在宅介護という名の過酷にして壮絶な終わりなき戦いの日々 自分の病気、ジツボとの関係 荒野に俺は一人だけ(笑)

ひよっこ雑感

立志伝でも、戦中戦後絡みでも、震災関連でもない、

ごくごく市井の女の子の奮闘記で(お父さんの行方不明とか記憶喪失とかあったけど)、半年惹きつけるって凄いなー。

色々細かい部分の時代背景に凄く拘りがあって、じゃっくさんが感心してたのは
この↓稲刈りの家族写真。
hiyokko1.png

この時宗男おじさんが持っていたのがOLYMPUS PEN。
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普通、横位置で撮るときはカメラも横で、縦位置で撮るときはカメラを縦にしますよね。
OLYMPUS PENはハーフサイズカメラなので普通に構えて撮ったら全て縦長写真になり、横位置で撮る場合は縦構えにしないといけないカメラで、じゃっくさんは宗男おじさんが縦に構えた時点ですぐ分かったそうです。

ワタシ的ツボは一つは「ひよっこ」は随分手紙が登場するドラマで、
(そりゃ、ケータイもLINEも遠い未来の昭和40年だから当然だけど)
(実家でも、電話が設置される日があったよ)
(小一くらいまで自宅に電話がなかった時代)

女優の川本世津子さんがみね子に宛てた手紙の字は、年齢に似合わぬ丸っこい字体で、満足に学校に行けなかったであろう事情を推し測れるように、文中にひらがなが多かった。
hiyokkojoyuutegami.jpg
みね子の母がブラウスを送ってくれた時の添え状は母性溢れる文面と流麗な達筆で、
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手紙一枚でもそれぞれの半生が透けて見られるような、

それはおそらくドラマの本筋とは直接関係がなくとも、育ちや学歴、性格、成長過程等々を細かく設定できているからに他ならないからだと思うのです。

故栗本薫は執筆の際、登場人物の性格のみならず本筋には出てこなくともその親子関係、服の好みや食事の好物、幼少期のエピソード等々まで事細かに考えていたそうですから。

ワタシ的ツボ二つ目はアパートの大家の富さんが添い遂げられなかった愛しい人の死後、ゆっくりと眠りに落ちていき、
すずふり亭の鈴子さんがまさかと最悪の事態を覚悟しながら、息を確かめようと近づいたところ、

ぱっと眼を見開き、「まだ死んでないわよ」

いやいやいや、ここ、いろんな意味で大爆笑でしたよ、ワタクシ。

あと、終盤の奥茨城の母の会の、「俺と一緒に生きてくれ」「断る!」「俺と…」「断る!」も笑かしてもらいましたわ。
是非言ってみてえ。

ともあれ、ドラマだからって、そこ、そんないい加減でいいのか?とツッコミたくなるような作品もありますが、
「ひよっこ」はどんぱちも戦争もアイドルも絡めずとも(ヒデくんとの恋のダンスには痒うて痒うて 笑)、制作側と俳優陣が誠実に丁寧に丹念に誠実に物語を作り上げていき、

どんなに降って湧いたような災難や苦難や悲しいことがあったとしても、そこから逃げず、誰かのせいにするでもなく、捨て鉢にもならず「幸せになることを諦めない」健気さで成功した珠玉のドラマであったと思います。

みね子ちゃん、半年間、楽しませてくれてありがとうございました。






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