WINDING ROAD

在宅介護という名の過酷にして壮絶な終わりなき戦いの日々 自分の病気、ジツボとの関係 荒野に俺は一人だけ(笑)
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道の曲がり角

一世を風靡した「あまちゃん」放送終了後、

世代的にはこちらがドンピシャリだった「ごちそうさん」にのめり込み、
(実際には主人公の娘と同学年)

今また「花子とアン」と毎朝楽しみにしている婆様ですが、


大分、役者さんの判別や相関図が苦手になって来たようです。


「ごちそうさん」の、出征した長男が帰還した時も、疎開して久しぶりに登場した長女やお仲間がさっぱり見分けられず、

「これ誰?」の連発で、その都度「これは出征した息子」「これは疎開してた娘と無事帰国した娘の亭主」「これは空襲で焼け出される前、仲良しだった市場の人」と延々説明させられる羽目になりました。
(それでもイケズな和江さんはしっかり覚えてた 笑)

で、そのことは訪看さんにも報告済み(カルテにしっかり記入してた)なんですけど、


今放送中の「花子とアン」は先週末まで子役さんで、土曜日放送の最後で主人公を始め御学友や幼なじみ、兄弟が大人の俳優さんになったら、

もー誰が誰だか分からないようで、

これまた、地元の学校通ってた時、おんぶしてた赤ちゃんですよ、一番下の妹ですよ とか、
幼なじみで、妹を泣かせた悪戯の張本人と勘違いして、石盤叩き付けて割った男の子ですよ とか、
地主の息子だって鼻にかけてた悪ガキですよ と説明しても、

曖昧な表情で「はあ〜」とか呟いてるから、多分子供時代のエピソードと今の大人の役者さんは全く繋がっていないらしい。


故爺様も時代劇でヅラかぶった役者が出て来ると、もー全然見分けられなかったけど、

そんな感じになって来たなー。


因に、充分予想はしてたけど、

婆様「花子は主人公でしょう?なら、アンっていう子はどの子?」


…えーとですねー。

この主人公は将来翻訳作家さんになって、カナダの少女小説の「赤毛のアン」を日本語に翻訳して、ワタシ達日本人も日本語で「赤毛のアン」を読むことが出来たんです。

アンていう子がこの後ドラマに出てくる訳じゃなくて、あの有名な「赤毛のアン」の「アン」を翻訳した女流文筆家なんだって意味です。


今の処は納得してくれてますが、多分月一ペースで同じこと聞かれんじゃないかと。


ったく、そーゆー捻ったタイトル付けられると困るんだよなー。



「(前略)曲がり角を曲がったさきになにがあるのかは,わからないの。
でも,きっといちばんよいものにちがいないと思うの。
それにはまた,それのすてきによいところがあると思うわ。
その道がどんなふうにのびているかわからないけれど,どんな光と影があるのか--どんな景色が広がっているのか--どんな新しい美しさや曲がり角や,丘や谷が,そのさきにあるのか,それはわからないの」
「赤毛のアン」




そんな希望に満ちた思いで雄々しく決然と曲がり角を進んで行けるうちは良いのだけれど、

人は誰しも物語のように麗しく終わることは出来ない。

ワタシ達は老い衰え弱って消えて行かなければいけない生き物だから。


実子さん達は相変わらず能天気に楽天的に無責任に構えているようですが、
今年の秋で米寿を迎える婆様です。

ワタシは、婆様の曲がり角の空は以前よりだいぶ黄昏れて来たと思い、密かに警戒感を高めています。





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Comment

それなりに
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私も警戒感をだいぶ強めてきてます。
明日でも今日でも大丈夫なくらいです。

そんなこちらとは思いも違い父親は
まだまだ生き抜くつもりです(笑)

食事も普通、歩きにくくはなってますが
一人で歩けますし、なにせぼけてない。
でもいつも警戒している私たちのことはだれも
気にしてませんよね~
こっちが先だったらどうするんだろう~
まあ、そんときはそんときで良いか、ですね。
2014年04月18日(Fri) 11:16
>みかんさま
編集
身近な例でも、介護してた娘さんの方が脳梗塞で倒れ、気管切開で栄養補給という状態の方を知っています。
発語不能にもなってたっていうし、多分、療養施設から出られないんじゃないかな〜。

確かに両親二人を看てたので大変は大変だったと思いますが、認知症でもない、身体機能が弱いだけの親御さんだったので、本来要介護の立場の御両親の方が大事なひとり娘の惨事にショックを受けて居られました。

ワタシも爺様が居た頃は年寄り達によってたかって生気を吸い取られてんじゃないかと本気で思ってた時があります。
(だって、婆様専属になってから関節痛は消えるわ腰痛は無くなるわ幻聴もしないわ)
(どんだけ過酷だったことか)
(肉体的にもそうだったけど、多分精神的辛さが一番キツかった)

みかんさんもくれぐれも介護で身体を壊したりなさいませんように。
楽しい連休を過ごして下さい。

コメント有り難うございました。
2014年04月19日(Sat) 20:27
うちの母も…
編集
POTEさんの記事を読み、近距離見守り生活を始めて3年目のアルツ母のことを振り返ってみました。題して、「母と朝ドラ」

「梅ちゃん先生」はそれなりにストーリーを楽しんでいて、二人でこれをねたに盛り上がれました。
「純と愛」は、設定が微妙なうえに、主人公の母が若年性アルツになったりしたもので、自主規制。
「あまちゃん」は宮本信子さんが好きで見てたって感じです。
「ごちそうさん」誰が誰やらわからず…。かずえさんのイケズの場面は毎回楽しんでましたけど。
そして「花子とアン」…アンって誰?と毎回言ってます(爆)

今の母は、人物相関図が全く理解できないので、ストーリーを楽しんでいるのではなく、目の前で繰り広げられるあれこれを、ただそのとき「あはは~」と言って見てるだけ。うーーん、認知症って悲しいわ~。

母はまだ78歳。まだまだがんばりそうです。
確か心臓が悪かったのでは?胸部大動脈瘤があるのでは?と思うのですが、それを発見してからもう6年…。「私は心臓に爆弾を抱えてるから~♪」というのが母のお気に入りの台詞ですが、その爆弾、導火線が湿気ってないか?と思ってしまう鬼娘であります♪
2014年04月21日(Mon) 10:59
>ジンジャーさま
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お久しぶりです。お元気でしたか。
うちも朝ドラはそんなに熱心に見てない方でした。

爺様が居た頃は、起床からオムツ交換、着替え、洗願、歯磨き、朝食介助、ヒゲ剃り、トイレ誘導、ベッド送りと朝のスケジュールに謀殺されてテレビどころじゃ有りませんでしたしね。

婆様専属に昇格して、色々落ち着いて来たら、あまちゃんが話題になって、AKBもどきのアイドル目指して上京あたりから見出したら、婆さまもダンナさんも結構皆真剣に見ちゃいました。
で、朝ドラを見るという習慣が出来てしまったので、そのままごちそうさんになったら、婆様が食いつく事食いつく事(笑 青春時代のあれこれずーっと話してるんで音声多重放送みたいでした)、
その流れで、花子とアンも見てますが、記事に書いたように、最近言動に怪しい事が増えて来て、地味に警戒強めてます。

特に日程の事になると、覚えられなくなってきたようで、言ったそばから繰り返し同じ事を尋ねられます。
やっぱり認知症なんですかねー。まー、87だから当然っちゃあ当然ですが。
ワタシも素人じゃないんで(笑)、怒りもせずに何10回でも答えてます。

コメント有り難うございました。
2014年04月21日(Mon) 20:37












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