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WINDING ROAD

在宅介護という名の過酷にして壮絶な終わりなき戦いの日々 自分の病気、ジツボとの関係 荒野に俺は一人だけ(笑)

波乱満載の弥涼暮月・2

台風接近に刺激された前線が活発な雨を降らせ、

テレビでも避難や警戒を繰り返し呼びかけ、

挫創が治らないばかりか、転落を繰り返す超高齢老母を抱え、
(自室でずーーーーっと独り言言うようになったよ)
(意図的なのか無意識なのか)
(念仏唱えるみたいに、痛いとかバカとか助けてとかしょうがないとか早く迎えにきてとかみんなに悪いとか言い続けてる)

歳も歳だから、そういう症状が出るのも不思議ではないとはいえ、これに付き合う家族は大変で、

まあ、ワタシも実父や爺さまのせん妄や躁鬱で経験してるから、割と聞き流せていますが、
(また言ってる〜、まあ言わせてりゃいいか〜、ちょっとうるさいけどな〜な緩〜い許容)

正常だった家族が「こんなになっちゃった」と当惑と動揺するケースはすごく多いんだろうとは思います。

ともあれ、そんな不穏な夜に(疲れて)眠りにつき、

午前3時にチャイムが鳴った。


まず思ったのは「誰?」

そして、次に思ったのは「無視するか(真夜中だし、怖いし)」

ところが、ここで、隣に寝ていたじゃっくが起き出し、玄関に出て対応するのかと思ったら、あのヤロ


トイレに行きおった。
トイレかよっっ‼︎
(母親だけじゃなく息子も頻尿)

で、

せっかく、チャイムシカトしようと思ってたのに、トイレ(2F)の照明が点いたもんだから、

家人が起きたのが来訪者に分かったらしく、一層チャイムが連打され、もはやスルー出来ない状況になり、

渋々起き出して階段を降りる際、階段横にある小窓から外を見ると、
パトカーと、雨具装備の警官らしき姿が。

パパパ パトカー?

何?うちの外で誰か行き倒れてる?それとも車に何かされてる?え?え?と慌てて階下に下り、

玄関天井灯を点けると、「夜分すいませーん」と若い男性の声。

鍵を開け、ドアを細目に開けると、雨具を着た若いお巡りさんが
「突然済みません。POTE村さんの裏の植木なんですけれど、道路の方に倒れてしまって車が通れなくなってるんですよ」

そこへトイレから出てきたじゃっく氏が加わって、現場確認はじゃっく氏が傘差して同行。

うちの北側は一通道路に面してるんですが、
建て替えた1999から植えっぱなしの生垣コニファーがかなり伸びてボサボサになってたんですが、

↓こんな感じ
ikegaki2363.png
(イメージです)
(うちの生垣はもっとボサボサの大暴れ状態)

この、端っこの2本が道路側に最敬礼するように大きく傾いており、

説明の警官が「このままだと通行に危険なので、許可いただければ切ってしまいたいんですが」

で、じゃっく氏が了解し、そうこうしてたらパトカーが更に集まって来て(最終的に3台集まった)、

ガタイの良いお巡りさんがあっという間にコニファーを切断し、

でも、切った植木を片付け、撤去することは警察はできないので(そりゃそーだ)、

切った部分は敷地内に入れていただき、その場は解散。

やれやれと今度こそ寝直して、眠りに落ちた午前4時、

今度は自治体からの洪水警報メールが鳴り響いた。
(ヒー!寝かしてくれー!!)



続く




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波乱満載の弥涼暮月・1

6/2金 21時過ぎ
リビングで、ミュージックステーションのマンウィズ×miletの鬼滅主題歌0P・EDノリノリで聴いてました


ら、


ミュージックステーションMCのタモリさんの喋りに混じって、


和室から婆さまの「おかーさーん!落ちたー!おかあさーん‼︎」の喚き声が。

うわっとリビングを飛び出し、和室の襖を引き開けると、

介護ベッドと、
ポータブルトイレと、
室内用車椅子の間に、

婆さまが落ちてたんですけど、
(この配置は毎度同じ)

けど、

この日、いつもと違っていたのは

横倒しに倒れている婆さまが

上半身マッパだったというねー。
( ̄□ ̄;)一体ドーシテ コーナッタ⁉︎

ポータブルトイレセットは即ち就寝セットなので、

夕食後、トイレ・歯磨きを済ませ、普段着からパジャマに着替えた(当然着替え介助した)筈なので、

自分で下着シャツもパジャマ上着も脱いだことになるのだが、

マッパだと起き上がり介助も立ち上がり介助も出来ないので、

とにかく座らせ(上体立たせるだけでも往生したわー)、服を着せ(無意味に手足ばたつかせて全然指示入らん)、介護ベッドの高さを最低位置に下げ、リビングにとって返し、

「おとーちゃん、腰ベルト巻いて集合ですっっ!!」

で、

二人がかりで介護ベッドに戻し、寝かしつけ、ベッドの高さを戻して作業終了。

「どうしてこんなことにー」とか(知らねーよ!)、
「どうして落ちたのー」とか(ワタシが聞きたいですわー!)、
「お父ちゃん呼んできてよー」(呼んで、一緒に拾ってる最中ですっっ)とか、

邪魔ばっかりされました(ぜいぜい…)。

翌6/3土 7:30 台風2号接近の影響を受けた大雨で(つーても豪雨とまではいかない普通の雨程度でしたが)、

5/23火に発症した尻の挫創の痛みと、前夜の転落の打撲痛もあって、気に入りのデイなのに婆さまが行くのを渋り、
(多分、雨の中、送迎車乗降するのが嫌と見た)
(挫創以前から天気悪い日のデイは気が進まない)
(でも、今回のように「行かない(行けない)」と言ったのは初めて)

まあ、こちらにも予定はあったけど、どちらにせよ雨だし、本人が行きたがらないのを無理に行かせるのもどうよと、

8:00にデイに欠席の連絡。
(挫創の尻の痛みについては周知されているらしく、「お尻、そんなに痛いんですか?」と心配していただきました)
(昨夜も転落しちゃって〜と話すと「無理しないでお大事にしてください」って言っていただきました)
(14年もお世話になって)
(出来れば最後までお世話になりたいと考えていますが)
(今が最後なのか、それともまだもうしばらくこの先が続くのか)
(お尻の傷さえ治ってくれればな〜)

で、息子夫婦は買い物もランチも諦め、老母のお世話に明け暮れ、
(1時間に2~4回のトイレ介助)
(起床から就寝までの15時間で30~60回近いトイレ介助と)
(お水が欲しいとか、ジュースが欲しいとか、カーテン開けてくれとか閉めてくれとか、寂しいとかのヘルプコール)

雨もひどくなってきたので、大人しく(ワタシは疲労困憊)早めに就寝。
(深夜帯はポータブル使用)
(そこまで従事してたら俺が死ぬ)

その、夜。

チャイムの音で目が醒める。

スマホの時計を確認すると、AM3:00。







3:00?
え?



続く




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安否報告

台風直撃はなかったですが、東京下町もかなりの雨で、

3土は婆さまがデイ利用を嫌がり欠席。
(おかげで朝から晩までトイレ介助でワタシの膝が危険水域)

今日は無事デイに行ってくれました。

ワタシはやることが多すぎで、ちょっと放置ちう。

転落(またやったのよ)やら
台風ネタやら
スマホの留守電に何度もメッセージ入ってる間違い電話やら
実母の死去記事も全然手付かずで(弟に任せっきりなんだけど葬儀依頼連絡なし)、

すんません。

とりあえず、生きて何とかやってますです、はい。





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超高齢者の皮膚損傷

介護ベッドからの(ずり落ち)転落を始め、

車椅子・トイレ便座の移乗失敗等々で、頻繁に臀部に擦りむき傷を作る婆さまですが、

今回の挫創(尻のすりむけ)は発症から11日経過した今も、残念ながら傷が塞がらず、疼痛も強く、回復が停滞しているのが現状です。

月曜のデイにご機嫌よく出かけ、お風呂に入れてもらい、連絡帳にも特に記載はなかったのに、
翌火曜の朝食後のトイレ介助の時、リハパンを引き上げようとして、リハパン内側に点々と血のシミ発見。

慌てて確認すると、尾骨上の2箇所に直径1cm程度の擦りむきが出来ており、表面は白く、周辺縁に赤く血が滲み、そこから湿潤液が滲み出てリハパン内側に付着したと思われる。

ゲンタシン塗布で様子見と、更に翌日水曜のデイでも大判の傷テープとゲンタシン軟膏を入れ、入浴後の手当を依頼。
同日、かかりつけN医院に傷部分のスマホ写真を提示し、抗菌剤処方の相談するも、とりあえずアズノール対応で様子見を勧められる。

その次の日が訪看リハビリだったので、訪看さんに傷を見てもらい相談、その場で医療用保護フィルムを貼ってもらい、翌日土曜のデイの入浴で交換してもらうように予備のフィルムも頂けたが、

何しろ1時間に2~4回の頻尿で、深夜帯はポータブルで自分でトイレ使用になる為、下衣の上げ下げだけで必死で、折角貼ってもらった保護フィルムは一晩保たず、翌朝挫創部分丸出し。

その後もデイと連絡を取りながらアズノール塗布で様子を見るが、1週間経過しても挫創面が縮小せず。

火曜にN医師にメール相談し、疼痛コントロールを優先するため、就寝前服用のロキソニンを毎食後服用するよう指示される。

木曜の訪看さんに状況に変化なしを伝え、再度傷部分にアズノール塗布し、保護フィルム貼布。
(今回は1.5日保った)

傷に障らないように、凄く気を遣いながら体操もさせてくださいました。
でも、挫創部分以外も痛みを訴えてて、
傷そのものも痛いんだろうけれど、傷以外の尾骨周辺は本当に骨と皮だけになってしまっているので、そこの部位は何しても痛がってて、

痛いのは傷そのものというより、尾骨まわりに疼痛があるのかも。



で、フィルム貼ってもらった翌日の、今日の昼のトイレ介助でついにフィルムがずれてしまい、

昼食後、ヨメが新規の絆創膏でアズノール塗布し、それを保護フィルムで覆ったんですけど、
(100均で揃った)

この保護フィルムって、自分が入院中、さんざん点滴とかで使用したんですけど、あくまで貼られる患者側で、貼ったことなかったので、

結構大変でした。

フィルムのパッケージ裏にも使用方法がイラストで説明されてますし、看護師さんが婆さまに貼ってくださってるのも横で見てるんですけど、

見るとやるとじゃ大違いですわ。

剥離紙の裏が2分割になってるんですけど、
広い方を先に剥がして、
粘着面を傷あてガーゼの上に重ねて貼り付け、
一番上の硬めの透明フィルムを剥がすと柔らかい透明フィルムが密着して出来上がり なんですが、
↓クリックで拡大します
dressing film


これ、流れるような手捌きでやってくださった看護師さんを尊敬します。

大体、うちの婆さまはうつ伏せになれないので、ベッド柵に捕まって身体を横に立ててもらった状態で素早く処置しないといけないから大変なのよ。

まあとりあえず、ワタシ一人でも交換できるようになったので、後は依れたり捲れたりしたら新しいの貼るだけなんだけど。

10日も経ってんのに、何で挫創が治らないんだろう。
以前は1週間程度で小さくなったんだけどなー。

熱は平熱、血圧も正常、Spo2は98もあって、食事は完食してるし、トイレもぶりぶり快調だけど、やっぱり96歳の超高齢者だから、目に見えない部分で総体的な免疫が低下してるんだろうか。

さすがに、なかなか良くならないので婆さま本人も不安なようですが、

頻尿は相変わらずなので、今日も既に10回近くトイレコールで呼ばれてます。





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台風2号

沖縄からは遠ざかりつつありますが、
沖縄の皆さんお疲れ様でございました

今後台風進路にある中国、四国、近畿、東海では「線状降水帯」が発生しやすい状態だそうです。

不要不急の外出は控え、
とはいえ、エッセンシャルワーカーはじめ公共業務に従事の、現場出勤しなくてどーするっつー職種の方も大勢居られるでしょうから、
くれぐれもお気をつけください


気象情報や自治体から発表される情報をこまめに確認し、早め早めの行動を心がけてください。

東京は今夜日付が変わった後以降が相当量の大雨の予報になっています。
当方は一級河川の他、複数の用水路等川に囲まれている地域なので、近隣のポンプ施設の稼働力に頼っています。

どなた様もご安全にー。





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