WINDING ROAD

在宅介護という名の過酷にして壮絶な終わりなき戦いの日々 自分の病気、ジツボとの関係 荒野に俺は一人だけ(笑)

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出来ないことを学ぶ

今日は婆様をデイに送り出した後、

土休のじゃっくさんが銀座のニコンプラザのサポート(プロ用)に行くというので、

銀座ランチ目当てに、くっついて行きました。


じゃっくさんがサポートカウンターで代替カメラの返却と修理カメラの受取り手続きをする間、

ワタシは待ち合いベンチで待ってたんですけど、

ニコンだけあって、書店か図書館並みに写真集が揃ってて、

殆ど寄贈品みたいでしたけど、


その中に、東日本大震災の写真集もありました。


餓死した家畜やペット、

林立する白木の墓碑、

一面の瓦礫と化した町、

霊安所前で泣き崩れる家族、

あの頃、来る日も来る日も否応なく目にして来た胸をえぐられる無惨な写真のページを捲りながら、


一人、供養の読経に回る若い住職の写真と、そのキャプションに目が止まりました。


「 師匠に言われたことは 出来ないことを学ぶこと 」



思えば、人生は出来ないこと、思うようにならないことの連続です。

一生懸命真面目にやって来ても、結果が出ないことも、
期待するような評価を得られないことも、
非情に余命を切られることも、
唐突に命を絶たれることすら無いとは言えない。

人生は誰に対しても厳しく、

その荷は等しく重く、

苦闘の果てに行き着くのは老いと病と死。

その宿命からは誰も逃れることは出来ない。


病気にならなければとか、

子供を産んでいたらとか、

八頭身才媛に生まれていたらとか、

思うことも有りますが、


たらればを言っても仕方が無い。


笑っても泣いても、残された時間が決まっているのなら、

せいぜい開き直って、堂々と胸を張って、

出来ないなら出来ないなりに、

少しずつ出来るように努力して、

自分なりに納得して生きて行く。


それしかないんじゃないかと思います。





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Comment

 

良いお話です。
最近の私のために、言って下さったのではないかと思います。
ありがとうございます。
出来ないなら出来ないなりに、少しずつ努力して、自分なりに納得して生きて行く・・・それしかない。
  • posted by オリオン 
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  • 2014.10/25 23:12分 
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日々是好日 

今日はええ天気だで洗濯もんもどえりゃーよぉ乾くがね。
・・・という意味ではなくて

過ぎ去ったことに拘ったり、
まだ来ぬ明日を密かに期待したりはせず、今この一瞬を精一杯に生きること。
その一瞬一瞬の積み重ねが一日にでもなれば、それは素晴らしい一日。という意味の禅語
←コピペ(笑)
  • posted by 山田あしゅら 
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  • 2014.10/25 23:36分 
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受け入れて枯れるまで 

深い言葉です

現状はとても苦しい
どうして良いのか判らない
実の兄弟ですら介護家庭の事は理解していない、まして義兄弟も旦那も実際私が倒れたら介護を引き受ける事なく義親を施設入所と考えている

勿論今の現状を震災被災者と比べる事がどれ程おこがましいか…未だに苦しまれている方々には比べるまでもない
けれど澱の様にたまった長年の介護疲労は身体を苛む訳で

なんとも苦しい物です

出来れば心穏やかに、皆が苦しみが薄れる事を願うばかりです


POTE様、銀座ランチ少しは楽しめましたでしょうか…
  • posted by ツンデレ 
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  • 2014.10/26 07:16分 
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どうして私だけ?と涙した日々もありましたが
今は亡き母の口癖 「負けるもんかぁ~」を合言葉に
日々奮闘しちょります。

若い頃は、過去と未来に生きて、今日が無かった私。
おかげで全然積み重ねができてなくて空っぽです・・・。
今は未来の希望とか全然考えられないけど、
今日やるべきことをコツコツこなしていこうと努力中。

無いものねだりしても仕方ないし、たとえ1つずつでも
『ちりも積もれば山となる』
この人生の終着駅にたどり着いたその時に
いったいどんな山ができあがっているのか・・・
楽しみでもあり怖ろしくもあります。

  • posted by miu 
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  • 2014.10/26 15:02分 
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出来ない物だらけで
足りないのもだらけで
自分が情けなく
いつも1人ボッチの気がして
でも、ばー様は、主人は私が居ないと・・
と思い。私の与えられた事
精一杯
  • posted by 農家の嫁 
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  • 2014.10/26 16:39分 
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まさに至言 

振り返ってみると、人生思うようにならない事だらけ。
理不尽! とココロの中で叫んでみても、現実は変えられない。

ならば、今の自分に出来ることは何か?
自問自答する日々。

癌で命を落とした夫が「泣いても一日、笑っても一日。ならば、笑って過ごして残り少ない命を全うしたい」

癌患者の夫に励まされながら、義両親の介護をしてきました。

poteさまはじめ皆さんの言葉が見にしみます。
このようなコミュニティの存在が、支えとなっています。
久しぶりに夫を思い出して泣いてしまいました。
泣けば少し心がラクになります。ありがとうございました。
  • posted by かたくり 
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  • 2014.10/27 09:13分 
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>オリオンさま 

ああもしたかった、こうもしたかった、そうなってさえいればどんなに良かったか、そう思うのは人の気持ちとしては当然のことですが、あまりに拘り縛られ過ぎると、逆に視界が狭角になり、進むべき方向を見誤ったりしがちです。

また、自分がやらなければと使命感に燃えるあまり、手に余る役までも負い、共倒れになってしまう悲劇と愚行はワタシ自身の経緯を振り返ってみても猛省すべき、当事者が一番陥り易いトラップです。

何の楽しみも残されていない老人の最後の望みを叶える為、微に細に支えるのは尊い行いではありますが、それは皆で分割して負うものであり、決して一人が人身御供のように人生を捧げてするものであってはいけません。

一人に押し付けるくらいなら、病院施設にお任せし、自分達の手では世話しなかった負い目を皆が等しく共有する方がよほどマシです。

コメント有り難うございました。
  • posted by POTE 
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  • 2014.10/28 19:15分 
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>山田あしゅらさま 

温故知新といいますか、つまるところ紆余曲折し、痛みと反省を経て辿り着く答えは、遥か昔から繰り返し言われて来た言葉ですね。

それらを知識として知るか、身を以て痛切に実感するかによって、人間の懐の度合いはかなり違って来るようですが。
(中身空っぽですいません)

コメント有り難うございました。
  • posted by POTE 
  • URL 
  • 2014.10/28 19:16分 
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>ツンデレさま 

もういっそのこと、お舅さまのことは実子さん方に差し替えしてしまってもよろしいのではないかと思ってしまいます。
亡きお姑さまとのお約束もお有りかもしれませんが、それはもうとっくに十二分に果たされた筈です。
これ以上ツンデレさんの命を削るような奉仕をお姑さまが望んで居られるでしょうか。
もっと早く実子の方達が介護は自分達の責任だと悟り自覚して下されば現状はもっと違っていた筈です。
だけど、残念ながらそうはならなかった。
(実子なんてどこも他人事だから)
ツンデレさんのなさっておられることは本当に崇高で尊い行為ですけれど、ご自身の健康と引き換えにするものではないと思います。

コメント有り難うございました。
  • posted by POTE 
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  • 2014.10/28 19:17分 
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>miuさま 

>無いものねだりしても仕方ない
そうですね。ワタシ達はワタシ達の居る場所で生き、奮闘するしかない。
身の回りのあるものだけでどうにかするしか手だてはない。

夢のように白馬の王子が現れて、山積する無理難題を一瞬で払って、哀しみも苦しみもない世界に連れて行ってくれる…なんて妄想は頭の中だけで充分です(笑)
(つか、それって、最後の最期のお迎えなんじゃ?)
どんな山が築け、どんな風に生涯を終えるのか。

日一日が未来を作ります。
頑張りすぎないように頑張りましょう。

コメント有り難うございました。
  • posted by POTE 
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  • 2014.10/28 19:18分 
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>農家の嫁さま 

ナンバーワンになれなくてもいい
元々特別なオンリーワン♪

情けないことなんかありませんよ。
農家の嫁さまは、ワタシのとても大切なお友達で、アナタの一言がワタシに大きな勇気を下さっているんです。
どうぞご自身を低く見ずに、胸を張っていらして下さい。

コメント有り難うございました。
  • posted by POTE 
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  • 2014.10/28 19:19分 
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>かたくりさま 

泣くことで心が楽になるのなら、その涙は思う存分流すべきです。
そんな時はきっとご主人様もかたくりさんに寄り添い、優しく包み込んで下さっていることでしょう。

愛する人達を残して逝かなければならなかったガン友の無念を思うと、こんな自堕落でスーダラな生き方で良いのかおまい?と自らを叱咤せずには居れません。

途中で手放さなければならなかった人達のバトンを、次のコーナーで待っているランナーにきちんと渡せるよう、精一杯頑張るだけです。

コメント有り難うございました。
  • posted by POTE 
  • URL 
  • 2014.10/28 19:20分 
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POTE

Author:POTE
家族:
ダンナ(じゃっく・仮名)
子供なし
婆さま(ダンナ母・90才要介護3 脳梗塞で左麻痺の車椅子)
爺さま(ダンナ父・2012.9逝去 享年95才 最後は要介護4の車椅子)

since2009.2.10

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