念ながら、八重さん(仮名)のようにパーッとは消散しなかったからなー。
(まだ婆様が居るしねー)
(完全卒業じゃないからってのもあったけど)
(正直、ドロドロムカムカイライラの減少率20%くらいの根深さだったすよ)
(単に執念深いともいう 爆)

それにしても、大姑が居て、姑が居て、介護の苦労が漸く終わったと思ったら、今度は実母。
(妹弟様も都内在住なんですが、これはまたこれで色々ありまして)
(結局、新潟の長女が引き取ることに)
(そういうもんよねー)

アラセブの八重さん(仮名)のご苦労を思えば、ワタシの不平不満なぞ微々たるものだと深く反省致した次第でございます。
短い休暇ですが、一泊し、今日は旧友と久しぶりの再会とのこと。
東京を満喫してのんびり羽を伸ばしてください。





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POTE
Posted byPOTE

Comments 2

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みかん  
気持ち

介護を理解してくれる人がいるってうれしいですよね。
ホント、これだけはやってる人じゃないと理解は難しいですものね。
嫁さん、実子、それぞれですからね。
母親の介護のときは私の上二人の兄は最後まで覚えていたのですが
介護してる私は誰だかわかりませんでした。
一生懸命介護してたのに情けないな~、なんて思いました。
誰にも感謝されずひたすら我慢の実子です。

2015/03/09 (Mon) 09:05 | EDIT | REPLY |   
POTE  
>みかんさま

微細な実態は経験者と未経験者では天地ほど違います。
いちいち腹立たしく思うのはこちらが一方的に期待しすぎているからなのかもしれません。
「介護は自分の為にするもの」
頭では分かっているんですけどねー。
まだまだ修行が足りません。

コメントありがとうございました。

2015/03/10 (Tue) 13:24 | EDIT | REPLY |   

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